「良い映画だが、プロレスも人生ももうちょい楽観的でよい」レスラー BDさんの映画レビュー(感想・評価)
良い映画だが、プロレスも人生ももうちょい楽観的でよい
当方しっかりプロレスファン。リアルタイムの映画館鑑賞に続き、13年後に再びアマプラ鑑賞。
映画を見て、プロレスの裏側公開、晩年のプロレスラーの辛さ、リアリティーはもちろん感じ取れて、フィクションというよりドキュメンタリーを見ているような映画の風合いやミッキー・ロークの演技はもちろん素晴らしくて胸を打ったんだけど。
プロレスファンだから思う感情だって事を分かった上で言うけれど。
事実は概ね合ってます。合ってますが、現実のプロレスラーは、特にインディー選手なんかは皆、それはそれとしてポジティブに生きてこうや、ってなってますよ!
別に、病気なら休みますし、バイトは全然精を出してこなしますし、身体が使えないなら使えないなりの企画を考えて世の中をタフに生き抜いてます。それが、今の時代のプロレスラーなんです。いい映画なので言いますが、言うほどプロレスラーは鬱な存在じゃないです!笑
…とは言ったものの、タイミングとしては、日本公開は本当にちょうど、三沢光晴の命日と同日なんですよね。ある種この映画のようなキャリアでは合ったと思うのですが。因果な商売ということは感じずにはいられないですね。
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