きみがぼくを見つけた日のレビュー・感想・評価
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愛の形が消えてゆく瞬間
大方のレビュアーさんが評価されています。
個人的にも記憶に残る名作だと思います。
イギリスのベストセラー小説の実写化です。
原題は『time traveler's wife 』
原題は妻が主役のようだが邦題の通り
主人公はご主人である。今回の邦題はgood。
予期せず、望まぬタイムトラベラーとなったヘンリー。
彼を愛する妻、クレア。
その二人を取り巻く物語です。
まず、主役のエリック・バナ、妻役にレイチェル・マクダミアムス
二人ともすごく魅力的な演技を見せてくれるし、他にも
子役が上手すぎる。その演技に惹き込まれる作品です。
映像は綺麗だし、ストーリーも良い。
個人的に家族愛が絡むと涙腺が緩むんですよね。
タイムトラベラーゆえの悩み、苦悩、怒りが素晴らしく
表現されていて演出やテンポ、途中の前振りさえ
解っていても感動の文字以外思いつきません。
ぜひ、皆さんに見て欲しい、ちょっと悲しいけど
ハートフルなピュアラブストーリーです。
いい涙流せますよ。
妻を思う気持ち。未来への恐怖。どこか同志的な娘との繋がり。そしてタ...
妻を思う気持ち。未来への恐怖。どこか同志的な娘との繋がり。そしてタイムトラベルした夫を持つ妻の淋しさ。SF要素にうまく「愛」を重ねた秀作です。レイチェルは物語が進むにつれ可愛くなっていくなぁ。「アバウトタイム」のときもそう感じたけど。好きな女優さんです。
役者の表情が素晴らしい
主演の二人はもちろん、全ての子役の表情がとても素晴らしい。
ストーリー的には納得いかないところがあるのですが、映像は綺麗、それに劣らず、全て役者の優しさ溢れる演技が、素敵な映画でした。
美しく悲しい恋愛
まず、映像が美しい。良い映画の欠かせない要素です。そしてキャストが良いですね。エリック・バナの優しく色気のある表情は、見る人をストーリーに引き込ませます。
最後の消えてしまうシーンはとても切なくて好きです。純愛には宿命的要素が必須ですが、それがタイムトラベラーという設定でうまく包括されています。
見ごたえのある切なさ
よくあるラブストーリー
かと思っていたら違いました、流し見はできない。
設定が面白くても、中身のない映画が少なくありませんが
これはなんだか、
設定がよく比較的メジャーなものでありながら
よくつくられていて、
かついい意味で期待を裏切られる
細かいところまでぬかりないし、
またひとつひとつのショットも繊細で
意味を含んでいるように思えます
また主人公を演じたエリック・バナの
表情が豊かで、
まるでヘンリーの心の声が聞こえるかのようでした。
障害の多い恋を
応援したいときにぜひ。
愛情を表す雰囲気作りが上手
総合:80点
ストーリー:70
キャスト:80
演出:85
ビジュアル:75
音楽:80
主演の二人に純粋な愛情があふれていたし、その二人の演技も存在も新鮮で純粋だった。落ち着いた静かな映像と音楽がしっとりとした雰囲気を作り出していて、二人の長い時間をかけて育んだ関係を見せてくれた。だからあえて物語に文句もつけないしわざわざ矛盾点を指摘したくもない。二人の愛の物語だけで十分で、それだけで心が満たされる。
たまには・・
こういう非現実的で恋愛も入った物が見たくなる。
そんな時にぴったりの映画でした。
突っ込み所も勿論ありますけど、こういうのキュンと来ますね。
「君に読む物語」の女優さん、凄く可愛くて全く変わってないなぁ。
涙不足
凄く面白いよぉ~って聞いていたので
期待して見たら、ん~・・・
もっと、ボロボロと泣けるお話を想像していたので
泣き足らなかったなぁ~
しっとりしたお話なんですが、
ツッコミと所があるんですよぉ~w
あと、グッとくる見せ場は前半にあって、
後半の展開はタイムスリップしてばっかで
なんだかもったいない感じがした
原作通りなのかなぁ~・・・
もっと面白く出来た気がします
(何様ですか・・・オタマ様です。)w
彼らしい作品
基本的にラブ物がスキなんで評価甘口っす
これを観る前に同じ監督のゴーストを観たんだけどゴーストの方がスキかなぁって感じ💑
作風はゴーストと似た感じでただのラブストーリーに終わらせないところはおもしろいです
ただもうちょいひねりがほしかったかなぁって
設定もおもしろいだしね
最近の作品には珍しい下ネタなし笑いなしの純粋ラブストーリーでした
待つのはつらい!
久々にラヴ・ストーリーを観てしまった。タイトルが中身と合っていなくて、ピンと来ない。ラヴ・ストーリーとして設定が到底あり得ない話なのに、二人の深い愛に心打たれた。クレアは強い女(ひと)だと思う。もしも自分がクレアだったら、さみしくてたまらないと思うし、あそこまでして子どもをほしがるかなと思う。マクアダムズは、ぴったりで魅力的だったが、エリック・バナがいまいち~。少女が恋する対象には見えなかった。単なるおじさんにしか見えない。たとえば、製作者のブラッド・ピットとかだったら、納得できるのだが・・・ 感動も倍増したかも??? そこが残念だ。
タイムトラベルという要素が諸刃の刃
今の時代、携帯があるから、まずすれ違いというのはありえない。デートの時間に遅れようが、間違った場所に出向こうが連絡が取り合える。この作品では、相手が突如、その場から消滅してしまうというシチュエーションで、逢うことがままならない男女の切なさをテーマにしている。だが、同じ脚本家でヒットした名作「ゴースト」と違って、永久の別れはない。ままならないものの、ずっと逢瀬を繰り返すことができるのだ。タイムトラベルという能力が、諸刃の剣となって、切なさとは別に、いいじゃん、逢えるんだからという想いも抱かせてしまう。ある意味、死が怖くない。
それが証拠に、この作品いちばんのシーンは、地下鉄で生前の母親と会話するところだ。二度と会えない人と一瞬でも心を通じ合う。その奇跡があったればこそ「ゴースト」は感情移入し涙するのだ。悪いが、今回はまったく泣けなかった。
エリック・バナの若いときとふけたときの差がほとんどないため、話のアクセントを活かしきれていない。
毎度、ポスターのことで申し訳ないが、ミラクルな要素がまったく伝わらない図案だ。
ホロっと涙が・・・
原題が『Time traveler's wife』ということで、その名のとおり、タイムトラベラーと、その妻の愛の物語。
タイムトラベラーを愛するのってこんなに大変なことだったんですねー
2人の愛の深さに感動でした。
せつなくなります
ポスターのビジュアルが最高にステキで心惹かれた作品。
さらに何といっても、レイチェル・マクアダムスが素晴らしい!
観客をこんなにも幸せな気持ちにさせてくれるオーラを持った女優さんの一人だと思います。
内容はファンタジーものですが、現実にはない世界のラブストーリーも
女性の想像力(妄想ともいえますが)を膨らませてくれるので、秋にはぴったりの映画。
能力を制御できない時間旅行者との恋は、いつ彼が消えてしまうかわからないので
楽しいものではない。でもそんな彼を待つ幸せもあるものだとこの映画で知りました。
独特の郷愁と切なさを持つ芸術的な内容です。タイムトラベルなので
時間軸の流れが若干理解するのに時間を要する部分もありますが
二人の愛の映像も、季節感があり美しかったです。純愛の美しさが胸を打つラブ・ストーリーです。
おそらく鑑賞後にカップルの方、ご夫婦の方は相手が愛おしくなるのではないでしょうか?
未来を知る・・・
未来がわかれば良いのにと思った事がありますが、それが悲しい未来だった場合、そしてその未来が変えられないとしたら、その瞬間を迎えるまでずっと苦しい思いをかかえていなければならない。。。
それならその瞬間までは幸せな気持ちで笑っていられることは、この上なく幸せにに『生きる』ことに必要なんだと思いました。
未来は、わからないからこそ幸せに精一杯生きられるんですね。
演技派レイチェル・マクアダムズ
シカゴを舞台にした夫婦・家族の物語。ただ、夫(エリック・バナ)がタイムトラベラーであることが普通と異なるところ。
過去・現在・未来が交錯し、ストーリーに深みを出していますが、基本は2人の人間関係を細やかに描いています。妻(レイチェル・マクアダムス)の女心の機微がよく表現されています。
「ゴースト~ニューヨークの幻」に通じるところがあります、脚本家ブルース・ジョエル・ルービン面目躍如です。
ディテールを大切にし全体にチカラが弱いところは監督ロベルト・シュヴェンケの以前の作品「フライトプラン」でも感じたところ。
「君に読む物語」で可憐だったレイチェル・マクアダムスは30代になっても美しいです。
エリック・バナがロマンスを語れることに驚きでしたが、案外良かったです。
子役さんたち、良いです。一押し。
キュン
たまには、こう言う非現実な世界観を体感するのもいいかも!突っ込みどころは満載だけど、それは遠くに置いといて、この世界に浸ってみると、切ないけど、幸せになれました。
ただ、エリックバナだと、私的には、ロマンチック度が半減かも?
唐突で必然な時間旅行。
☆
エリック・バナが演じるターミネーターばりに素っ裸で
唐突に時間旅行をしては戻ってくるヘンリーの病気というか、
体質を治そうと、この作品では多く存在するどっちが先だよという
ヒントを基に遺伝子学の博士を見つけ出し治療しようとする過程が
凄く中途半端でバッサリとカットしちゃったんだろうな。
しかし、重要なシーンには存在するし、博士を出さないわけにはいかなく、
本来は治療しようとするシーンがもっと多かったが
存在してもおかしくないように繋いだという印象が残る。
はっきり言って必要なかった。
監督はフライトプランのロベルト・シュヴェンケで
エリック・バナと同様に少々の不安があったが、
ゴーストのブルース・ジョエル・ルービンの
脚本がいいこともあってか非常に切ない仕上がりで、
大切な人との時間を大事にしようと思わせてくれるのではないでしょうか。
時間旅行しなくったって突然目の前から大事な人が消えることはある。
だからこそ後悔しないようにしたいと思うだろうが、
でも、逆に離れているからこそ分かることもあるんだよな。
監督の持ち味はフライトプランでもあった、
ガラスへの痕跡の残し方であろうか。
成長を一気にワンカットか、ワンカットっぽくか、見せる演出もよかった。
クレア(レイチェル・マクアダムス)は子供の頃に
ちょっと老けたヘンリーに会っており、そこから不定期に会ってきた。
なのでヘンリーが始めてクレアに会った時にはクレアは待ってました状態で
ちょっと若々しいヘンリーに積極的に向かっていく。
この辺は製作総指揮にブラッド・ピットが参加してるから
というわけじゃないだろうが、ベンジャミン・バトンの雰囲気も感じさせ、
そこからヘンリーが実際に生きてる時間での恋愛が始まる。
ヘンリーは一緒にいて欲しい時だろうが、頻繁に吹っ飛ぶし、
クレアは切なく寂しいだろうけど、
吹っ飛んだ先でヘンリーは意味のある大切な時間を過ごしてもいる。
母親に会うシーンとか、あの子に会うシーンとか、とても素敵。
面白いのはタイムトラベル先では自分自身に会っちゃいけないとか、
自分を知ってる人に会って未来を変えちゃいけないとか、
会うことで大変なことになるとか思っちゃってるけど、
この作品ではそれすらも運命というか、必要なことになっている。
未来を見てよからぬことを考えようが、
悲劇の未来を見て変えようと努力しようが、
変えようとしても、何もしなくても、僕としては未来は変わらず、
どちらにしても未来には組み込まれていて、
全て一本道なんだろうなと思っちゃってるところがあるので、
過去で、未来で、どんどん重要人物に関わっていくこの作品はなんかいい。
もちろん、辻褄を合わせようと努力してスッキリする作品も好きですが。
この作品のレイチェル・マクアダムスは超キュートで素敵だけど、
それ以上にいい仕事をしてるのは子役たちだと思う。
エリック・バナは負けてんじゃないかよと思ってしまうぐらい、
ホントに子供らしい可愛らしさで、未来の自分に嫉妬しちゃうところとか、
あの子が抱きついてくるシーンとか非常によかったです。
ところであの子は吹っ飛んだ先でどうしてたんだろう。
ヘンリー以上に苦労しただろうな。
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