ローン・レンジャーのレビュー・感想・評価
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映像のクオリティが高い。ディティールに拘っている。 迫力は画面の大...
レビューに見合わない面白さ!
悪霊ハンター
【"ジョニー・デップの奇抜なメイクは続くよ、ドコまでも"と思ったら続かなかった作品。】
ジョニー・デップ製作総指揮と聞いて懸念していた事が(すいません・・・)、が映像に反映してしまった作品。
〈率直に書きます〉
・ジョニー・デップ演じた"最後の悪霊ハンター"トントの魅力が薄い。役柄上、余り喋らないし、"白塗りメイク"が濃くて、"ジョニー・デップである必要なし!"と思ってしまった。
・今作品は1950年前後のTVドラマのリブート版なのだが、当時はなかった概念"ネイティブ・アメリカン"問題が上手く描かれていない。(描こうとしたそうなので・・・)
・舞台は"西部開拓時代のテキサス"なのだが、ウーン・・・・。
◼️ローン・レンジャーを演じたアーミー・ハマーの白馬を乗りこなすスーツ姿や身のこなし、ヘレナ・ボーナム=カーターが演じた興行小屋の素性不詳な女主人や強欲な鉄道王を演じたトム・ウィルキンソンは宜しい。(偉そうにすいません・・)
〈しかし、一番はストーリー展開のテンポの悪さかな。残念だったのは。(重ねてすいません・・)
〈2013年8月9日 劇場にて鑑賞〉
世界を変えるのは、正義か?復讐か?
個人的には結構好きです。
あまりは評判が芳しくなかったので、期待してなかったのですが、かなり面白かったです!
トントの意外な過去やエンドロールの哀愁漂う姿にはグッとくるものが有りましたし、墓穴の前でのトントと白馬のやり取り等、所々に笑いの要素を挟みつつ、手に汗握るスリルと爽快感のあるアイデアの詰まったアクションシーンは秀逸でした。
テンポも良くエンターテイメント性に富んだ西部劇で有り冒険活劇ですね。
見た目は二枚目でも行動は三枚目な感じのアーミー・ハマー演じるジョンも佳いキャラクターでしたし、これは是非続編を作って欲しいですよね。
オリジナルも観てみたくなりました。
それにしてもジョニー・デップ程白塗りの似合う俳優さんもいませんよね。
キャラが強そうに見えて薄味な…
期待のしすぎか??
ラスト15分のためのすべて
見る人によって評価が大きく変わる映画だと思います。
全体を通してのストーリーの流れとスピード感を重視する人たちにとっては、見どころはほぼ最後のアクションシーンだけになりますから、非常に退屈な作品であったでしょう。
しかし細かい台詞回しの妙や、仔細な装飾の作りなど、スクリーンの隅々まで見渡してじっくり見る人にとって、冗長さを感じている暇などはないくらいたっぷりとした時間に感じられると思います。
ストーリーの暗い根幹を、繊細な描写とコミカルな演技によって、明るさと密度のあるものに仕立て上げ、積み上げていったものをラスト15分の大味のシーンで一気に消化する。ディズニーだからこそできる、見事な構成の映画だったと思います。
ラストシーンのバックに流れる曲は、ドラマ版のテーマソングにもなった「ウィリアムテル序曲」のオマージュであり、馬と汽車と両方の疾走感を見事に盛り込んだ音楽づくりです。
全体を通して「爽快」であるかどうかは言い切れませんが、間違いなく「痛快」であるし、視点を増やすほど面白く感じる映画です。
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