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ゾンビ・ホスピタルのレビュー・感想・評価
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プリズン・ブレイク
妹を精神病院から救い出すために、自らも患者のふりをして潜入する兄。
プリズン・ブレイクのような設定だなと思ったら、院長はアブルッチことピーター・ストーメアだった(笑)
彼がかなりいっちゃってるマッド・ドクターぷりで、新薬の副作用でゾンビ化した患者たちが大暴れ!
ゾンビと言っても生ける死者ではなく、人肉を欲するようになった生者なので、頭を破壊しなくても普通に死ぬのだが、噛まれるとウィルス感染でゾンビ化してしまう「地獄の謝肉祭」と同じ設定です。
閉鎖された精神病棟で、ゾンビ・パニックに陥るまでが長いのがイマイチなのだが、目から針を突き刺してロボトミー手術しちゃうアブルッチ院長はじめ、「カッコーの巣の上で」のような婦長、後半から血まみれおっぱい丸出しの色情狂女やシリアルキラーの患者、強欲な黒人警備員など、出てくるキャラ全てが濃いぃので飽きることは無い。
腕をへし折ってかぶりついたり、その処置した腕にむしゃぶりつくなど、ゾンビの食事シーンは少ないものの、インパクトや血の量はなかなかのもの。
ストレートに終わらないラストも含め、B級ゾンビ映画としては合格点をあげられる作品だと思います。
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