劇場公開日 2011年4月15日

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「不意の一撃」エンジェル ウォーズ まくさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0不意の一撃

2012年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

萌える

少し時間が空いたので家で一人見ました。

なんだか豪華な声優陣がらしい人が吹き替えているということと、
タイトルからの勝手な妄想で
「コスプレ少女たちのアクションムービー」
だろうと、軽い気持ちで見たのが正直です。

しかし、終わってみれば主人公の置かれた状況に
気分がかなり落ちてしまうほどのものでした・・・

お話は
①精神病棟に強制的に入れられ数日後には手術。

②娼館の世界からの脱出(妄想1)

③ゲームのような世界での娼館から脱出するためのアイテム集め(妄想2)

主人公のベイビーは①から現実逃避のために妄想という手段を使い自分の中にある世界に入り込むわけなのですが
妄想のさらに妄想であるだろう③のアクションシーンを見ていても、その外の②や①の世界ではもっとむごいことがあるのだろうと考えると
アクションシーンでもなかなか気分が上がらないものがあります。

でも、アクションシーンでは少女たちのコスプレ衣装で銃をぶっ放すシーンなんて最高です、銃についているキーホルダーがちらっと映るシーンは萌えます(笑)5人組での連帯プレーがあれば最高に萌えたのですがね・・・惜しいような。

できるなら重工な設定を排除した軽い物語だったら
もっと楽しめたのかも知れませんね。

ラストはまさに原題の「Sucker Punch(不意の一撃)」でハッとなりました
酷評している人もいるようですが、僕は見てよかったです!!

まく