劇場公開日 2009年10月10日

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「寒そうな世界の冷たい心のお話。親を無くした女の子。」エスター コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5寒そうな世界の冷たい心のお話。親を無くした女の子。

2022年9月28日
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鑑賞方法:VOD

笑える

単純

幸せ

内容は、どんな裕福な家庭にも色々な揉め事や悩みの種がある。ある夫婦の家庭に養子縁組でやってきたエスターが巻き起こすサバイバル生活。本当に怖いのは人間だったという話。好きな言葉は『冒頭すぐ化粧台の硝子引き戸を引く音が怖い。裏にある薬を💊出す為だが何でこんな音が?!ってぐらい怖い音がしました』好きな場面は、父親を手篭めにしようとエスターが一生懸命ベッドメイキングとムーディな雰囲気作りまでしていた所を未使用に終わり、緊急事態に自宅に駆けつけた母親に発見される場面。『何これ?!』発言で父親色仕掛け水泡に帰する場面。全体的に落ちが分かりやすく観やすかったのですが脚本の捻りが単調でもう少し🪢キャラクターの厚みなどが欲しかったです。五発装填式リボルバーでの六発打ちも残念でしたし、それだけ確信犯的存在なら拘束って手札もあったのでは?!ロリコン趣味の人なら上手にいったのではないか?!必要以上に幸せを突き詰める強欲が招いた自業自得ではないのか?!父親役立たず過ぎない?!などなどもう少し詰めて欲しかった様に感じました。とにかくホラー映画という事で冷たい雰囲気が味わえて冷んやり涼やかになる映画だと思います。

コバヤシマル