「「なんだこいつ」キャラが多い。」ディセント2 かなりあさんの映画レビュー(感想・評価)
「なんだこいつ」キャラが多い。
・洞窟でのひと悶着後から数日後、記憶を失っていたサラを引き連れ、友人たちを捜索すべく救助隊出発。
・記憶を取り戻し、捜索隊を殴り蹴りして進むサラ。2のサラ、顔が歴戦の戦士なのよ。『ザ・ハント』の主人公みたい。
・敵にバレないように話し声は極小、でも敵が出るシーンの音は大きいため音量調整にかなり困る。
・「敵は盲目だから声を出すな」って言ってるのにネズミが横を通って叫ぶ保安官助手さぁ…。
・ジュノが生きていた!
・あそこまでしておいて、無事生きていたジュノの提案(その前に取っ組み合いもする)を拒否するサラ(と保安官助手)。
サラが見つけた抜け穴が恐らく奴らの出入り口で、奴らの出口を見つけだすしか方法はないでしょう。なんで拒否するんだ…。
その流れで保安官に強制的に手錠をつけられるサラ。
・そして明らかに一人ずつしか渡れない石の道を見ても「一緒に渡る」と言い張る保安官のおかげで、石が落ちる。
手錠がついているのでサラも落ちそうになり、サラに助けを請われ助けるジュノ(ピッケルで保安官の手を落としたのは保安官助手)。
・あと一歩で出られる、といったところで捜索隊の一般男(落下していた)がジュノの手を掴んでしまい、敵に気付かれる。
今度はジュノを見殺しにせず助けるも、ジュノは死亡。
ジュノ「私が悪かった」サラ「もういいのよ」との会話後、たっぷりのお別れ時間を取る。その際にジュノの持ち物であるポールとのネックレスを返却。
うん、いいですね。でも長かったねお別れまでの時間が。
またもや敵に囲まれてしまい、叫ぶサラ(恐らく保安官助手は娘がいるので逃がすため)。逃げる保安官助手。
同じく音を出さない系の作品と同じじゃん、と思ったけど多分こっちのが先か。
・しかし最初に手を貸していた廃坑小屋の持ち主が保安官助手を殺し、今まさに脱出した穴に置く。
そして暗闇の中、敵がばあっと出てくる演出で終わり。
「こいつなんなの?」というキャラが多くてちょっと…。
特に保安官!一度サラに逃げられたとはいえ、手錠外さないのはもうバカすぎる。
今回は閉所恐怖症にはかなりきつい、特に捜索隊女のシーンや、水の中を進むシーン。苦しくなるね。
1だけで良かったかもしれない。
1だけだったらサラジュノの仲たがいはそのままだったけど、犠牲が増えることもなかったし。
ジュノは基本人助けをしようって性格の人なんですね、そもそも論で彼女のせいだけど。
オチにはかなり驚いたけども、救いがなさすぎる。