劇場公開日 2010年3月6日

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「新世代プリンセスの爆誕。」プリンセスと魔法のキス Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0新世代プリンセスの爆誕。

2021年8月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

公開当時から存在は知っていましたが、ディズニー最後の2Dアニメ映画として興味がありこの度初めて観ました。
感想
予想以上楽しめました。誰しもがプリンセスになれるというまさにシンデレラストーリーで素直に感動しました。それは田舎に住むウェイトレス仕事をする黒人プリンセスというリアリティのある設定から生まれたものだと考えています。また、今作のテーマである往年のプリンセスストーリーへのアンチアンサーが見事にハマっていました。醜いカエルの王子様とキスをして王子様の姿が戻って結婚⁈は出来なかったというアンチディズニーマジックは意外性があり楽しめました。それ以外にも働くことを幸せに思うティアナはディズニープリンセスとして新世代の中で一際目立つ存在だったと思います。ゆとり世代な王子、悪魔との契約による他人頼りなヴィランなど現代風刺が濃く聞いていたと思います。夢は見るだけでは叶わないというセリフは子供向けとは到底思えないリアリティを感じました。
最後のオチもそう来たか!と唸らされるオチなっていて脱帽です。個人的には人になってジャズミュージシャンになる夢を見ているワニくんが好きでした。

総評
予想以上よく出来ていた新世代プリンセスストーリーの傑作。見ていない方には必見です!

Y K