「大切なものとは」RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 アスカフェニックスさんの映画レビュー(感想・評価)
大切なものとは
なんだか懐かしい気分になれる映画です。
最近は3D映画などが主流になってきていますが、このような派手さはありませんが心に響く作品に好感が持てます。
将来が約束されたエリートがとある理由から会社を辞める。
あまりにも呆気なく辞められるあたりは映画です。
ただ、その勇気ある決断が彼の人生を大きく変えていくのです。
鉄道員になったあとの中井貴一の表情は実にゆとりのある笑顔です。
忘れていた優しさを取り戻しくれる姿が見て取れます。
そして時折見せる笑顔を見ているとホッとした気持ちになれます。
また、他の出演者たちの想いも画面から伝わってきます。
大切なものが何かを想い出せてくれる作品に感謝するばかりです。
コメントする