ドゥーニャとデイジーのレビュー・感想・評価
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もっと可愛い映画かと思ったのに
可愛いジャケットからして、コメディ調を期待して借りたんだけど、コメディではなかった。けっこー話重かったです。
全然違うタイプの二人の女の子ふたりの友情もの。
イスラムの人って未だに肌見せちゃダメとか 結婚相手を親に決められたりとか大変だな。
デイジーのお母さんは「生んで後悔した」って正直に 言ったけど、あれは可哀想だなぁと・・・
でも娘が同じ道を歩まないようにと思ってのことなのかな。
難しい。
オトナになるために。
名画座にて。
二人の女の子のロードムービーだと予告もいってたが、
奔放なオランダ娘と敬虔なイスラム教徒のモロッコ娘が
大親友、という設定がまず面白い。
エミー賞にノミネートされたオランダの同名人気テレビ
ドラマ・シリーズを、同じキャストで映画化したのだそうだ。
オランダ・ベルギー産の映画などあまり観る機会がないし、
やはりこういうのを名画座でかけてくれることは嬉しい。
価値観の違いはもちろん、とかく家族との関わりが強い。
日本のガールズムービーと比べるともう少し重い内容、
其々のアイデンティティーを探す二人旅にもなっている。
オランダ娘はかなり奔放に映るが^^;それは対比の面白さ。
普通にあの姿はアリだろうな~と思うし、特にモロッコでの
珍道中には大笑い。サッサと帰って欲しいモロッコ人一家と
居座るオランダ娘。モロッコ娘も実はもっと自由になりたい、
恋愛くらい自分の自由にさせてくれてもいいじゃない!!と
(だって未来の婚約者が、あれじゃあねぇ…ゴメン^^;)
可愛いアイドル顔で訴えるものだから、これは男性陣には
たまらなくウケるんじゃないだろうか!?と思ったりもした。
若さならではの無茶もあるが、でも彼女たちの気持ちが
この年代になってからだと…^^;ほんっとに良く分かるのだ。
どうにもならない時代がティーンにはある。
気持ちにケジメがつけられない、どうしたいのかも見えない、
ただ親の言いなりになっていたくはない、自分で選びたい、
手探りで予測もつかない世界へ飛び出すのは確かに怖い。
だけどそれを経ないでオトナになれば、きっと後悔をする。
バカみたいなことをして、転んで起き上がってを繰り返し、
あーそうか。親が自分に知らせたかったのはこれなんだ。
というのが分かるまで、自問自答にもがくべきなのである。
親なら心配で仕方ないが、でもあんな風に傷つきながら
オトナになっていこうとする彼女たちは真に健気で可愛い。
旅の後、両親に向かって飛びつく二人をみて良かったなと
まぁ~ちょっと変わってはいるけど^^;いいドラマだと思った。
勝手三昧を繰り返す子供達をほったらかしで描くのでなく、
成長過程に帰着させたことが、とても好印象な作品だと思う。
(こういう友達っていい!お互い明け透けに言い合って仲良し)
オープニングが可愛い
試写会で吉川ひなのちゃんが来ていました。
ひなのちゃんはデイジーの性格と似てるんだとか。
ひなのちゃんも結構大胆なのかな?
オープニングとエンドロールがとっても可愛いです。
デイジーは思いがけない妊娠をきっかけに、
自分が本当に愛されて生まれてきたのかを、
まだ会ったことの無い実の父親に聞くために旅に出かけます。
「生まれて良かった」そう思えたときのデイジーの笑顔が可愛かったです。
双子の子どもが生まれた後のデイジーを見てみたかったです。
ドゥーニャは親が決めた相手との結婚に「これでいいのか?」と、
奔放きままなデイジーに付いていって家出しちゃいます。
それにしても、デイジーは妊婦なのにタバコ吸って酒飲んで、飛んではねて、
踊りまくって、サッカーして・・・
あり得ないでしょ・・・
カサブランカって治安が悪いんだ・・・怖そうだなぁ。
オランダって、イメージしてたのと映画の中じゃ違うんだなぁ。
へぇ、モロッコってこういう感じの町なんだぁ。
映画の裏にイスラム教とか、移民とか、そんな背景があるので
ちょっと日本人の私には共感が難しかったかな・・・
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