理想の彼氏のレビュー・感想・評価
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【”人生で大切なのは、自分の事を心底思ってくれる人との人間関係。”キャサリン・ゼタ=ジョーンズの魅力満載のラブ・ロマンティック・コメディ。相手は”ハングオーバーシリーズ”で大変な目に逢う良き人です。】
■40歳でバツイチ子持ちの主人公サンディ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が、24歳の草食系男子アラム(ジャスティン・バーサ)と恋に落ちるロマンティックラブストーリー。
ー 夫の浮気によって離婚した40歳のサンディは、引っ越したNYで24歳のフリーター・アラムと出会い、彼にハウス・キーパーの仕事を依頼する。
お金も地位もなく、あるのは年齢差だけという彼。
けれども、サンディの生意気な子供達セイディ&フランクはアラムに懐くのである。
<子供は、善なる心を持った人を敏感に察知する。>
しかしサンディは、アダムの前でだけ自分が自然体でいられることに気付き、彼との交際に踏み出すが、子宮外妊娠をしたことで、アラムに一方的に別れを告げる。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・キャサリン・ゼタ=ジョーンズの実際の夫はマイケル・ダグラスである事は巷間に知れ渡った事であるが、私が彼女が偉いと思ったのは、自身の病名を公にし、子供達に対して不法な介入をしない様に、マスコミに公表した事である。
今では、当たり前の事であるが、当時としては画期的だったと思う。
勿論、彼女が主演した「幸せのレシピ」が、好きな事もあるが・・。
・彼女が恋に落ちた、アラムを演じたジャスティン・バーサも良いんだよね。
ー 5年後に再会した時に、彼は子供を連れているが母はいない。自ら、恵まれない子の父になったんだよね。
そして、生意気だった子供達セイディ&フランクは、彼との再会を喜ぶんだよね。ー
<社会的地位(アンカーマン)を確立したサンディが、アラムとの再会を一番喜んだのではないかな。
彼女の驚きから歓喜の表情に変わる姿も印象的である。
序でに言えば、サンディがアンカーマンとして活躍し、アラムが家庭を守る姿も想像してしまった作品でもある。>
愛と幸せを掴みたい!!
普段ラブストーリーはあまり観ないですが、王道で面白かったです。出だしの車中の熱唱で掴みはOKでした。女性が年上で美人、ちょっと変わったサンドバッグの出会い(ヒロインの名前がサンディ)、子供たちのギリギリ狙い過ぎないリアクション等、何も考えずに幸せな気持ちになる映画でした。男性は15歳下ですが、いつも二人が尊重し合って、歩み寄っているのが良かったです。私は、人生は再会から始まる物語だと考えているので、ラストもとても好みでした。総じて、現実で上手くいかない自分には、楽しくて良い補完になりました。
恋は落ちてしまうもの
私好みの作品だった(*^^*)
いつ落ちるのかわからないのが恋。
見た目、地位、条件…を選ぶのではなくて落ちてしまうんだな。
しばらく距離をおいて、彼も自分の人生を立て直してのハッピーエンドな所も素敵☆
彼がキュートで明るくて素敵 なんであんな一つのことだけで別れまで一...
彼がキュートで明るくて素敵
なんであんな一つのことだけで別れまで一気に行ってしまうのか理解出来ないけど
とにかく彼が素敵でハッピー✨
独身女性へ
「理想」とは何か考えさせる。
自分とは違う世界に住む人こそが互いを支えあい理解できるのかもしれない。
仕事をバリバリしている女性は共感する部分が多いのではないか。
彼のような人が現れれば表情が優しくなるだろう。
出会えることが理想なのかも。
生きるヒントをくれる作品!
前向きになると思います。
意外にオトナなラブストーリー
「草食男子」ブームで、この手のラブストーリーが増えているように思うが、やはり設定に少し無理があり、女性側から見て都合の良い男性像を一方的に作り上げている感が否めなかった。
ベビーシッターを顔見知り程度の、しかも年の若い男性に頼むことは普通は考えられないし、仕事よりも子供の面倒を見ることに幸せを感じる若い男性というのも、やはりまだまだ少数派。
ただ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは自立した魅力的な大人の女性を、相手役のジャスティン・バーサは一見地味だが、実は知的で人間としての本当の豊かさを知っている心優しい青年をそれぞれ好演していたのが良かった。彼の「若さ」ではなく、あくまで一人の人間として好きになっているという描き方も好感が持てた。すぐさまハッピーエンドになるのではなく、彼がもっと人生経験を積むために時間を置くという展開も、少しロマンチック過ぎるけれど良かった。
邦題が軽すぎるのが残念。
タイトルだけ見ると軽いタッチのピンクラブコメのように思えてしまうが、大人のロマンチックラブストーリーだった。
上昇志向とマザコン男。
日本女性に限らないのだろうけれど、履歴に
「高」がつくのが大好きな人って結構多いと思う。
まぁ経験からいって歳が上がれば理想も上がる。
実にアンバランスな高望みを抱えた中年は多い。
まずは自分のレベルを考えろと言いたくもなるが^^;
条件から入る恋愛がそうは上手くいかないことを
きちんと描いているのは好感が持てる(短すぎるが)。
とはいえ、40代のバツイチ女性が子供を2人抱えて、
すぐ若い彼氏ができるわ、仕事もアパートも決まるわ、
まったく現実味に欠ける構成には苦笑い…。
幾らアラフォーをターゲットにしたいからといって
かなり安易な離婚&恋愛の描き方に溜息が出た。
(40代、もっと慎重にコトを運ぶと思うんだけどなぁ)
前向きに行動することは、とってもいいことである。
自分にとってどうすることが一番かを考えて行動し、
常に笑顔でいられたなら、それに越したことはない。
子供たちにとっても、母親の笑顔が実は一番である。
でもそこには、様々な犠牲がついてまわる。
今作でいえば、それがつまり、彼氏?という感じで、
夫の前で今まで出来なかったことを、うら若き男性の
手を借りて、達成しているのに過ぎない。
「いや、いいんですよ。だって僕、彼女が大好きだから」
うん、そういう男性もいる。それはもちろん構わない。
年齢もプライドも関係ない。本来の恋愛はそうあって
しかるべきなのだから…とはいえ、それが理想の
相手だったんだと描いてしまうのもなんだか短絡的。
だってはずみでしょ、これ。
キャストも物語も派手さはないが、ほどほどな感じで、
マセた台詞をぶちかます子供達もけっこう可愛い。
男子側の両親も依然子離れできないバカ親で(A・G!)
しかしああいうマザコン男が実は女性の心を掴むのを
知ってました?という、道を得ている部分も感じる。
中盤~ラストにかけてが少し変わっている程度で、
相変らず幸せムードで平和にまとまった無難な作品。
でも私にしてみれば、これはありえねぇ。
すいません、ラブコメにまで文句つけて^^;
(J・バーサがあまり若々しく見えず、ゼタ姐と釣り合う)
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