マイレージ、マイライフのレビュー・感想・評価
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食わず嫌いだった
ジョージ・クルーニーがなんとなく苦手だったのだが、ふとできた暇をつぶす目的で気まぐれから鑑賞した。
結果、ウェルメイドな小品として十分楽しめた。
彼氏に振られたアナ・ケンドリックに対し、その経緯を皮肉ったクルーニーの一言には爆笑した。
そんなに深くもなく、過去にも似たようなテーマの作品がいくつもあるが、少しばかり設定をいじると、まだこれだけ気軽に楽しめる作品を作れる。
こういうワンパターンが、何となく安心できる作品を提供できるうちは、ハリウッド映画も悪くないと思えた。
アナ・ケンドリックが見ごたえあり
ミュージカルに出てるイメージだったけど出来るエリート女子も演じられるんだという意外な発見があった。
ジョージ・クルーニーが淡々とリストラの仕事をこなしているのとは対照的に、アナ・ケンドリックのシーンになるといかに人を切るのが辛いことか、想像させられる。
無駄な描写がほとんどない。素晴らしい映画。
映画好きな人たちがここにレビューを残していっているのは間違いない事...
映画好きな人たちがここにレビューを残していっているのは間違いない事実だと思います。
映画を見るときにはやはり自分の人生と投影してみてしまうものだと、だからこそ面白いのだと思います。
私は偉そうな立場や言葉でものを言える人間ではないですが、映画によって人生観を変えるではなく広げてもらっていると思っています。
生きていく上で仕事、結婚は避けては通れない道です。だからこそ悩み立ち止まり迷うのだと思います。どちらかが悪いことと決め付けるわけではなく。
強く言われると人間怯んじゃいますよね
だからこそライトにメッセージを伝えてくれたこの映画に感謝しようと思います。
皆さんが素敵な作品に出会えて世界が広がりますように。
飛行機が自宅みたいになっている男
あなたは一人で生きていく派ですか?
それとも誰かと生きていく派ですか?
というようなことがテーマになっている。
というが、主人公がジョージクルーニーなんだよな…。
カッコ良すぎて、全然真面目に悩んでいるように見えない。
本人の気分ひとつ、匙加減ひとつでどうにでもできるわけで。
好きにしたらいいんじゃない?と思ってしまった。
話としてはなかなか面白かった。
正解はない
重い話をスタイリッシュにコミカルに描くことで、入りやすくするのね。
人生に正解はないけれど、一度は選ぼうとした主人公の揺らぎこそが正解を示しているということか。
さすがジョージ・クルーニーはスタイリッシュなだけでなく、揺らいだ後のちょっと緩んだ感じとかもその立ち居振る舞いだけで表現してて凄いねと思わせられる…
アナ・ケンドリックに萌え〜
リストラ宣告人という、アメリカならでは(?)の職業が題材になっていて、日本人にはとっつきにくいのかと思ったけど、意外と日本にも置き換えれるような普遍的なテーマだったので、解りやすかった。
とにかく、ジョージ・クルーニーがかっこイイ彼は白髪だし、いったいいくつなんだ?
あと、ナタリー役の娘(アナ・ケンドリック)がかなり可愛かったです♪
まぁまぁかな
また観たい✨って気にはならなかったけど、観て損した気分ではない。主人公の年配層の考えと、女優さんの若年層の考えが一致せず、ぶつかり合うけれども、どちらの考えも大切で、1つの意見なんだなって思った。
ストーリーの進み方が良く、展開がちょうどよかった。
なんと素晴らしいカット割り!
話の内容はともかく、カット割りがとても素晴らしかったです!一つの動作を描くのに数カットも使うという斬新さに驚きました。しかも違和感がなく、話のテンポを崩さないまま展開していくので、あっという間でした!
さて、ストーリーに関してですが、僕のような高校生には、まだ共感できない点が多々あるものでした。最近こういう作品に出会う機会が多く、さらに映画の世界が広がった気がします。
見終わって…
最近NHKBSシネマでやっていて、今回で2回目の鑑賞なんですが、主人公に気持ちが入り込みそうで、途中ナタリーに気持ちがいったりする。ころころ気持ちが入り込む相手が変わり、最後には人物にもストーリーにも入り込めなくて終わってしまう。
一言だと、うんちを全て出し切っていない感じの作品。
とってもスマートな映画でした
初めてジェイソン・ライトマン監督の映画を観ました! 巷間、言われている実力、存分に感じられましたね!
テンポよく見せたり、じっくり見せたり、その緩急がとっても上手だと感じました。ある種、外さないなという安心感を持ってみれる監督って感じがしましたね。
女性も、綺麗だったね!
ジョージクルーニーの映画
彼のファンなので観ましたが…
何が言いたいか分からず、イマイチすっきりしませんでした。
でも主演だし相変わらず渋いところをみれるのでまぁ良かったのかなと思います。
もう観ないつもりですが、自分がとしを重ねたら感じることがあるのだろうか…
なぜかジャケットのせいで敬遠していた映画
人間の描き方が多少キャラクターありきの感もあったりするが、全体的に抑え目の演出で落ち着いて見られた。
ジョージクルーニーにしたら素に近い役柄だったのではないか。知らんが。
仕事をほっぽり出して会いにいった女に裏切られる男。なんて悲しいのだろう。胸に刺さるな、男としては。
最後はちょっとくどいかな。メッセージはそんなに念を押さなくてもストーリーに出てる。
Up in the air
素晴らしい映画だった。時代をある角度から、見つめた作品で、人の心情の空虚さを表しているものだ。
全体的に、一つの雰囲気を作るものとして、映像、音楽、俳優が見事に合っていたと思う。
原題「Up in the air」は最後に流れる歌を考慮したものだと思われる。それを壊した日本語版スタッフには少し怒りを覚えた。せめて「宙に揺れて」などと言った詩的な邦題が良かった。
抜群の映像センス
「シャドウプレイ」製作によるオープニング、テンポの良いカットの一つ一つ、抜群の映像とセリフのセンスが素晴らしい。
今作はキャスティングも素晴らしい。
年のほとんどを飛行機で生きる孤独な「解雇請負人」の生き方を通して人生の価値や家族の意味を問う作品。
人を解雇する現場にインターネットという手段を持ち込まれ、「人」対「人」の誠意が無くなると言って反発するライアン、
しかし、バックパックに背負えるものだけを持って生きるという心情を持つ彼は必要以上の「人」対「人」の関係を持つことを嫌う…。 主人公は多感な思春期の少年達では無く、変わることも変えることも難しい色々な「もの」を背負った立派な大人の物語。
宙ぶらりんな人々の人生を後味良く描いている、そういう意味でも「マイレージ、マイライフ」の邦題より「UP IN THE AIR」の原題の方が作品を的確に表しているように思う。
人は誰でも、絆を求める
主人公(ジョージ・クルーニー)は、訴訟を恐れる企業に代わって社員のリストラ対象者にクビを告げるいわば、“リストラ請負人”。1年のうち322日出張する彼の唯一の趣味は、飛行機のマイレージ・ポイントを貯めること。目標は1000万マイルを貯める。そうすれば飛行機の機体に名前が乗り、機長と面会ができるからだ。しかし、暗雲が立ち込める。若い優秀な部下が現れ、経費削減策を打ち出し、ネット上でリストラ宣告をするように会社に提案したのだ。さて、主人公はどうする!
オヤジ世代とネット世代。分かり合えるか、分かり合えないのか。
恋人を作らず、気ままに全米を飛び回る彼でも、中年男の宿命か孤独感がおそう。
その中年男の孤独感を、前作『JUNO ジュノ』でわずか31歳でアカデミー監督賞にノミネートされたジェイソン・ライトマンが爽やかに演出する。
それにしてもジョージ兄貴の演技が渋すぎる。
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