テケテケのレビュー・感想・評価
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後味の悪い最後
都市伝説のテケテケを映画化した作品。
上半身だけで動き、走る速さは車並み。
振り返らず無視すれば一度は助かるが、
三日後には○されるという、どうあがいても絶望設定。
主演は元AKB48の大島優子(可奈:高校生)。
従姉妹の理絵とともに、
テケテケから逃れる方法を探すのだが…。
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目の前で従姉妹の○を見てしまったこと、
そしてテケテケに襲われかけたことをキッカケに、
可奈は赤い色が怖いというトラウマ持ちの
精神疾患者になってしまい、
家から一歩も出ることも
できなくなってしまいました。
赤い色が怖いのは、テケテケが赤い色を見ると
襲ってくるため。(理由は劇中にありますが、
痛々しいのでカット…)
元気で友達思いの優しい女の子だった可奈の
可哀想な姿を見て、とても残念になりました。
できれば、回避できるものがあれば良かった。
しかしこの映画は、
テケテケに一度見つかったら最期、
という話だから仕方ないんですけれども…。
(これからも、ちまちま白石晃士監督作品を
視聴していきたいです。)
大島優子が主役の可奈。 都市伝説のテケテケを見てしまったので襲われ...
大島優子が主役の可奈。
都市伝説のテケテケを見てしまったので襲われ、追いかけられないようにするにはどうしたら?みたいな話。高速で体当たりして胴体真っ二つにするモンスター。造形はわりと良い、はっきりと姿もあらわす。
逃げるスピードと、テケテケが追いかける速度が全然あってない。追い越してそうなものだ。
従姉妹の姉ちゃん協力的だと思ったら実は自分もテケテケを目撃していたからだという、これは死亡フラグ。
ラストは可奈に突進してくるテケテケから子供達の噂で病院に入れられたとかいう場面転換。
赤いモノを異常に怖がる廃人みたくなってエンド。
そんなに変ではないけど普通の出来。
ホラー作品にしたら怖くない部類。
B級臭半端ないっス!
都市伝説を題材にした、白井晃士監督作品のホラー映画。
つい先日観た『オカルト』がそこそこ面白かったので、限定上映だったグラビアアイドル多数出演の本作品を最終日に捕まえる。
題名の割に『オカルト』はホラー映画とは多少違う内容だったが、こちらは完全なホラー作品になっている。しかもB級キワモノの匂いがプンプン漂っている(笑)
とにかく強引極まりないとはこの事だ!
冒頭にて、友情出演の小島加奈子のエピソードが在るには在るが、登場する出演者達がテケテケの話をするとテケテケが登場。
「呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャ〜ン!」
ハクション大魔王もビックリだろ(笑)
そう云えば冒頭のエピソードも子供が噂をしていたっけ…って。
大体、出現条件が物凄く曖昧…と言うよりも、都合の良い事この上ない。
この都合の良さは、更に『2』にて格段の進化を遂げるのだから恐れいる。
一応はテケテケにロックオンされてしまうと、例え逃げ切れても時間制限があるのだが、それを知った上で行動するならば新幹線を使えよ!と…怒る気にもなれんぞ。
一見怒って観ている様に見えても、結構「ひっでえなぁ〜…」等と、絶えず苦笑しながら楽しんでたりするものです。最後の強引さには椅子からずり落ちるかと思った程です(笑)
(2009年4月3日キネカ大森1)
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