劇場公開日 2009年10月24日

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「主人公の気持ちが…」きみがぼくを見つけた日 ももせさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5主人公の気持ちが…

2020年8月28日
iPhoneアプリから投稿

タイムトラベルということで思い出した映画が
『アバウトタイム』あれはすごく良いなと思ったのは
全体的にポジティブだったこと、です。
そして主人公が自分の意思で好きにタイムスリップしていたことなどから
今ある時間や人を大切にという良いお話を感じられたのですが

こちらのお話は主人公が可哀想…という
悲しい気持ちになってしまいました。
撃たれたこと、死んでしまったことというよりは
望んでいないタイムスリップをしてしまうことで
自らの命も落としてしまい、幸せにしたい家族とも離れてしまい、時間も取り戻すことはできない。過去も変えられない。
これが悲しかったです。

結末を見ても変わりませんでした。

最後に喜んで再会していましたが
いずれ、彼が若い頃にタイムスリップした時期を過ぎたら
もう2度と夫には会えないし、死んでしまったことには変わりわなくて。

ただ、タイムスリップしていた場所が
彼女の未来や過去だったのなら
いきなり消えたとしても
どこかの自分と会っているのなら
と思うと、出会った時間は同じなのでしょうか?

出てくるワードも『パイプカット』や『流産』など
ネガティヴで落ち込むワードもあったので
星は少なめにしました。

ももせ