「原作の問題提起を台無しにしたエンディング」さまよう刃(2009) Spenserさんの映画レビュー(感想・評価)
原作の問題提起を台無しにしたエンディング
見る価値なし。原作を読めばいい。原作者がこんな映画化を許したのはなぜだろう?
特に終わり方が酷い。原作が社会問題として提起しようとした(少年による凶悪犯罪)被害者(家族)のやりどころの無さが、原作とは異なって偽善化されて、台無しになってしまった。原作どおりの終わり方は、倫理的に許されなかったのだろうか?
ならば、それ以前の暗く醜いものも見せつけなければいい。
(しばらく前に見たときの感想を思い出したので書き留めました。)
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