「もっと軽い話にして欲しかった」ダーク・シャドウ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
もっと軽い話にして欲しかった
総合70点 ( ストーリー:55点|キャスト:75点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:75点 )
もっと笑いの方向にふったお馬鹿な内容なのだと思っていたが、予想よりもずっと重い話だった。ただそれを滑稽さをまじえた軽い演出にしただけ。だけど魔法と呪いの登場する200年にわたる深刻な愛と憎悪の話が、この軽い演出によってお馬鹿路線か深刻路線かどっちつかずの中途半端なものになっている。せっかくジョニー・デップも冗談のような化粧して登場していることだし、自分としてはお馬鹿路線に焦点を絞って突っ走ってくれたら、物語の設定上の古い柵に囚われることなくもっとすっきりと観られたんじゃないかと思った。
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