「男はファムファタール的な女性に惑わされる訳で」(500)日のサマー cani tsuyoさんの映画レビュー(感想・評価)
男はファムファタール的な女性に惑わされる訳で
ギフトカード会社にコピーライターとして勤める文系ロマンチストのトムの職場に同じような感性と自由奔放さを持った素敵女子サマーが入社してからの心踊りつつも地獄のようにもがく恋の物語。
ブルーバレンタインのようにいい時期の二人と関係性が悪くなる様子を交互に見せることによって、鑑賞者はドキドキ、ハラハラ、胸が苦しくなる訳で…
観客の性別やモテ度、属性によってこの映画の見方って変わると思うし、感想については公開当時盛り上がりがあったが、それは立場によって加担したくなる感想は違うから言及をする気はないです。
しかし、どんな立場にしろ恋愛のマジックアワー感、そして恋が終わり行く時の「もうどうしようもない」感を見事に表現した映画だと思う。
映画「モテキ」を先に観た身としてはあのミュージカル演出にあがりました。
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