「宇宙とかロケットが好きな上、ドキュメントが好きな人なら」宇宙(そら)へ。 迷える薬剤師さんの映画レビュー(感想・評価)
宇宙とかロケットが好きな上、ドキュメントが好きな人なら
クリックして本文を読む
21日、22日限定で500円、ということもさることながら、上映前から楽しみにしてました
まずこれはドキュメント映画ということを知った上で鑑賞してください
私は、シャトルからの美しいハイビジョン映像がたくさん見られると期待してましたが、そうではありませんでした
製作はBBCというのは知っていたので、NHKと協力関係にある同局が作るのだから、NHKからの宇宙のハイビジョン映像沢山があるだろうと、勝手に期待してました。しかし本作品の原題「ROCKET MAN」からわかるように、作品の主な展開は、USAの宇宙開発史のみで作られているといっても過言ではありません。1960年代から始まるロケットの開発から月面着陸が作品の3分の2を占めているので、当然当時の映像から言ってハイビジョン作成ではないです。それでも十分宇宙と言うものが体感でき自分としては満足できましたが
ちなみに米国と激しく宇宙開発分野で争った、旧ソ連については全く言及されてません。
あえて不満を言うならば、勝手に期待していた「地球軌道上からみた美しい映像」というのがちょっと少なくて迫力に欠けた」というてんでしょうか
ロケットの成功、月面着陸、シャトル開発、これらの栄光と挫折を米国の視点のみから描いたドキュメントムービーと言えます
昔はこのようなドキュメント物は散見されましたが、最近は派手な作品ばかりで、こういう分野の映画は珍しく思うので逆に新鮮かもしれません。
もちろん悲惨はあの事件、この事件についても触れています
コメントする