ダーリンは外国人のレビュー・感想・評価
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毒にも薬にもならない恋愛ドラマ
原作コミックを集めているわけではないし、まともに読んだことはないけれど、一度は誰もがチラッと目にしたことがあるんじゃないか。真面目に読んではいないけど、ダンナさんのキャラクターとか、オモシロいと思う。
そんなコミックの映画化だから、どうなるのかと思いきや……まあ、毒にも薬にもならない恋愛ドラマになっていた。もうちょっとカルチャーギャップとかオモシロ可笑しくできたのではないか?
相手が外国人であろうと日本人であろうと同じ人間、大切なことは同じ……と言いたいことはわかるのだけど、だからこそ、この設定の物語をやる意味がわからない。2人が乗り越えるべき壁もスケールが小さい。家事をやるとかやらないとか……。
ナニ人なんて、関係ねえー!?
お独り様では、見に行きづらいタイプか?、と思い込んでたけど…
どうして、どうして、…ベテランが、泣かせてくれました。
でも、でも、だけど…やっぱり、「結婚に踏みきれない2人」とかに、観てもらいたいタイプかな?
異国の人と(結婚まで、しないまでも…)接する事で、改めて、気付かされたり、思い知らされるのは、自分らが、意外と、っていうより「全然!?」、自国の事を何も知らなかったり、知ろうともしていなかったりする事…
何人(なにじん)とか、関係無しに、「個々の人間性が、大事で、重要なんだなあ」なんて改めて、感じさせられました。
ちなみに(ココいら辺が、ネタバレなんで、まだの方は、鑑賞後に、どうぞ)、
ふたりの仲を認めていなかった主人公の父親が、突然、倒れてしまった時に、
一緒に駆けつけたダーリンが、そんな父親とふたりきりで、取り残された気まづい空気を覆そうとしてか?、
病室に流れるTVのブランチ・リーポーター(?)の間違った日本語使用法を指摘する
「"全然"の後は、否定形が正しいでぇす、〜」の件は、
あえて(笑)、コノ手の話題に、関心の有りそうな人達と予想して報告しておくと、偶々、見た"NHKの日本語を扱った番組"で、解説していた言語系の学者だか、研究者によると、
(否定形を省略した表現だから、)使用法としては、「"全然"(!?)、大丈夫!」なんだそうな…
再度、あえて、言わせてもらうと、
TBSサンは、
なんで?ドラマ化を先にしなかったんだろう?
映画よりドラマ向きのような気がしたんだけど…←気のせい?
その方が、その時の話題を盛り込んだり、新しい(言語系の)学説や研究成果を絡めたりできて、映画制作に向けて、発展、展開、話題作りにも効果的だったのでは?←大きな御世話か?
ことわざ勉強会。
これも原作本の小冊子が劇場に置いてあった。
…確かに面白い!
少し読んだだけでもグイグイ惹き込まれる。
特にドラマ性があるのではなく、外国人との
ギャップを日常の生活の中で表現しただけの
単純なお且つホンワカとした作品。
ややマニアックな表現があったりして^^;
トニーという人格が浮き彫りになるところがイイ。
映画の方はこの原作にドラマ性を与え、
この二人の夫婦行脚を描いているという感じ。
しかし決してテンポがいいというわけでもなく^^;
ほぼ素人同然の(顔はイケメンだが)J・シェアの
演技はカチカチ☆コチコチ☆でかえって笑える。
実際のトニーはもう少し落ち着いた感じがするが
心中はあんなに純粋で可愛い人かと感心した。
(ちなみに御本人は神父役、原作者は参列者役で
何回か映ります。ポスター、チラシ裏面参照を)
国際結婚。なんて聞くと本当に難しそう。
冒頭に何組かのカップルが登場して話をするが
へぇ~!という意外な話ばかり。
それでも結婚しちゃったんだから(爆)あとはもう
そういう価値観の違いやギャップなど、あらゆる
相違点をお互いに熟知し受け入れることになる。
いや~日本人同士だって^^;
結婚すればいろいろあるんですから(爆)
そこはもう、国際云々の話ではないと思うけど。
ただ私が感じたのは、親の心配だった。
大竹しのぶ・國村隼の演技は相当な巧さだったが、
実際に我が子が国際結婚となれば、不安だし、
とお~くへ行ってしまうんじゃないかと寂しくもあり、
ご両人の気持ちが自分の気持ちと重なってしまう。
そりゃ、我が子が好きになったのなら仕方ない。
大竹しのぶが夫婦の在り方を語るシーンがイイ。
様々な試練を乗り越え、ようやく漫画家として
デビューできたさおりだが、次々と不幸が襲う。
トニーも懸命に彼女を支え続けるのだったが…。
特に意外性のある展開はなく、意外といえば、
次はトニーが何て言うんだろ!?くらいのものだ^^;
決して度肝を抜かれる生活というのでもないが、
平坦な毎日の中に幾らでも幸せは詰まっている。
お互いを理解し合うには、それに気づいたらまず
相手に感謝するのが一番だなと感じさせてくれる。
(あと正しい日本語ね^^;ゼンゼンのあとは非定形。)
思わずホロリとします。
小栗左多里氏の人気コミックエッセー「ダーリンは外国人」の映画化。
さおりがトニーと付き合い始めた頃から、結婚するまでの時期が、舞台に設定されています。映画化されているこれらのエピソードが実際にこの時期のモノかは不明ですが、エピソードそのものは、原作本で見たものが多いので、実際に起きたことだと思います。
面白いエピソードばかりなので、基本的なトーンは『笑』なのですが、物語終盤のさおりとトニーの仲に暗雲が立ち込める所辺りで、迂闊にも、「良い話だぁ」と思って泣きそうになってしまいましたよ(苦笑)。って言うか、大竹しのぶスゲェ。やっぱり彼女は、大女優ですね。その二人の仲に暗雲が立ち込めている時に、さおりは実家に帰るんですが、その時の演技には、大竹しのぶの素晴らしさを感じます。何気ない表情とか、間のとり方がスゴイです。この映画の一番の見所は、ココですね。
トニー役のジョナサン・シェアも良いです。トニー・ラズロ氏本人の事は、基本的にみんな知っているわけで、そのような状況にも関わらず、トニー・ラズロ氏本人のイメージを壊さず、上手く演じていたと思います。
劇中のさおりの仕事部屋ですが、原作者の小栗左多里氏が、自分の仕事部屋をイメージしながらインテリアをデザインしたそうです。それと、さおりが漫画を書いているシーンですが、手元を小栗氏が吹き替えをすると言う構想もあったそうですが、主演の井上真央が猛練習して、吹き替え無しで撮影されています。その甲斐あって、井上真央の姿と手元が、ワンショットになっています。
さて映画には、トニーことトニー・ラズロ氏が、さおりの姉三佳の結婚式の神父役で出演しています。原作者の小栗左多里氏も、エンドロールの出演者に名前があったので何処かに出ていると思うのですが、発見できませんでした。あ、あと、さおりが疲れた時に飲むのは、やっぱりチョコラBBドリンクでした(笑)。
ホンワカする中にも、人と人の繋がることの難しさや、逆に、人と人が繋がることの素晴らしさを感じる映画です。意外に泣かされます(苦笑)
ダーリンは外国人でも、日本人でも、同じ人間なのさ
単純に映画の質だけを問われたら
Bかもしれないけど、
笑わせてもらえたし、男女の関係、
結婚についてのメッセージから、
考えさせられることもあったし、
A-つけてもいいんじゃないかなぁ(笑顔)
~~
元々が
『キッズウォー』の頃からのファンなので、
『僕の初恋をキミに捧ぐ』のような下手を
打たないかぎり、評価は甘くなってしまうのですが、
ラブコメの要素もありつつ、外国人対日本人といった関係でなく、
純粋に人間対人間が向き合う難しさや、素晴らしさに触れられていて、
事前に想像していたよりも、真面目な、内容に正直ポジティブサプライズでした!
劇中のセリフではありませんが
本当に「度肝抜かれました」って感じでした(笑顔)
あとはファンとして純粋にうれしかったのは、
主演ですから当然ですが井上真央さんの出演シーンが多かったこと。
しかもドラマ設定が
恋愛→結婚で、コメディ要素も含まれていますから
ありとあらゆる表情を堪能できるだけでなく、どんどん
キレイになっていく、あどけなさは残るけれども、大人っぽい姿も拝顔できる。
上手いなぁ
かわいいなぁ
見惚れてしまうシーンが何箇所あったことか。
監督も、変にこだわりを見せず、
純粋に、井上真央さんのかわいさと、
目まぐるしく変わる表情の豊かさを、
あますことなく抑えてくれていました。
そこが質についてクエスチョンマークが点ったのですが、
逆に、シンプルに抑えたからこそ、作品に込められたメッセージの
数々が、わたしたちの心に届いたのかな、とそんな気がしています。
井上真央さんだけでなく、
オーディションで選ばれた
ジョナサン・シェアさんの演技力も見逃せません。
まるで本物のような
お似合いカップルで
おふたりの息もピッタリでした(笑顔)
☆彡 ☆彡
こういう作品を観ると、
単純な私は結婚に憧れちゃうんだよなぁ。
まぁ、それだけ幸せな気持ちに
させてもらえる力が充満している
幸せ度満点の映画だということなんですけどね。
プロの漫画家も唸った
本物の漫画家のような執筆シーンも見所のヒトツです。
作品タイトルは
とっても軽いですけど、
なかなか真剣で真面目な作品ですよ(笑顔)
さわやかなハッピーエンド+ちょっと人生を考えさせられる深みもあって、お勧めできますよ。
本作は、実体験に基づく人気コミックエッセイシリーズの映画化したもの。
日本はもっと多くの外国人を受け入れ、国際都市、国際国家として繁栄していくべきだとは思います。でもそれを個人のレベルでいえば、こんな国際結婚が増えていくことになるのでしょうかねぇ。
とにかく本作は演出が上手いのです。見せ場を心得ていて、大事なシーンは、丁寧に描きます。ところがその前後の導入のところでは、大胆にシーンを飛ばして、テンポ良く繋いでいきます。だからラストまでの起承転結がきっちりしていました。
それと映像がとっても綺麗で、オシャレなんです。基本がラブストーリーなので、全体にまぁ~い感じが、濃厚に漂っています。それでいて、しっかり人生を考えさせる、泣かせどころもあって、奥の深いドラマなんですね。
加えて、漢字オタクのトニーが唐突に喋る、四文字熟語や格言が、駄洒落のように聞こえて、可笑しかったです。本人は、大まじめなんですがね。
主人公の漫画家デビューを目指すイラストレーターのさおりは、意外にも英語が大の苦手だったんです。そして仕事がらみで知り合ったアメリカ人ライターのトニーは漢字の美しさに一目惚れして来日した、日本語ペラペラの語学オタクでした。
ふたりは、意気投合したものの、3度目のデートでもただの友達でした。ヤキモキするさおりに対し、トニーはマイペース。それでも、やがて恋愛に発展し、二人は同棲するようになります。
恋愛から互いの家族ヘの紹介、結婚へと歩む道を、異文化同士のちょっとしたカルチャー・ショックも描きながら楽しく見せてくれました。
問題は、ここから。結婚を意識出したさおりは、姉の結婚式にいきなりトニーを連れて行きます。母の一江には気に入って貰ったのに、父の正利には漫画家を目指す約束で家を出たのに結婚に逃げ込むのかと、反対されてしまいます。
家族の反対の理由が、外国人だからというのではなかったことが、意外でした。父親に何とかふたりの関係を認めさせるべく、さおりは漫画家としての仕事に没頭します。そしてトニーから、アメリカの実家に一緒に行かないかと誘われたことから、苦手な英会話の勉強も始めます
優しいトニーは、そんなさおりを支えるべく家事をかって出るのです。まるで主夫です。
全ては、トニーとの結婚のためにと、無我夢中でさおりは、次第に大事なことを見失っていきました。気がつくと、トニーの家事の仕方に文句ばかりいうし、トニーが話をしたいといっても、今忙しいから後にしてと、仕事場にこもったり、ふたりで暮らし始めたころの楽しい日々に比べて、すっかりコミュニケーションが取れなくなっていました。そんなところに、さおりの父親が結婚に反対していることを隠していたこともトニーにバレてしまいます。
タダでさえ感受性の高いトニーは、何で話してくれないのと、ショックを隠しきれません。そしてさおりを残して、単身で実家へ帰ってしまったのです。
残されたさおりは、実家に戻って、一江に愚痴を言います。やっぱり国際結婚って難しいもんだわと。けれども一江は、自らの結婚生活を引き合いに、優しく諭します。「自分と違うのは、相手が外国人だからじゃなくて、お互い別の人間だからよ。違いがあっても許し合って、一緒にやっていくのが夫婦なの」と。
ホントに意外です。てっきりカルチャーギャップをクローズアップしていく作品だと思っていましたから。でもこのシーンで、なるほど!と思いました。相手が日本人だろうが外国人だろうがレプタリアン(宇宙人)(^_^;)だろうが、違いを認め合い、理解し合ってつき合うのが大切なのに変わりはないということだったのですね。むしろ大きなギャップを乗り越えてこそ、互いの愛と絆が深まるのかも。
本作が軽いだけの話ではない面を見せる、一番いいシーンでした。
それと、あまり目標に夢中になりすぎると、周りを振り回している自分を見失ってしまいがちになることです。トニーのために、漫画家になる目標も、ホントは自分のためにやっていることをすり替えてしまったのです。
自分の都合のいい理由を勝手に押しつけて、大事な人と関係を疎遠にしてしまうことってありがちでしょう。きっと、本作を見ていると、わが身を振り返りたくなるでしょう。
井上真央の愛らしい表情もかわいかったけれど、初の主役に抜擢されたジョナサン・シェアの演技がいいのです。日本に13年も暮らしていて、奥さんは劇中と同じ日本人。日本語と日本文化に精通して、外国人らしくないナイーブなところが良かったです。
さわやかなハッピーエンドでお勧めできますよ。
ぬかれるなら度肝がいいよね♪
さおりさんの一生懸命さと、
トニーさんの言語オタク キャラが素敵☆でした。
それぞれのご家族が、みんな暖かなのもよかったです♪
アニメなども織り交ぜてあって、ほんわかムードで見られました。
「ダーリンは外国人」の方たちに祝福を☆= ^-^
国際結婚もあり?
この映画もマンガが原作で映画化された作品ですが
またしても原作を読んでなく観に行って来ました。
原作者の本当の普段の生活を描いた内容で笑うとこありちょっと泣けるとこありの外国人と付き合ったり結婚するとこんな感じなのかなぁ~と思うような内容です。だからと言って国際結婚が難しいとかはなく
家族になると言うことはこう言う事なんだなぁ~と改めてわかりました!
TBSの女子アナが出てきたり
最後のシーンは良く観ないと分かりづらいですがパート2もあり?みたいなラストでした!
残念な感じでした
試写会で観ました。
原作は好きだし、我が家のダーリンも外国人なので邦画は久しぶりだったけど
楽しみに観に行きました。
しかし、大変失礼なのですが、ドラマ程度の出来だったと思います。
実際にお金を払ってみるレベルではないと思います。
大竹しのぶさんは演技が上手で彼女のシーンでは落ち着いて観ることができるのですが、その他のシーンでは俳優さんの演技が観ていてつらかったです。
こんなもんで映画にできるんだなあとびっくりしました。
とはいえ、ラスト近くのシーンではベタなんだけどまあジーンとはしましたので最悪、という訳ではなかったです(若い役者さんががんばっているのはわかりましたし)
監督と俳優と脚本が悪いのでしょうがないかな。。
期待していただけに残念でした。
周りは外国人
有楽町にて試写会に行ってきました。井上真央ちゃんとジョナサンのかけあいがユニークで、面白かったです*
先日、私もダーリンが外国人な方たちと、お会いしてお茶したばかりなので、しかもお名前がトミー!黒人の外国人さんでしたが、話していて妙に気が合ったもんです。。
気持ちがほっこり温かくなります
2/25に六本木ヒルズへ試写会を見に行ってきました。
試写会の後には、井上真央ちゃん、国仲涼子ちゃん、大竹しのぶさん、
トニー役のジョナサン・シェアさん、原作者の小栗左多里さん、
小栗さんの旦那さんのトニーさん、と監督さんの舞台挨拶つきの豪華な試写会でした。
私は原作は読んだことが無いのですが、よくJRの電車の車内で
このアニメを流しているので「面白そうだね」と見に行ってきました。
映画の中では、外国人の旦那さんと結婚したカップルが何組か出てきて、
価値観の違いの面白い話しをしていて笑ってしまいました。
この映画は、画面にいっぱい可愛い真央ちゃんが沢山出て来ますので、
井上真央ちゃんの大ファンの方はこの映画を見ると大喜びでしょう!!
トニー役のジョナサン・シェアさんの日本語が流ちょうで、
演技が上手くって、とっても笑わせてくれました。
これから注目の俳優さんかしら?!
大河ドラマの外国人役で出て来そう!
とっても気持ちがホクホクと、あったかくなる映画でした。
見に行って良かったです!
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