「気持ち悪いしバカ」レスラー プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
気持ち悪いしバカ
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有名レスラーがいたが、無茶のし過ぎで試合後に倒れ、辛うじて助かる。
当然の事ながら医者から勧告され引退を決意した。
そこで長年放置していた娘とヨリを戻そうとするが失敗。
親しいストリッパーに結婚を申し込むも失敗。
肉屋で働き始めるも、短気が原因で店に迷惑かけまくり、クビ。
引退のためお流れになったビッグマッチがあったのだが、
それに出場すると申し出て、その試合が行われる運びとなった。
ストリッパーはレスラーと結婚しても良いと思うようになり駆けつける。
そして試合を止めようとするがおっさんは当然リングへ。
死にそうになりながらも、観客のコールに応えて死を覚悟で必殺技を敢行。
死んだのか助かったのか、というところで終了。
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うーん、どうも同調できん主人公やったなあ。
目先の事ばかりで計画性がないし、とにかくバカ。
若い頃に努力を怠った事からヒズミが来まくってるだけ。
まさに自業自得、同情の余地すらない。
最後も格好良く死を賭して必殺技を敢行するが、何も格好良くない。
それで死んだら今度は団体に迷惑をかけるだけやん。
お前が死んでも誰も特せんのやっちゅうの。
アメリカではこれが格好いいって事になるの?
何1つ築けてへんから、失う物がなくて死が怖くないだけやん。
それを勇敢とも思わんし、こんな人生だけは送りたくないって感想。
・・・と、内容的に全く評価できんのやが、さらに減点がある。
それは絵が気持ち悪いって事。血が生々し過ぎる。
それに心臓手術の痕も気持ち悪い。んなもん見せんで良い。
これに加え、嫁の感想としては髪の毛が気持ち悪いとのこと。
おっさんの振り乱す髪が汚すぎて、画像が全て汚く見えるってさ。
まあおれは別にそこはどーでも良かったんやが(場)
あ、それからアメリカではプロレスは完全にショー扱いなんやな。
そういった日本じゃまず描けない内容も、普通に描かれてた。