アドレナリン ハイ・ボルテージのレビュー・感想・評価
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最低のB級映画(褒め言葉)
現代のエロ・グロ・ナンセンス。
作中でFuckという語が登場する数 実に164回、
それどころか屋外F○ckシーンまであるという、
映画専門チャンネルくらいでないと放送できなそうな内容で、
PTAが子どもに見せてはいけない作品に挙げること請け合いの快作。
下品な表現を嫌う人はとことん嫌うかも知れない。
洒落の分かる大人だけが楽しめる。
エンターテインメントなんて、それでいいじゃないか。
余計なこと考えずに頭空っぽにして観ようぜ!
ただし良い子は観ちゃ駄目だぞ!
個人的には中の人ネタが好き。
生き残るために突っ走る男 第二弾
前作ラストで死んだと思われたが実は生きていて、今度は盗まれた心臓を取り戻すために突っ走る。
頼みの綱は充電式の人工心臓のみ。
時には自動車のバッテリー、時には発電所、時にはおばあさんの静電気など、今回は「走っては充電」を繰り返します。
もちろん、前回からのお約束の青姦も、とんでもない場所でやっちゃう始末。
たまに見るおバカ映画だから、気分転換になって、それなりに楽しめる。
前作もそうだけど、ジェイソン・ステイサムは今回も走りっぱなし、動きっぱなし。しかもほとんど彼が画面に映っているので、撮影中大変だったことでしょう。
去年亡くなったデヴィッド・キャラダインが出演してるね。これが遺作かな?
前回主人公に銃を突きつけられた医師も登場するけど、ちょっとかわいそう。
次回作があるなら、「死ぬのは悪党のみ」路線で行ってもらいたい。
バカすぎて、面白い
「トランスポーター」シリーズや「デスレース」などで今や売れっ子のジェイソン・ステイサムが主人公のチェリオスを。「ミラーズ」などに出演している美人女優エイミー・スマートがチェリオスの恋人役をと、意外と豪華なキャスト陣。
それと反比例するようなバカバカしさと勢い。
前作はDVDで見たのだが、これは大画面で見た方が絶対に面白い。
これぞ正に、リアル「グランド・セフト・オート」と言った何でもあり感。GTAⅣの主人公がステイサムに似てるんだ、これが。
もう何でもありで、車のバッテリーで人工心臓を充電(感電死なんてレベルじゃない)、競馬場での青姦、ストリップ場での銃撃戦などなど。18禁当然な内容ですよぅ。
ストーリーを要約すれば、ひょんなことから心臓を奪われた主人公チェリオスは代わりに電気で動く人工心臓を付けられた。「俺の心臓を返せ!」と、チェリオスは街を破壊しながら心臓を探しまわる。
車に乗って心臓を奪ったマフィアを追うチェリオス。そこで知らない男が車を併走させながら話しかけてくる。
「よう兄ちゃん。何してんだ?」
「黙れ!俺は忙しいんだ!」
言った途端、車は分離帯に衝突しチェリオスはフロントガラスを突き破って彼方へと消えた。
知らない男が車を降りてチェリオスを心配する。
「兄ちゃん、大丈夫か?」
「電気よこせ!!」
会話が成立しない。どうやら大丈夫じゃないらしい。
チェリオスは知らない男の車のバッテリーから電気を胸に直接当てて充電完了。
元気になったチェリオスは走ってどこかに行ってしまった。
傑作だ! 終わり方からして、興行収入次第では次回作もありそうだ。
1作目でやめておけばよかったのに。。
前作のラストで、はるか上空のヘリコプターから地上に落下し、死んだと思われていた主人公が実は生きていて、そんな彼の強靭な生命力に目をつけ、自身への移植を望んだマフィアの長老によって心臓を奪われ、その心臓を奪い返すために再び主人公が街を駆け巡る、という話なんだが、ここまで読んでもらった方には分かってもらえるとおり、ストーリーはあってないようなもんである。
内容が荒唐無稽なのは一向に構わない。そもそも第1作目はその荒唐無稽さ加減が何よりの魅力で、「バッカだなぁー」と笑って楽しめる作品だった。だがしかし、前作のヒットを受けて作られた続編はどうだろうか? 結論から言ってしまうと、明らかにやり過ぎ。。何よりギャグとして無実の人を殺してしまうセンスには眉をひそめざるを得ない。バカ映画だからといって、やっていいことと悪いことがあるのだ。
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