「松田優作さんが遺してくれたもの」SOUL RED 松田優作 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
松田優作さんが遺してくれたもの
松田優作さん、
想像以上に俳優業も
日常の生き様もカッコよすぎ!!
〈 惹句 〉
〈 日常も大切に生きる 〉
〈 細やかな感情の襞を表現 〉
〈 違う角度。エッヂ。色んなエッヂを試してみたい 〉
〈 平面なスクリーンに深度を与える 〉
〈 心を切り結ぶ 〉
〈 役者の性。舞台に上がると舞台をさらう 〉
〈 2世だから。そんな生易しい覚悟で決めたのではない 〉
心に突き刺さる言葉の数々。
こんなに多い作品は初めてです。
ナレーションは一切なし。
松田優作さん御本人、
そして関係者へのインタビュー、
それだけを繋ぎ構成されています。
お亡くなりになられて20年。
記憶に残る役者である証なのでしょうが、
なぜかお亡くなりになられているのが信じられない。
上映終了後に
サングラスをかけて
姿勢を少し前かがみにしながら
舞台に登場してきて「どうでしたか」
なんて照れながら観客に声をかけてくれそうな気もしてしまう。
もし生きていたら
日本の映画界はどうなっていたのだろう。
そして今の日本の映画界をどう思っているのだろう。
松田優作さんの口から、是非聞いてみたい。
しかし、これは叶わぬ、夢なのだけど。
☆彡 ☆彡
映画のことが
また“好き”になりました。
もっと“好き”になりました。
映画について
もっと“勉強”したくなりました。
情報が溢れる現代。
どうしても選り好みをしてしまいがちですが、
無欲無心でスクリーンを羨望の眼差しで熟視する大切さ。
文句なしのA+です。
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