「ハイパーニンジャアクション。」ニンジャ・アサシン レントさんの映画レビュー(感想・評価)
ハイパーニンジャアクション。
かつてアメリカで一大ムーブメントを起こした忍者ブーム。当時の人気は知ってたけど、所詮子供向けだろうと全く興味はなかった。
ただ、今回、マトリックスの製作チームであることと、主演俳優の鍛え上げられた肉体がすごいので見てみたら、これは意外な拾い物だった。
主演のRainの肉体美、華麗なアクションとVFXの見事なまでの融合。出血量、ゴア描写はダークキャッスルだけに多め。
ストーリー構成も上手い。主人公の雷蔵はアサシンとして忍者組織の正体を探る捜査官ミカを狙ってるのかと観客に思わせておいて実は、みたいな。
彼の過去と現在を同時進行させてさりげなく見せるサスペンスも良かった。
正直、最初に主演のRainの顔を見たときは地味だと思ったが、ストーリーが進むにつれてドンドンかっこよく見えてきて、ラストは彼の虜になってしまった。
東洋人がここまでハリウッド作品で主演を張るのは並大抵の努力ではできないだろう。彼が主演であることで一部の偏狭的な人間たちからネガティブキャンペーンがなされているが、そういったレビューで評価が下げられたぶん評価を高めにしておいた。
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