劇場公開日 2010年2月11日

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「さすが連ドラのスタッフで撮っただけのことはある。」交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦 いきいきさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5さすが連ドラのスタッフで撮っただけのことはある。

2010年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

寝られる



 冒頭のCGの安っぽさから酷い。
 どうして邦画はあのレベルでOKなんだろうか。

 米倉涼子自信も上映後の公開収録で一つ例を上げていたが、
 突っ込みどころ満載の作品でした。

 分かっててやってる所がすごいよな。

 最初の事件では、あれだけ警察が包囲してて何やってんだと。
 主人公が飛行機に強引に乗り込むのも無理あるだろうし、
 ハイジャック犯が用意する拳銃も合計で結構な数で、
 一回着替えたのを、おそらくアクションをさせるためにまた着替えてたり、
 陣内孝則があの非常事態で行ったり来たりしてたり、
 他にも多々あって、アホかと突っ込みながら楽しむ作品ですね。

 そもそも論で言えば、目的を達成するために利用したとしても、
 黒幕があそこまで大掛かりな事を派手にやる説得力が全くない。

 連ドラではそれなりに交渉してたけど、
 主人公が映画ではほとんど交渉せずに、交渉人でも何でもない。

 僕の去年のワースト“笑う警官”クラスの作品だ。

 でも、最低評価じゃないのは爆破シーンは頑張ってたから。
 筧利夫と星野真里のカップルが笑わせてくれたから。

 連ドラの時と筧利夫のキャラが随分と変わっておりましたが。

いきいき