ザ・スピリットのレビュー・感想・評価
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『シン・シティ』が大好きだったので♪
観たのですがなぜか入り込めませんでした・・映像は良かったし女優陣ももちろん良かったのですが、なぜかイマイチだと思ってしまったのはなぜだろう・・
端的に面白くない
アメコミクリエイターのクランク・ミラーが監督ということで鑑賞。
現在のアメコミの基礎を作ったウィル・アイズナーの原作コミックを実写化ということなんだけど、まぁ、端的に言って面白くはない。
というのも、そもそも原作が1940年の新聞マンガということもあって、端的に設定やストーリーが古臭く、主人公がスピリットというヒーローの特徴もイマイチ飲み込みづらいから。
絵面はそのまま「シン・シティ」なので洒落てるけど、ストーリーは今の人も飲み込めるようにブラッシュアップする必要があったのでは?と思った。
それでもコミックでなら楽しめたかもだけど、映画となると……ねぇ?
なるほどアメコミか。。。
映像に凝りすぎてたきがするけど。
女優さんは綺麗だった。。
話はアメコミ的展開。脚本というかもうアメコミそのまんまな感じ。
若かりし頃の主人公とヒロインが可愛かった。
主人公のマスクの男性がブルースウィルスに見えたというか聞こえた。声が似てるのか骨格が似てるのか?
ニック・フューリーとブラック・ウィドウ?
フランク・ミラー監督によるアメコミ実写化作品。
まぁ、とにかくつまらんね。
ただ、モノクロ風の映像は美しくて見応えアリ(^^)b
エヴァ・メンデスやスカーレット・ヨハンソンなど、セクシーな女性が多数出演してるのは良かった(^^)b
コミック原作でもマイナーですな。
ご存じ、シンシティや300のフランクミラーが
独自の映像美で見せるアクション物。
って紹介ですけど、確かにこの映像は彼にしかできない
独特の素晴らしさなんですけど。
主人公に背景ってうかマイナーすぎて(日本では)
今ひとつ、暗い主人公の背景を持つバットマン等に
比べたらやはり広く知れ渡っていないので
感情移入が出来ない。
ストーリーもヘラクレスの血とかすごーくマイナー。
何かつぼ外れすぎていて映像だけで2時間はつらいよなあ。
面白かったのはコミカルな敵チーム。
サミュエル・L・ジャクソンのぶっ飛んだ悪役の
コスプレやなりきり感が最高。
これだけでも楽しめます。
いずれにせよ主人公、女好きで、死なないし
妙に感情的でテンション高かったり、
女々しかったり、メンタル心配です(笑)
良かった
あまり評価の高くない映画だし、興行的にも失敗している映画だが、私はそんなに悪い映画だとは思わなかった。
サミュエルは相変わらずカッコいいし、この映画では「ジャッキー・ブラウン」よりイカれた演技を披露している。また、主役級のスカーレット・ヨハンソンをかなりの脇役として使っているので、全編に渡り豪華さを際立ている。
R指定されていないので、過激な描写とかもないし、「シン・シティ」が観たくても観ることが出来ない子供が安心して観ることができる映画である。ビジュアル面からしてもほかの映画では中々ないスタイリッシュさがある。
ゲームプログラマーとか将来映像の仕事を就きたいと考えている人たちの教材になる映画だと思う。
「シン・シティ」が好きな人はいいかも
シン・シティ、300とみて、今回これをみてみた。
が、やっぱり私にはとても退屈だった。
300のストーリー性や迫力はとてもよかったが、シン・シティ、ザ・スピリットは、アメコミ好きでないとちょっとつらいかも。ストーリー的につまらなく、映像はきれいだが、暗いので、とてもみにくい。
はっきり言って寝てしまった
フランク・ミラーの新感覚、されど心に響かず
一度死んだ筈なのに、
不死身の身体を手に入れたスピリット(ガブリエル・マクト)、
自分の存在証明をかけ、宿敵オクトパス(サミュエル・ジャクソン)に
向っていき、その戦いの過程で自分の過去を思い出していくという、
一応のお話はあるのですが、
ストーリーをロジカルに把握する左脳で観るタイプの人間には、
少し辛い展開です。
原作はアメコミ界の大御所ウィル・アイズナーのコミックと
ありますから、アメリカンなライト感覚で楽しむ
作品なのでしょうね。あるいは、ビジュアルを右脳で
感覚的に楽しむ作品だと思います。
その為に数人の美女を用意してくれています、
私にわかった美女はサラ・ポールソン、
彼女は慎み深い淑女役を演じていました。
悪くて美しくてエロイ女は、エバ・メンデスです。
スカーレット・ヨハンソンはお遊びで出たような
コケテッシュな感じの役どころでした。
この作品を観て、
私は左脳で観るタイプの人間だという事を再認識できました。
オープニングは、すごくスタイリッシュで本編を期待させるものでした。しかしあまりにおバカな敵キャラに女好きのヒーローには幻滅しました。
赤色だけは残し、白黒二値にコントラストを強調し、スローモーションでヒーローの颯爽とした動きを強調するオープニングは、すごくスタイリッシュで本編を期待させるものでした。
「シン・シティ」「300」と進めてきたフランク・ミラー監督のモノクロームな世界観は、本作でパートカラームービーとして進化したものといえるでしょう。
この映像でもって、ガブリエル・マクトの渋い声とともに、『ダークナイト』のような世界観を展開すれば、絶対に名作となったことでしょう。
街のスピリットとして、街を愛し、平和を守る気持ちは、バットマンにも劣らないし、一回死んでいる不死身の存在として、バットマン以上の活躍が可能であったはずでした。
けれども敵役がお馬鹿キャラを揃えたため、スタイリッシュでシリアスな映像とは、多にミスマッチなものになってしまいました。
ボス格のオクトパスは、けばけばしい出で立ちに、濃い性格のキャラ。ちょうどバットマンの旧シリーズにイメージが繋がります。そして、オクトパスのクローン技術によって作られた手下たちはどれもそっくりで一様におバカなんです。
そしてオクトパスもなぜか不死身で、スピリットとどんなに死闘を繰り広げても、いつもの碁敵が相対しているかのように決着がつきません。勝負のつかないバトルシーンなんて面白くないなと思いました。
オクトパスとスピリットがなぜ不死身となったのかそのいきさつは、物語の進行とともに明かされます。それはそれで何とか納得できる筋が用意されているのでいいのですが、問題はスピリットの女好き。一度は死んで成仏しているはずなのに、このゾンビみたいなヤツは、まだ生臭で、美女と見るや口説いてしまうのです。死んでも直らない女癖というのは、まさにスピリットものことを指すでしょう。
生前の婚約者であって、今でも相思相愛の外科医エレンの目の前で、昔の恋人であり今は宝石泥棒になったサンドを抱擁し、キスするところを見せつけるなんてどんな神経をしているのでしょう?石田純一でもびっくりするようなヤツなのです。ヒーローが「ナンパ師」なんて、ヒーロー映画としては存在が軽すぎやしませんか。エレンの父親かつ元上司のドーラン刑事がスピリットを、エレンの父親として娘に近づくなと目の敵にするのも解ります。
そんな彼を大きな愛で包み込んでいて、文句も言わず私だけが彼を治せるのと治療するエレンのけなげさが引き立っておりました。
そんなわけで、スピリットに絡む美女の演出にも力が入っております。ドーラン刑事の部下の女刑事とか、敵役のオクトパスの部下、そして早くこっちに来てと手招きしている死に神すら、スピリットに魅了されていて、そのコスチュームも、大きく胸元が開けていたりして、官能的なもの。モノクロな本作に華を添えていました。
それでもスピリットが、本気で惚れているレディとは、実は彼を育んだ街、セントラル・シティなんだという設定には共感できましたね。
続編もできそうな展開で終わったため、次はもっと街を愛するところをもっと見せてほしいと思います。相棒の子猫にもご注目を(かわいい脇役)。
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