「クロエ・モレッツの登場シーンにつきる」ダーク・シャドウ αさんの映画レビュー(感想・評価)
クロエ・モレッツの登場シーンにつきる
ジョニー・デップはもちろん好きな俳優で、ティム・バートンとの黄金コンビも安心してみられるんだけど、今回はそれだけで、もう少しなにか新しさがほしかったというか。厳しくいえばややマンネリ感に陥っていなくもない…かなあ。
もともとのTVシリーズと設定をどのくらい変えられているのかわからないけど、目覚める時代が70年代だと、そこがすでに現代の感覚からすると一昔も二昔も(?)も前。そこに観客とのズレが生じてはいないだろうか? 特に日本では…。
70年代のカルチャーに造詣が深くないと、笑いのネタもいまいちピンとこない部分があるんじゃないかなと。90年代くらいに変えてもよかったのかな…と思ったのですが。
さて、役者陣…というか、女優陣はヴェラ・ヒースコートもエヴァ・グリーンも魅力的なのだけど、やっぱりなんといってもクロエ・モレッツ。登場シーンの生脚にやられますね、ありゃ。ハッとさせられた(笑) 生意気盛りな女の子の演技ももちろんよい。
そんなわけで、一番インパクトがあったのは、ジョニー・デップよりもクロエちゃんのあのシーンでしたとさ。
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