きみがぼくを見つけた日のレビュー・感想・評価
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泣いた&レイチェルが可愛い
8歳の少女が突然現れた中年のおじさんに恋をするかい?
という疑問は置いといて、最後には号泣する映画でした。
2人の愛は、どうしようもない障害によって育まれ、すれ違い、究極の形で続くのだというストーリー。
長い年月を2時間で描いているから、伝わるけどちょっと物足りないかな。小説のほうを読んでみたいかも。
レイチェルはずっと可愛かったです。
待つばかりの人生を送るなんて、それは困るよ
『待つばかりの人生を送るなんて、それは困るよ』
まぁそう云う事。
出鱈目な話だけれど、うまくストーリーは組み立てているとは思う。
パイプカットはやり過ぎかなぁ。その時点で、結末が分かってしまった。
避けられない運命があるのだから、その運命が分かった時は、もっと別の行動すると思う。まぁ、出鱈目なんだから、仕方ないが。出鱈目ながら、きちんとした決まりを作っている。しかし、出鱈目なのは出鱈目。これをSFなんて呼んで貰いたくない。
アメリカの銃社会に対する批判も少しあると思うし。
手塚治虫先生の『アトム今昔物語』を思い出した。
やるせないというか、せわしないというか、
「アバウトタイム」と同様、レイチェルが出ててタイムトラベルものの作品、でも、アバウトタイムよりこっちの方がタイムトラベルの内容や濃さがいろんな意味で強くて、なんかせわしなかった。
そこもまず理解しつつ見ないといけない。
いつの、どんな経緯の時間に飛んだのか、いつから飛んできたのか、いきなり服だけ残しておらんようにもなって、こんなダンナさんの奥さんは、そりゃ、大変だしやつれるだろう、と。
父親が亡くなるのも自分が亡くなるのも悟りつつ、いきなり飛んでハダカになって服を奪って、行く先々で警官に追われたり服を探したり、と本人も大変(笑)。
その子供(娘)が出てきたくらいからは、さらにやるせなくもなるけど、いろんな時間のいろんな主人公が飛んできたりで、予知できてることやら何歳かわからん当時のダンナさんに会ったりやら、で振り回されてるかんじ。
最後は「狩りの誤射」でああなった展開で、情も入りはするしせつなくもなるけど、俺は泣けるほどでもなかったかな、と。
むうー。
時間遺伝子?
この映画は論理思考の人には向きません、考えると話に入っていけません、メロドラマ愛好家がたまには違ったシチュエーションで酔ってみたいというなら良いかもしれません。
タイムトラベラーといっても自分の意思で自由に移動できる超能力者ではなく遺伝子変異で発作のたびにトリップしてしまうのですからただの時間漂流者、実態は失踪癖の親父とさして変わりません。宇宙や太古に行ったりしているとテーマから外れますので物語上の意味ある時点へのトリップの抜粋という趣向。素っ裸というのはシュワちゃん以降のお約束かも。
劇中でも孤独な少女をたぶらかして妻にしたのよと責められますが全ては成り行きで悪気はなかったのでしょう。おとぎ話を信じる子供の頃からの付き合いならば荒唐無稽なロマンスもあるかもしれないと考えたのでしょう。
そもそも人類未体験ゾーンでの恋愛や結婚を描くのだから脚本家も頭をひねったのでしょう。すれ違いや子供の流産など負の面ばかりでは気が滅入るのでロトくじで大儲けという俗な効用も入れました。浮気でなく若い頃の旦那を呼べるのですから奥さんにも別の超能力があったのかもしれませんね。ヘラ鹿と間違えられて義父に誤射されるとは・・、娘に近づいた因果応報のような気もしますがこんな運命の皮肉は頂けません。
SFでなくファンタジー系ですから妙な医者の注釈など不要なのに入れてしまうのも心のどこかで強引な作り話への負い目を感じていたのでしょうか、見方をかえると精神障害者の結婚問題を隠喩している社会派ドラマにも思えます、正直よくわからない込み入ったお話でした。
タイムトラベラーは羨ましい?
母親や、恋人、妻の若い頃、子供の成長まで過去未来を行き来し、その人に会える。一見、羨ましいけど、自由に行き来はできず、過去現在未来共に長く滞在できず、絶えずトラベルしていなければならない。しかも全裸で現れる‥過去未来共に変えられない。自分の死の時期はわかるけど、原因がわからず止められない。こんな残酷で悲しいことはない。タイムトラベルのお陰で死後も妻や娘に会えるけど、一瞬だけ。ハッピーエンドでなく、切ないから星が減ってしまった。レイチェル・マクアダムスはキュートなヒロイン役がよく似合う。
大好き(^-^)・・でも切ない(涙)
いや~切ないですね~! 「ヘンリーが死んでしまっても、それ以前のヘンリーがこれからも会いにくる」・・ある意味ハッピーエンドなのかな(^-^) それから電車で生前のお母さんに会ってしまうシーン、胸が苦しくなりました(涙) 「僕だよ母さん、大人になったヘンリーだよ」ってどれだけ言いたかっただろう・・・抱き締めたかったでしょうし、他人として挨拶するしかないなんて・・・この映画で1番切ないシーンだったかも。 子供の頃のクレアが将来自分が結婚できるのに、ヘンリーが既婚者だと知りへそ曲げちゃうのは微笑ましかったです(笑)!
タイムトラベルものは大好きなのにイマイチ乗れなかった
恋愛モノでこうしたSFは合わないのか?そうじゃないだろう。あくまでも感情線にて観客を引っ張っていかねばならなくて、その点が時空を超えすぎてしまった・・・といったところか。そして、恋愛感情そのものよりも、二人の生活、出来事、等に縛られ過ぎていたからかもしれない。そして、“死”・・・
だけど、序盤には恋してしまいそうなほど女の子に夢中になる(男なら)し、終盤には子どもに夢中になることができる。タイム・トラベル能力が遺伝するというのは面白い設定だけど、これまでの映画では、自分自身に会うことや会話することが不文律として禁じられていたように思う。そうした違和感と中だるみさえなければ、もっと素晴らしい作品になったに違いない。
『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスをイメージしてか、邦題を似た雰囲気にしたんだろうけど、安易だよなぁ。
タイムスリップ
以前に見たことあるような…?ないような…??? タイムスリップorタイムトラベラーものの洋画をよく見るから混乱www
やっぱりレイチェルはどの作品も可愛い(-´∀`-)
ふたりが結婚しすれ違い始めた時のレイチェルの気持ちを思うと切ない…
同じレイチェルのタイムスリップものでも、『アバウト・タイム』の方がずっと良かったかな。
感動の要素なし
二人の間に障害があっても恋愛は続く、というところなのかもしれませんが、彼がいなくても彼女は生活できるし、子供もできた。彼がいる必要性がありますか?彼はタイムトラベルが仕事なのだから現れた空間でとりあえず服を探し、彼に関連する人々を探している間にまた消えてしまう。さっぱり訳が分かりません。それにしてもレイチェル・マクアダムス、宣伝用の写真は奇麗ですが、実際動いている姿は骸骨がパクパクしているようにしか見えないのですが。偶然その後「シャーロックホームズ」を見たらまた彼女が出てる。出ているのは全然知りませんでしたが同じ口元で同じ人と認識しました。世間では美人なのかもしれませんが、私にとっては???
泣いたけど、そこまで良かったかと言われると、そうでもないw
タイムトラベルが、自由にできないというのは、自分がそうなりたいとは思えない。結婚生活始まってから、お皿を落としたり、本当に大変そう。そんな中で、お互い愛し合って、ステキな子どもにも恵まれていい話だった。大人か、現代かわからないときあるけど、それはもう愛嬌ですね。いい映画でした。
面白いです
スリップするたびに服がなくなってしまうシステムがとても厄介だなと思いました。笑
スリップするごとに年齢も変わってしまってこんな状況をよく相手の女性は受け止めたなぁと。
こんな感じの映画のスタンスが珍しく感じ設定も面白く新鮮でした。
みる価値はあると思います。
タイムトラベルの行末
邦題に惹かれて観ました。
個人的には「きみに読む物語」より好き。レイチェルマクアダムスの良さがこっちの方が出ている気がする。
タイムトラベルものは結構あるけど、何度みてもやっぱり切ない。
お互いを想えば想うほど、時間という波に共に乗れない辛さが増していく。
でもそれを乗り越えることが出来たからこそ、子どもも生まれ、死さえも受け入れることが出来たんだと…勝手に…解釈…。笑
タイムトラベルはふたりにとって最大の問題だったけど、最後にはそれが唯一の希望の光になった。
いつかまた会えるかも、っていう微かな光をずっと持ち続けて生きることになったクレアが本当に幸せかは分からないけど、それでもラストは幸せな気持ちになれます。
ステキな作品
タイムトラベルに関してはあまり深掘りせずに観るべき。
二人の心情が時間を錯綜して絡み合います。大人のヘンリーが6歳のクレアに。
成熟したクレアが若いヘンリーに。
実にロマンチック。
ただ、エリック バナが若い時と中年になってからとあまり見分けられなかった気がするんだが…。
舞台のほうが面白いかも…
とってもロマンチックなお話です。
脚本が「ゴースト/ニューヨークの幻」の
ブルース・ジョエル・ルービンということで、
“異次元の恋愛もの”として、うまくできてると思います。
異次元…といっても、今回は幽霊ではなく、
原題にもあるとおりタイムトラベラー。
子供の頃の悲劇的な交通事故をきっかけに、
どうゆうわけかタイムトラベルができるようになった男が主人公です。
「タイムトラベル、楽しそうだし便利じゃん♪」と思ってしまいますが、
彼の場合は、いつ、どこへタイムトラベルするか、
自分では完全にはコントロールできない…
しかも、時空を移動するのは“自分”だけなので、着いた先ではいつも真っ裸!!
人がごった返している往来のど真ん中に全裸で落ちる、
という事態もアリなわけです。
かなりサイアク…
でも、中年になった彼が、遡って何度も出会っていた少女と、
まだ青年の彼が出会い、
すべての事情を理解者している彼女と結婚します
(だからタイトルが TIME TRAVELER'S WIFE)。
子供の頃から何度も出会い、恋焦がれていた憧れの人と結婚できて、
彼女も最初は幸せなのですが、
だんだん、“タイムトラベラーの妻”の辛さが身に沁みてきます。
なにしろ、いつ消えるかわからない上に、
いつ帰ってくるかもわからないのですから…
そんなふうに消えている間に、
タイムトラベルしてきた若い頃の彼と“浮気”(??)したり、
彼のほうも、小さな少女の彼女から「あなたの奥さんは幸せね」と
本人に嫉妬されたり。
そんな、タイムトラベラーならではのねじくれ小技も満載です。
ラストも…まあ、そうですね。
が、話がうまくできていて、映像だから各場面がリアルな分、
ちょっと嘘っぽく見えてしまうような、、、
むしろ、舞台でやったほうが
話のエッセンスであるファンタジックな雰囲気が伝わって面白いかも…
と思ってしまいました。
きみが服を用意した日。
タイムトラベルものといえば、なんだか気分がワクワク
するものが多いのだけど、これはちょっと毛色が違う…。
まぁ、恋する二人(はじめは一人か^^;)が出逢う過程が
時代を経て描かれていくので、待つ方としては楽しい?
いや~でも私は絶対ムリだと思った。まず待てないなぁ。
冒頭の流れ、最初は訳が分からず…あ~でもここできっと
何かが起こるんじゃないかと不穏な空気が漂い、そして。。
凄惨な現場にいきなり半裸(これがまずポイントだ)の男が
「未来の君だ」なんて現れたら、少年だってビックリ!?
さらには場所を変え、ピクニック少女の前に洋服をねだる
全裸の男が登場(服を着てからだけど^^;)するのだから、
これはE・バナの裸祭りか!?ハルク再びか!?と思う。
な~にしろ見事な全裸ぶりだ…(爆)
成長した少女とやっとの出逢い、すぐ恋に落ちる二人。
だんだんと男の素性が明かされるにつれ、あ、彼は未来
から過去の相手(選べないというが)に逢いに来てるのか?
な~るほど…というわけで、彼らは見事に結婚を果たす。
しかし、行き先も時期も選べない彼との結婚生活は当然
不都合ばかりが起こる。それを承知で結婚したのだから、
彼女の方は懸命に耐えているな、と思った。男性陣なら
こういう奥さんが欲しいだろうなぁ。裸で帰宅する夫に(爆)
服を用意して待つ妻、である。通常ならあり得ない…^^;
タイムトラベルの回数や時期の入れ方が散漫(特に後半)、
妻の妊娠方法の是非…など、いろいろ物議を醸しそうだが
とにもかくにもこの二人がすごーく愛し合っているのでv
観る方は気恥ずかしくなりつつも、励ましてやりたくなる。
運命は変えられないが、もう二度と逢えないヒトに逢える
(たとえ過去でも)のは、それだけで私には羨ましく思える。
(きみが服を用意した日。ってのはどうかしら。ダメ?^^;)
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