「二匹目の泥鰌狙い」ウルルの森の物語 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
二匹目の泥鰌狙い
クリックして本文を読む
多くの災害をもたらした新潟を中心とした北陸の大地震。
実話を基に日本テレビとホリプロが製作した『マリと子犬の物語』はヒット作となる。…となると、二匹目の泥鰌を探せとばかりに製作されたのがこれ。
家族を大切にすると言われる狼の生態。それを生かす為に船越英一郎と桜井幸子は離婚した元夫婦。だから2人の子供達との親子仲も父親とは険悪。これを助けた子犬ならぬ子狼を通して絆を取り戻す強引な流れ。
強力なジブリ作品のコンテンツを持つ日本テレビだけに、母親は手術が必要な位の心臓の病気を持つ設定で、どことなく『となりのトトロ』を。兄妹の関係は『火垂るの墓』を若干意識した様なところが見え見えな脚本。
だからサクマのドロップの代わりに登場するのが、お兄ちゃんの携帯を取り上げる代わりに出て来るおはじき。
まさか終盤にあんな形で再登場するとは思わなんだ。よくぞ持ち歩いていたもんだよなぁ〜(爆)
泣かせる小道具で笑わしてくれるとは…。
北海道の雄大な大自然は魅力的。
(2009年12月28日TOHOシネマズ錦糸町No.8スクリーン)
コメントする