「わがままキャッシー」嵐が丘(1939) 重さんの映画レビュー(感想・評価)
わがままキャッシー
マールオベロン扮するキャッシーとローレンスオリヴィエ扮するみなしごのヒースクリフは子供の頃から仲良く暮らした。キャッシーの父親が亡くなりヒースクリフはキャッシーの兄ヒンドリーに冷たくあしらわれた。ある日、舞踏会をふたりでのぞきに来た時、犬に噛みつかれキャッシーは怪我をして、ヒースクリフは出て行った。ヒースクリフは野蛮な者と扱われていたが、キャッシーは馬屋番のヒースクリフを愛していた。しかし、キャッシーがエドガーにプロポーズされた事にショックを受けたヒースクリフは姿を消してしまった。上流階級のお嬢様と使用人の愛は果たして続くのか? お互いに意地をはったあげく、お互いの配偶者を裏切る様な展開で、キャッシーのわがままによる不幸な愛かな。
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