「夫ではなく、婿に。」あなたは私の婿になる ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
夫ではなく、婿に。
観終えてよくよく考えたら、これは入り婿じゃないぞ^^;
でもタイトルが「あなたの嫁になる」じゃつまらないし。
前評判どおり、サンドラ姐はまだまだ頑張ってます。
このヒトの魅力といえば、
女性の私から見ても全く色気を感じない!?(誉めてる)
ところだったりして…今作でも、ほぼオールヌード♪を
見せてくれるが^^;アスリートの裸を見ているようだった。
でもそういう点がコメディエンヌとして好要素に働き、
年下・レイノルズを転がしながら、魅力的に見せている。
そもそも彼女が鬼上司というが?あまりそうは見えない。
ある程度魅力的に描かれていると思う。
彼の実家・アラスカに渡ってからも、楽しい描写は続き、
犬とケータイの交換(!)は傍から見ると、あーなのか^^;
などとクスクス笑い。ああいう設定が上手いなぁと思う。
まぁ私が親なら、とうぜん「魔女」との結婚には反対!?
するだろうとは思うが、べつに悪魔と結婚するわけじゃ
ないんだし^^;息子が選んだなら仕方ないと腹をくくるか。
でもこれだけ仕事のできる女性となると家事はムリだ。
この偽装結婚話と並行して、家族の物語も綴られている。
稼業を継いでくれないひとり息子によせる思いは、
どの父親でも同じだろうし、年上と結婚したら(それも魔女)
孫の顔は拝めないと残念に思う母親だっているはずだ。
さらに祖母が元気なうちに結婚式だけでも!と慌ただしく
働く女性陣の描き方は日本人も大いに共感できるはずだ。
お高い家庭の設定でも?お高くならないところがいい感じ。
欲をいえば、あの元恋人の女性がもっと彼に絡むとか、
ダンサー店員が更にバカな働きを見せるとか(いらない?)
そういったどうでもいいシーンが、バッサリと落とされて
サンドラ姐の身体のごとく、スッキリしすぎているのが
いいような物足りないような…^^;まぁでも感動できる話だ。
私もこんなタイトルを誰かに言ってみたい。(爆)
(わが職場の上司を彷彿とさせる怖さも多々ありまして…。)