テケテケのレビュー・感想・評価
全12件を表示
"見事な2分割!…"な映画
白石晃士監督作をVODにて色々遡って観ていますが、B級ホラームービーの面白さがまたひとつ分かった様な気がしています…笑
価値観というか心の寛容さがまたひとつ広がった様な…笑
『こわすぎ』を観て以来、白石監督から目が離せません!
このタイプの低予算ホラーをどうやって楽しむかよね~ 白石晃士監督が...
このタイプの低予算ホラーをどうやって楽しむかよね~
白石晃士監督が手掛けてるってだけでだいぶ甘めで見てるし、着眼点が分かってるから結構親しみやすい作品だったと思うんだよな…
漠然としたテケテケの都市伝説に人間ドラマや伝承と結びつけ、深みを持たせるやり方は全然嫌いじゃないというか。
役者さんの演技うんぬんはさておいて、序盤から伏線を貼っていて、ちょいちょい小出しにしつつ丁度いいタイミングで種明かし~は普通にびっくりした。
ストーリーの佳境で姉妹喧嘩勃発した時は思わずわらってもーたw
「この車が赤いじゃない!!!!」
教授の助手役の方は「メイちゃんの執事」でタミの無口な執事やってた人だ…!
「テケテケ2」にどう生かされてくるのか期待。
ヒラヒラがついたテケテケを一体誰が怖がるというのか
クソみたいな脚本とかクソみたいなCGに関しては「これ以下の作品なんか腐るほどある」の一言で封殺できるので敢えて言わない。一番の問題はテケテケの肢体についたヒラヒラのパーツだ。こんなものをつけた奴は一体どこのどいつなのか。こいつのせいでテケテケの恐ろしさが半減している。この手の日本のバケモノがなぜ怖いかというと、それはその姿形が我々人間とあまり大差がないからだ。彼らは我々とよく似ている。にもかかわらずその行動や出没や存在様式には大きな隔たりがある。近いはずなのに遠いという矛盾。ゆえの不安、恐怖。テケテケの場合、彼女(彼?)は基本的には我々と同じ姿形をしているものの下半身がない。下半身がない人間はふつう生きていられないが、彼女は違う。彼女は生きている人間を見つけるなり物凄いスピードで近寄り、そいつの身体を真っ二つに裂いてしまう。人間なのに、しかも下半身を欠落させた人間なのに、彼女は人間以上のスピードと殺意で人々を次々に惨殺していく。そこがテケテケの恐ろしさだ。それなのに本作ではテケテケに意味不明のヒラヒラがついている。テケテケは意図的に「人間」から遠ざけられ、根本的に我々と異なるものとして作品内に配置される。しかし我々はホラー映画が見たいのであって、怪獣映画が見たいのではない。ヒラヒラによって怪獣化されたテケテケなどにもはや微塵も恐怖は感じないのだ。何をそんな細かいことを…と思われるかもしれないが、神は、少なくともホラー映画の神は細部に宿るものだ。たとえば『リング』の貞子がすげえ今風のボブカットだったらどう思うだろうか。お前もう歌舞伎町のトー横でクライナー浴びてろボケと唾を吐きつけたくなると思う。そういうことだ。
なにこれ?
見る前からなんだか嫌な予感はあったけど、まあ短いし見てもいいかと思ってみました。
ただ、後悔先に立たず。いいと思ったのは最初のテケテケが出てきた展開くらい。
主役や友人の演技力の低さ、なんの脈絡があるのか?と思うような姉の唐突なテケテケをみたという告白&謎のキレ芸。
突然出てきた赤い色を付けていたら云々の設定とか、唐突に出てくる謎の設定のオンパレード。
おい、さっきまでと話が合わないのではないか?というツッコミなんのそのの酷い展開でした。
前半の友人の恋の話も尺稼ぎか?と思うくらいに雑だし、不必要な描写。彼氏が付き合う理由も????
もう設定の節々からなんでこんなものがという感じの展開で、きつかったです。
この作品が世に出ている方が、寧ろ怪奇現象である。
視聴者置いてけぼりのめちゃくちゃな展開でした。
後、大島優子叫ぶ演技とか下手すぎですわ。
アウストラロピテクス
テケテケという可愛い足音。上半身のみの人間なのになぜ足音?しかも速い。上手く逃げることが出来ても3日後に殺されるという都市伝説。従姉の理恵とともに加古川大学にまで赴いてテケテケについて調べることにした加奈の期限はあとわずかになった。ミサカ町と三笠町を間違えるというミスをしながら、震災で倒れた慰霊碑を元に戻そうとするのだった。
狙われたら最後!もう一つ「赤いモノが嫌い」だというテケテケ。クライマックスはかなり緊迫。恐怖心を隠すためにアウストラロピテクスの話題を切り出すのがうけた。
テケテケ伝説を探るうちに、鹿島礼子という60年前に鉄道自殺をした話にたどり着く。自殺の原因はレイプされた(進駐軍?)ためだったが、その犯人は捕まらないまま・・・そうしてカシマレイコのテケテケ伝説が始まったのだった。下手なゾンビ映画よりも面白いぞ!
時間の大切さを知ることの出来る映画
従兄弟のお姉さんが美人だな〜と思っていたが何故か後半から電話でキレ始めたり、素手でカーナビをぶっ壊したりし始めてテケテケよりそっちの方が怖かった。
2もあるが…少しだけ観たい…。
前半のラブコメみたいなのは何?
てけてけ視点の映像や素早さが、良い感じに恐怖を煽っていた。
見る前にはあまり期待してはいなかったけれどそういった工夫によって結構怖かった部分もあり個人的にはホラーとしては満足でした。
ただ、前半ラブコメのような展開があったけれど、それも有耶無耶のうちに終わるのでしっかりストーリーに組み込むか、いっそそういった要素が無かった方が話としてのテンポは良かったと思う。
笑えるホラー
突っ込んではいけない系のホラー・・・というよりコメディ?テケテケの人体ぶったぎりがお見事過ぎて笑えました。
まっとうなホラー好きな人は観てはいけません。B級映画マニアと大島優子ファンにだけオススメできる作品でした。
全12件を表示