「レスキュー伊藤の今後。」THE LAST MESSAGE 海猿 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
レスキュー伊藤の今後。
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シリーズ完結編となる今作で、何かが起こるのか?と思いきや、
やっぱりいつも通りの「海猿」…というわけで^^;
TVシリーズ&映画公開作を観ている人々にはまったく予想外
な点がひとつもない(爆)そんな意味で安心して観られる娯楽作。
この作品以降、レスキュー俳優、はたまた不死身生還俳優として
立派に成長された伊藤英明の、爽やかさが全開!となる完結編。
彼はいつも通りの役どころに挑んでおり、慣れたとはいえかなり
大変な撮影だったろうと今さらながらお疲れさまでした…である。
彼の妻を演じる加藤あいには、可愛い赤ちゃんまで産まれて、
ようやく平穏な日々が(いや、訪れるはずがないんですけど^^;)
…と思いきや、また海難事故が起こる。今回は国家規模の施設。
難儀な状況の中、一縷生存への望みをかけて被災者を救おうと
する仙崎の熱い思いには誰もが感動できると思う。
実際海保の潜水士たちは、こんな現場で働いているんだと思うと
消防士を含めて命を張る職業を選んだ人々の仕事ぶりに改めて
感謝せざるを得ない。失敗すれば被災者はもちろん、自分も命を
落とす危険性があるギリギリの決断が為される過酷な職業である。
家族は…いくら強くても生きた心地がしない毎日だろう。
前半の突発的な大事故に比べ、後半はうーん…という調子の
いつもの^^;メロドラマ的展開にはなるが、これが海猿なのだと
いう、シリーズすべてを1人の監督で通した証明に繋がっている。
(今作では鶴見辰吾に見せ場がありました!リベンジ東京島!)
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