「ヤマトの造形が統一されてました....」宇宙戦艦ヤマト 復活篇 51ですさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤマトの造形が統一されてました....
「原案 石原慎太郎」 が冒頭でかでかと.....。
都知事にヤマトの愛が描けるか.....予想通り戦争中の日本軍人魂を描く作品であった....そして、ヤマトがめっちゃ強くなっていた.....敵のミサイルを受けても外壁がびくともしない....。
全編CGなのでメカは完璧であるが、人物が今一....特にライオンなどの動物描写が情けない.....単なるマンガになってしまう....そして、最終シーンでは、あれ?永井豪作品????。
これまでの作品では、同じ作品内でヤマトの形(先端の輪部分や波動砲の形など)が統一されて無かったのが、統一されて良かった。
一作目は土の中から、2では海の中から、新たなるでは海上から.....はたして復活編は、どこから旅立つ???
主題歌は、「ささきいさお」に唄って欲しかった....アルフィーが加わる主題歌宇宙戦艦ヤマト2009ではヤッターマンのダメダメ主題歌のようだった...最後の歌はバッチリです!。
古代進は、冒頭シーンでは、貫録のある大人の風格をもって登場したものの、ヤマト艦長に就任すると.....みんなバラバラで古代のいうことなんか聞く耳持たない???....例えば、佐渡先生の代わりに医務員として搭乗したはずの佐々木美晴....勝手にコスモパルサーに乗り込んで戦闘へ....けが人の処置は整備員にまかして....従来は考えられないが、本作品ではヤマト装甲板は強いので怪我人も出ない....よっぽどヤマトⅢのときの古代艦長の方が立派だった。
真田さんは、地球防衛軍長官になっており、不気味ながらかっこいい!
機関長になった徳川太助...ダイエットに成功したようだが、身長も伸びていてかっこいい!
話としては、移動性ブラックホールが地球に近づき、地球滅亡まで3ヶ月しかないということで、惑星アマールに移住するという話....ヤマトⅢの時、あれほど移住先に苦労していたが、その教訓も生かされて17年後には、いざという時のために見つけてあった見たい......でも....。
ヤマトのBGMといったら宮川泰....亡くなってしまった今、これに代わる作曲家が見つからなかったのか?....先日行われたNHK交響楽団にによる演奏を中心に、その他の部分ではピアノを中心としたクラッシックを多用していた.....戦闘シーンにピアノオーケストラは合うね!
うわぁーあっという間に土星まで飲みこまれた.....地球は本当に移動性ブラックホールに飲み込まれてしまうのか????......
そして、真田さん秘策のヤマト最終兵器はあるのか????....ヤマトの運命は????
最後のテロップで「西崎義展」が多過ぎる....まるで一人で作った見たい....この方がいなかったらこの作品は無かったのは分らんでもないが....松本零士ともう一度組んで欲しいです.....。
復活編第一部ということで、まだ続く見たい....森雪は生きているのか????