交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦のレビュー・感想・評価
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あまり頭脳戦していない感じ
通常スクリーンで鑑賞。
テレビシリーズは未見。
高校2年生の時、友人に誘われて観に行った。ドラマを観ていなかったので、基本的な知識はレクチャーしてもらった。
ドラマスペシャルで充分なのではと思いつつも、映画館のスクリーンで観ているとかなりの贅沢感を抱いてしまい、最後まで興奮しっぱなしで楽しい時間を過ごすことが出来た。
とは言え、ありきたりなハイジャック話である。ハリウッド映画のイイとこ取りの寄せ集め映画だなと感じた。反町隆史の犯人はなかなかクレイジーで、そこは好ポイントだった。
サブタイトルにあるような「頭脳戦」の要素が感じられなかったのも物足りない点のひとつ。警察側も犯人の要求をただ呑まざるを得ない状況だったし、交渉を殆どしていない。
黒幕が二転三転する展開は、さすが数多くの刑事ドラマを世に放って来たテレビ朝日製作なだけあり、安定感のあるどんでん返しだった。俳優陣に重厚な面子を揃えていたのも良い。
玲子の病気は、ドラマで伏線を張っていたわけでは無さそうで、特に制約となっている感もゼロ。普通に銃撃戦をこなしていたからだ。クライマックスに突然の発症も少し解せぬ。
[以降の鑑賞記録]
2011/04/10:日曜洋画劇場特別企画(地上波初放送)
2013/? ?/? ?:DVD
2024/09/14:日本映画専門チャンネル
※修正(2024/09/14)
ストーリーは秀逸だが米倉涼子でなくても・・・。
最初に言っておくが米倉涼子は大好きな女優です。だが残念なのが見た目やその目力からなのかこの作品でもアクション女優の類に入ってしまってるのです。単純なアクション映画としてみると中途半端さが強く、やっぱりアンジェリーナジョリーには程遠いと思ってしまう。ストーリーは結構プロットがしっかりしていていいんだけどなぁ・・。ドラマの面々が出ているのでファンは楽しめるのでしょうが、ドラマを知らない人の感想は米倉涼子に感情移入がしづらく最後に死んじゃったのにまた戻ってきてってよくわからない落ちに???がでてしまう。筧さんはどの作品でも同じ個性でいいよね。反町等周りの面々が良ければよいほど米倉涼子の魅力が減ってる気がしてなんかうーん残念という感想でした。
トランプでもジョーカーがいるから面白い
映画「交渉人 THE MOVIE タイムリミット
高度10000mの頭脳戦」(松田秀知監督)から。
突っ込みどころ満載の作品だった。(笑)
まさか、素人・女性・腕に怪我・心臓の病を持った条件で
旅客機の着陸が出来るなんて考えてなかったから。
ストーリーとしては、予想外の展開に驚くシーンが続く。
場面設定をメモし忘れたが「えっ、どうして私の存在を?」と
呟く主人公に対して、ハイジャックの犯人がさらっと答える。
「トランプでもジョーカーがいるから面白い」
台詞と言うより、その発想が面白くメモをした。
正直なところ、今まで、トランプのジョーカーの役割なんて、
考えたことがなかったが、このフレーズで気付かされた気がする。
確かに、ジョーカーがないトランプゲームは、つまらない。
勝敗や結果が読めてしまうし、大ドンデン返しも期待できない。
手品のような時は、カード1枚としての役割しかもたないが、
ゲームとなると、ジョーカーが入るだけで、面白さが倍加する。
言い換えれば、平凡の中にも、ちょっと刺激が必要ということか。
でも・・「ジョーカーは1枚でいい、何枚もいらない」
これが私の本音でもある。
敏腕ウサギ。
今作のドラマ版は一回くらい?しか観ていない^^;
なんかこう、続けて観る気がしなかったから止めたのだが、
だったら映画も観なけりゃいいじゃん?なのに観てしまった。
(だってドラマと映画の違いを発見できたら面白いので)
えっ?この宇佐木玲子って「敏腕」交渉人だったの!?(爆)
今作ではほとんど…というかまったく交渉するシーンがない。
冒頭のあの煙幕みたいなライトアップの中、カッコよく登場
した彼女の交渉劇?も…結局のところ中途半端だったし。
いや、それよりも飛行機にあんなモデルのような服装で
「敏腕」交渉人さんは乗るんだろうか?目立ちすぎでしょ~。
しかも機内で着替えたりするのでコスプレも楽しめる作り、
…米倉涼子をひたすらカッコよく見せたい気持ちは分かるが
なんか見せるところを間違えている気がしたのは私だけ?^^;
陣内さんのアップ顔(眉間にしわ寄せの)も気合は入ってるが
どうもこちらまで肩が凝ってきそうな力の入り具合だった。。
まぁ…顔だの服装だのは置いといて。。
話の作りはどこかで観た話をくっ付けてはいるが、なかなか
緊張感があり、最後までめいいっぱい引き付ける内容だった。
でも彼らの頭脳戦というよりは^^;それ以外のところで巨大な
陰謀が張り巡らされたのが事実で、踊らされるのは交渉人。
日本のアクションにメロドラマを加えた作りに変わりはなく、
これなら二時間ドラマで良いよね?といわれるのも分かる^^;
ツッコミどころも満載!!あ、それはそれで楽しいのか。
若手俳優たちと名優たちのコラボは楽しめる。
林遣都の真面目っぷりや、成宮寛貴の実は…?だった話など、
チラチラ楽しめる部分もあった。ギバ&反町さんお疲れさま。
(宇佐木という苗字に「ウサギ」を連想してしまうのは私だけ?)
テレビ版のスペシャルね。
テレビ版は、1回しか見たことがありません。
特に、米倉涼子のファンでもないし、陣内さんのファンでもありません。
でも、あちらこちらに、「あら!この人が、あの人が、出てる。イイ味出してるな~」でした。
反町隆史さんも、「ワル」のお顔が良かった。
ストーリーは、2転3転して、おもしろいのだけど、何しろテンポが悪い。
時折、笑いを誘うセリフは、なかなか良かったのだけど、
ダラダラと進んでいくので、あくびも出た。
クライマックスの場面で、あのセリフを言いたいのはわかるけど、もう少し状況判断をしてもらいたいな~。
なんでそうなるの~?!的状況には、目を瞑りましょう。
映画ならではの緊張感もさほどだったので、DVDでも良さそう。
それにしても、筧利夫さんの座高、高過ぎ~。変だよ~。
初めての交渉人、手に汗握りました!
交渉人シリーズは見たことが無く、試写会をきっかけにこのシリーズを知りました!
犯人の何重にも仕掛けられたトリックや、真犯人がまさか身内のほうに居た時のショックはかなり驚きました!
この映画をきっかけにドラマシリーズも見てみましたが、本当に面白いですね交渉人!
続編も期待したいです☆
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