「さすが連ドラのスタッフで撮っただけのことはある。」交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦 いきいきさんの映画レビュー(感想・評価)
さすが連ドラのスタッフで撮っただけのことはある。
☆
冒頭のCGの安っぽさから酷い。
どうして邦画はあのレベルでOKなんだろうか。
米倉涼子自信も上映後の公開収録で一つ例を上げていたが、
突っ込みどころ満載の作品でした。
分かっててやってる所がすごいよな。
最初の事件では、あれだけ警察が包囲してて何やってんだと。
主人公が飛行機に強引に乗り込むのも無理あるだろうし、
ハイジャック犯が用意する拳銃も合計で結構な数で、
一回着替えたのを、おそらくアクションをさせるためにまた着替えてたり、
陣内孝則があの非常事態で行ったり来たりしてたり、
他にも多々あって、アホかと突っ込みながら楽しむ作品ですね。
そもそも論で言えば、目的を達成するために利用したとしても、
黒幕があそこまで大掛かりな事を派手にやる説得力が全くない。
連ドラではそれなりに交渉してたけど、
主人公が映画ではほとんど交渉せずに、交渉人でも何でもない。
僕の去年のワースト“笑う警官”クラスの作品だ。
でも、最低評価じゃないのは爆破シーンは頑張ってたから。
筧利夫と星野真里のカップルが笑わせてくれたから。
連ドラの時と筧利夫のキャラが随分と変わっておりましたが。
☆
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