「実に良い笑顔でした」ハイキック・ガール! 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
実に良い笑顔でした
武田梨奈初主演作で、監督も初らしいです。
出演者は格闘技経験者っぽく、皆動きは良いですね。
特に少し西島秀俊似の師匠がまぁ無双で、すごい説得力のある動きでした。型とか本当にきれい。
もちろん主演の武田梨奈も美しい蹴りで、良く足が上がるなぁと感心します。
ただ演出面で気になる部分が。
彼女や出演者の技術面を良く見せたい意図は分かるのですが、通常とスローを交互に見せられるのがかなり辛かったです。
ここ一番だけならハイライトとしてわかるのですが、これが全編に渡って繰り返されるので、物凄く流れが悪く感じちゃうんですよね…。
これが無ければもう少し作品として纏まっていたと思うので、本当残念なところです。
これは最後のニヤニヤを愛でる作品でしょう、実に良い笑顔でした。
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