「バカすぎて、面白い」アドレナリン ハイ・ボルテージ わたぼうさんの映画レビュー(感想・評価)
バカすぎて、面白い
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「トランスポーター」シリーズや「デスレース」などで今や売れっ子のジェイソン・ステイサムが主人公のチェリオスを。「ミラーズ」などに出演している美人女優エイミー・スマートがチェリオスの恋人役をと、意外と豪華なキャスト陣。
それと反比例するようなバカバカしさと勢い。
前作はDVDで見たのだが、これは大画面で見た方が絶対に面白い。
これぞ正に、リアル「グランド・セフト・オート」と言った何でもあり感。GTAⅣの主人公がステイサムに似てるんだ、これが。
もう何でもありで、車のバッテリーで人工心臓を充電(感電死なんてレベルじゃない)、競馬場での青姦、ストリップ場での銃撃戦などなど。18禁当然な内容ですよぅ。
ストーリーを要約すれば、ひょんなことから心臓を奪われた主人公チェリオスは代わりに電気で動く人工心臓を付けられた。「俺の心臓を返せ!」と、チェリオスは街を破壊しながら心臓を探しまわる。
車に乗って心臓を奪ったマフィアを追うチェリオス。そこで知らない男が車を併走させながら話しかけてくる。
「よう兄ちゃん。何してんだ?」
「黙れ!俺は忙しいんだ!」
言った途端、車は分離帯に衝突しチェリオスはフロントガラスを突き破って彼方へと消えた。
知らない男が車を降りてチェリオスを心配する。
「兄ちゃん、大丈夫か?」
「電気よこせ!!」
会話が成立しない。どうやら大丈夫じゃないらしい。
チェリオスは知らない男の車のバッテリーから電気を胸に直接当てて充電完了。
元気になったチェリオスは走ってどこかに行ってしまった。
傑作だ! 終わり方からして、興行収入次第では次回作もありそうだ。
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