「リアルすぎてつらい」レスラー johnny B badeさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルすぎてつらい
おそらく、リアルすぎるほどリアルであろう、バックステージでのやりとりなど、プロレスファンであってもなくても身震いするような出来。
往年のスーパースターの末路はあまりにも悲惨で、そして当の本人もろくでなし過ぎ。そりゃ、孤独にもなるわっていう。
ラストシーンの大技で見栄を切るシーンは、本来ならかっこよく決めるはずの見せ場だが、あえてのロングも使用して滑稽というか、悲哀を感じさせるシーンになっている。そこからの暗転。スプリングスティーンの書き下ろしの主題歌はすごいを通り越して卑怯だ。
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