SP 野望篇のレビュー・感想・評価
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TV版は見ていないけれど。
TVの深夜放送を、見よう!見よう!と思いつつ、睡魔に勝てず、結局一回も見ていない。
見ておくべきだった。。。
せめて、尾形と井上の関係など、作品中に簡単な説明はあるけれど、知っておくほうが楽しめる。
序盤のアクションは見応え有り!
逃げるテロリスト。
追う岡田君。
走る!走る!!
飛ぶ!
戦う!
肉体改造された岡田君。
優しいお顔立ちが、いつも苦痛に満ちていて。。。
厳しいSPの仕事をしているという違和感なし。
ラストのテロリストとの戦いも、見る者を飽きさせず、どんどん進んでいく。
人を小馬鹿にしたようなお面の使い方も良い。
ストーリーは、エボリューション編へと繋がっていく。
堤真一さんの、≪良い方の顔≫と、≪悪い方の顔≫の使い分けが、素敵。
香川照之さんの、不敵な表情が良い。
それにしても、≪大義≫って、何?
尾形を、そんなにも追い詰めてまでさせる≪大義≫って。
気になる~。
来年ですか。
待ち遠しいです。
作り手の楽しさが伝わる
TV版は見ていない。出演者の顔ぶれにつられて観に行った。
岡田准一扮するSP井上が、危険を察知する能力“シンクロ”や、一瞬で物事を映像として記憶する“フォトグラフィック・メモリー”などの特殊能力を持つことなど、まったく知らなかった。というか完全に予想外。そんな予備知識のない人に対し、丁寧な解説は一切ない。映画初監督の波多野貴文と脚本の金城一紀がとった手段は、冒頭のイベントに於けるテロ事件で、そのすべてを“見せる”だった。井上の能力はもちろん、彼らの班の人間関係もほぼ理解できる。一見、荒っぽいように見えるが、映画を観る側を信頼したスマートな切り出しと言える。くどい台詞やスーパーによる解説なんていうのは、観客の理解能力を信用していないか、自らの映像に含まれた情報量に自信がないかどちらかだ。
冒頭の追跡劇20分は、波多野監督もアクション監督も楽しかったことだろう。日本の映画で、これだけ物量を消耗したアクションはそうそう撮れる機会はない。
岡田准一もアクション・スターとして境地を開いた。もともとこのひとは若手の中でも幅広い役が演じられる逸材だ。
後半は、井上ただひとりをターゲットにしたテロや、政府高官をとりまく警備のずさんさなど、首をひねるところはある。それでも無駄に時間を稼がず90分そこそこにまとめたあたり、予算と時間を使ったA的B級作品が作れるようになったことは邦画界にとって喜ばしい。
う〜ん
求めすぎたのか期待し過ぎたのか…
お金はかかってるかもしれないけど、映画である必要があるかは疑問。
まるっきりのTV版の続きでしたし、あまりTV版を観ていない人には何か疑問が残りそうで。
TVのスペシャルで放送したらいいんじゃない?…という感じでした。
しかも続きの公開が数ヶ月先というのも頂けない感じで。
時間長くてもパパッと観たいんですよ、こういうアクションものは。
ロードオブザリングを彷彿とさせる映画丸々一本予告編(苦笑)といった感覚にどうしてもなっちゃうので、この評価にしました。
ともあれ、アクション映画にしては、かなり頑張ってるな!という感じでしたので、TV版を観てる方でアクション好きな方にはオススメです。
興奮とツッコミどころ満載!!
気合の入った劇場版!!!!
SP映画版!待ち焦がれましたッッ!!いぇあっ!!!こんなに待たされるなんて!
やっと公開される訳ですね!!心待ちにしてましたよ!!!
岡田君!堤さん!真木よう子!いぇあっ!!
…という、まあ、ミーハー側の人間でありますよ。私はw
いや、うん。まあ、心得てます。
テレビドラマが好評を博したから映画版やります!て流れは、ドラマのファンにとっては、とても結構なこってす。嬉しい朗報でもあります。
ただ、ただですよw
この向きを『純粋』『良質』な映画だけ観たいという、熱心な映画ファンは必ずしも歓迎しません。
むしろ憎んでいる…悪だと言い切ってる方々も少なくないです。
それのどっちが正しい?どっちが間違ってる?なんて議論で生粋の映画ファンと討論したら、自分はコテンパンに叩きのめされるんでしょうね。
でもね、映画の格式やら在り方は忘れて欲しいと思う、SPのアクションには。
今回の劇場版はとても良かったと思いますよ。
製作陣がドラマの続編という意識を敢えて薄めて、アクションのダイナミズムに特化してる印象を受けました。
映画的規模の大きなストーリーとアクロバティックなアクションは純粋に胸躍りましたし、ハラハラしたし楽しかった!本当に!
要するに、映画だったんですよ。今作は。
思い入れの無い人は勿論、思い入れのある人なら尚更!そんな仕上がりだと思います。
エンジョイ!
『革命編』に続く。
2007年11月から2008年1月までTV放送された人気作品の映画化。そのTVレギュラー放送の最後に尾形の「大義のためだ」と言う謎の言葉を残して終了していましたが、その意味が、これから明かされます。
フジテレビの作品のはずなのですが、冒頭のシーンは、テレビ朝日のある六本木ヒルズ・・・って言うか、テレビ朝日の目の前の六本木ヒルズアリーナ。これって、アリですか(笑)。まぁ、アリなんでしょうね。ああ言うイベントは、普通に六本木ヒルズアリーナで行われそうですからね。リアリティという観点では、非常に良い選択だと思います。
機材・撮影・音響・カラーリングに、ハリウッドの一流スタッフが参加していますが、その甲斐あって、非常に高いクオリティに仕上がっています。冒頭の爆破シーンや、その爆破シーンから続く交差点のシーンなどは、明らかにCGなのですが、有りがちな安っぽいCGではなく、本物と見間違うかのような非常にクオリティの高いCGに仕上がっています。また、カラーリングも、テクニカラーの技術を使い、自然かつ判りやすいカラーリングに仕上がっています。
物語自体も、中々見せます。元々もこのSPは、TVレギュラー放送の頃から、従来の警察モノとは違い、アクションシーンにリアリティを追求していますが、映画でもその意気込みは十分。上映開始直後から約20分間、井上のアクションが続くんですが、そんなに長いとは思いませんでした。それほど充実しています。
また、物語終盤の警護課第四係の四人による官房長官の警護ですが、単調になりがちな警護シーンなんですが、様々に襲いかかる危機で単調なリズムに変化を加えて、見事なアクションシーンへと変化させています。
こちらの『野望篇』は“EpisodeV”と表現される通り、TVシリーズからの引き続きの物語ということが強調されています。この後の『革命編』で finalなんですが、そちらは、Final Episodeと言う事になっています。警護課第四係に新人が来たのは、『革命編』への伏線と考えて良いのでしょうか?
V6の岡田君は、もうすっかり井上薫でした!
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