名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)のレビュー・感想・評価
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神谷明さんが降板してからTVのコナンはあまり観なくなった
2009年公開
劇場版コナン第13作品目
2006年から制定された日本アカデミー賞アニメ部門優秀賞4年連続受賞
2009年も最優秀賞ならず
最優秀賞は『サマーウォーズ』
監督は『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』の山本泰一郎
脚本は『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』の古内一成
粗筋
東京・神奈川・静岡・長野で起きた広域連続殺人事件
共通するのは殺害現場に置かれていた麻雀牌
被害者は
東都大学理工学部准教授で原子力研究所副所長の陣野修平
料亭の女将の加賀志津子
代議士秘書の岡倉政明
IT企業派遣社員の北島梓
バイク店店主の財津耕三
不動産業者の竜崎努に梅津秀行
抽象画家の新堂すみれ
年齢も性別も職業も盗まれた所有物もバラバラの7人
竜崎以外は刺殺
麻雀牌は北斗七星のような配置
殺害場所を表していた
最後は芝公園
縦線はエレベーターの出入り口
7つの丸はエレベーターに乗っていた7名
京都のホテルVEGAの火災で避難する際に定員7名のエレベーターを7名に譲り1人乗らずに残り亡くなった本上なな子
殺されたのはなな子に救われた7名
殺したのはなな子の恋人ではなく兄
その一方で黒ずくめの組織の幹部アイリッシュが管理官に変装し警視庁に侵入
需要な物品をゲットしたが仲間に射殺されてしまう
コナンも命を狙われる
神谷明版毛利小五郎最後の作品
そのせいか警視庁だけでなく各地方の刑事が夢の共演
なぜか群馬県警のへっぽこ刑事もモブ以外では初登場
毛利探偵熱烈支持者の静岡県警横溝刑事も登場と嬉しい限り
ハイテンションのポンコツ推理も劇場版の中では最も最高レベルというか最低レベルというか
いくら射撃の腕前は一流だとしても柔道は黒帯レベルだとしてもこれでよく捜査一課の刑事をやってこれたなと感心してしまう
まるで作品全体が神谷明お別れ会のよう
麻雀のくだりが全くピンとこない
麻雀やらないし
麻雀と北斗七星を絡めた謎解きそのものはベスト5に入る
阿笠博士のクイズも役に立つことはある
ビートルズがらみから本物の管理官を当てる奇跡
この件が響いたのかどうやら管理官を辞めたようだ
この作品から声当て以外の特別出演を大々的にアピール
前作からそこそこはいたけどね
しばらく声当て専門しかいない時期も続いたが
それにしてもDAIGOっても微妙
演技指導が良かったのか虫も殺さないような優しい感じの雰囲気はマッチしていた
黒ずくめの組織との対決にハラハラドキドキ
小山茉美のベルモット最高
声の配役
黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になってしまった「東の高校生探偵」工藤新一の仮の姿の江戸川コナンに高山みなみ
新一の幼馴染かつガールフレンドで関東大会で優勝するほどの空手の達人の毛利蘭に山崎和佳奈
蘭の父親で警視庁捜査一課強行犯係の刑事だったが不祥事の責任を取り探偵に転職したものの推理に関してはてんでダメでコナンのおかげで「眠りの小五郎」として名を馳せている毛利小五郎に神谷明
コナンの本来の姿で高校生探偵の工藤新一に山口勝平
元黒ずくめの組織の一員かつAPTX4869の開発者で姉が殺されたことより組織に反発し自殺するつもりで薬を飲みコナン同様小学生の体になり脱走し阿笠博士に保護され少年探偵団に合流した灰原哀に林原めぐみ(本名・宮野志保)組織でのコードネームはシェリー
コナンや少年探偵団のためにユニークで便利なメカを無償で提供してくれる発明家で灰原哀の保護者の阿笠博士に緒方賢一
蘭の同級生かつ幼い頃から親友で鈴木財閥の令嬢だがとても気さくな鈴木園子に松井菜桜子
コナンに想いを寄せる少年探偵団の吉田歩美に岩居由希子
鰻が大好きな少年探偵団の小嶋元太に高木渉
灰原に想いを寄せる少年探偵団の円谷光彦に大谷育江
「西の高校生探偵」で剣道の達人の服部平次に堀川りょう
平次の幼馴染かつガールフレンドで合気道の達人の遠山和葉に宮村優子
吉井にナイフを刺されそうになった長野県警の上原刑事を庇い腹を刺されてしまうもの分厚い脂肪のおかげで一命を取り留める警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部の目暮十三に茶風林
警視庁捜査一課の刑事かつ警部補で格闘技に長けていて洞察力も鋭い佐藤美和子に湯屋敦子
警視庁捜査一課の刑事かつ巡査部長で佐藤刑事と交際している高木渉に高木渉
週2回ジムに通っている警視庁捜査一課のキャリア組警部の白鳥任三郎に井上和彦
肥満体型ダゴダイエット中の警視庁捜査一課の刑事かつ巡査部の千葉和伸に千葉一伸
警視庁刑事部捜査一課の管理官かつ警視の松本清長に加藤精三
隻眼で杖をついている長野県警察刑事部捜査一課の警部の大和敢助に高田裕司
長野県警察刑事部捜査一課の刑事で大和の部下の上原由衣に小清水亜美
熱烈な「眠りの小五郎」ファンの静岡県警察刑事部捜査一課の警部の横溝参悟に大塚明夫
神奈川県警察刑事部捜査一課の警部で参悟の双子の弟の横溝重悟に大塚明夫
洞察力まるでなしの「へっぽこ刑事」こと群馬県警察刑事部捜査一課の警部の山村ミサオに古川登志夫
飼っているシマリスが好きで好きでたまらない京都府警警部の綾小路文麿に置鮎龍太郎
黒ずくめの組織の実行部隊のリーダーのジンに堀之紀
組織の女性幹部で本名シャロン・ヴィンヤードとしてハリウッドでアカデミー賞を受賞するほどの大女優だったベルモットに小山茉美
組織の幹部でジンの相棒のウォッカに立木文彦
組織に所属する気性の荒い女性スナイパーのキャンティに井上喜久子
組織に所属する無口で冷静な男性スナイパーのコルンに木下浩之
組織ではジンと同格の幹部で松本管理官に変装し潜入活動をしていたアイリッシュに幹本雄之
本上なな子と駆け落ちしアパートで同棲していたが恋人を火災事故で失い定職についていないフリーターの水谷浩介にDAIGO
本上なな子の兄で公認会計士の本上和樹に菅原正志
城南大学工科大学院の学生で水谷浩介が住んでいるアパートの隣人の沢村俊に神奈延年
吉井リサの恋人で逃亡犯の深瀬稔に西村朋紘
深瀬の逃亡の手助けをしているホステスの吉井リサに水樹奈々
埼玉県警察の警部の荻野彩実に鶴ひろみ
車に細工をされたため高速道路を運転中に横転事故で亡くなる広域連続殺人事件六番目の被害者となる不動産業者の竜崎努に梅津秀行
保育士で水谷浩介の恋人だったが京都の「HOTEL VEGA」で発生した火事で亡くなった本上なな子に折笠富美子
東都タワーの受付嬢の木谷友美に喜多村英梨
米花ショッピングモールで勤務している警備員に柳沢栄治
中継で東都タワーの解説をしていた女性レポーターに大塚瑞恵
まだ納得がいくのかな…
コナン映画鑑賞のために見ましたが、まだ非現実的な部分は少ない映画なのかなと思いました。
いつものサッカーボール、麻酔針、スケボーなどの演出が過度でなく、多くのシーンで失敗があり、スリリングでした。
阿笠博士の道具が活躍するのは、ご愛嬌。
エンジンがかかるのが終盤!!
一応、黒の組織(アイリッシュ)は出てきますが、エンジンがかかるのは終盤です。映画の尺の大部分を占める、事件そのものに興味が持てず、つまらないです。織姫と彦星は、恋人ではなくて夫婦です。倉木麻衣のEDは格好良かったです。
普通・・
まあいつものように超都合が良く、コナンがあり得ないほど鉄人な映画。
そしていつものようにホドホドに面白く・・・
毎回同じようなタイトルやめてもらえないかなあ。見たかどうか忘れるから。
今後は必ずレビュー書くからそれもなくなるとは思うけど。
漆黒の追跡者
北極星と北斗七星の推理は良かったなー。
でもなんでわざわざ警察にヒント与えるチーピン残したのかはよく分からん。DAIGOのキャラのせいにするにもチーピン残す必要性なかったようにも思える。
カブトムシからビートルズのヘルプはわりと無理があるようにも思えたが。
黒づくめの高木刑事の車のタイヤパンクさせるのエグすぎ。
蘭の身体能力エグすぎ。
コナンのヘリに対するスナイプ能力高すぎ。
これぞ映画!お祭り感満載!
国内の警察オールスターズのみならず黒の組織まで出てお祭り感満載!!楽しかった!
コナンくんが日本各地の警察から一目置かれていることが改めて確認できた。笑
なにげ服部くんまで登場してたという。しかも電話でコナンくんと2人の世界を構築していたという。笑
小学校教室で隣同士のコナンくんと灰原さんが小声で大人な会話を繰り広げる様もポイント高かった。大変おいしかった。
あとアイリッシュは映画だけのキャラクターにしとくには惜しいシブい素敵なおじ様だった。コナンくん(新一)を追い詰めるはずが、あの最期。切ない。
謎の蘭姉ちゃん肉弾戦シーンには唖然としつつ思わず笑った。
ジンの兄貴はじめ黒の組織の残念ぶりも愛しい。まさかのヘルメットでヘリ撃墜。笑
細かいトリックとかはまあ置いといて個人的にはキャラクター祭りとして十分楽しめた。
麻雀牌連続殺人…裏切者は誰だ!?
"名探偵コナン(映画)" シリーズ第13作。
レンタルDVDで鑑賞。
原作は未読、TVシリーズは最近ご無沙汰です。
「探偵たちの鎮魂歌」が探偵オールスターならば、本作は刑事オールスターと云うところでしょうか?―事件が各県に跨がっているため、シリーズでお馴染みの刑事たちが一同に介しました。直接捜査はしませんが、個人的にお気に入りな京都府警のおじゃる警部も登場したので大満足でした。
黒の組織が送り込んだ警察内部のスパイが誰なのかと云う側面もあり楽しめましたが、シリーズから遠ざかって久しいものでその正体が準レギュラーだったのか新キャラだったのかが分からず、前者だったとしたら面白い展開のさせ方だなぁ…
ダイイング・メッセージや麻雀牌の暗号が謎解きの要素として充分なクォリティーだなと感じました。さり気無い伏線も良き!―黒の組織が介在していることで緊迫度合いが一気に増しましたし、それに伴うアクションも素晴らしかったです。
コナンくんと組織との戦いが一気に加速していく…と云うわけではありませんでしたが、ファンに対するイベントムービーとしては上質の出来ではないかなと思いました。
※以降の鑑賞記録
2023/04/14:金曜ロードショー
※修正(2023/04/13)
ファンには嬉しい作品
つい忘れがちになるけど名探偵コナン=【打倒黒の組織物語】なのでやっぱり組織(恥ずかしい響きだけどw)が出ると嬉しい。
興行収入も15作品中最も高い本作ですが、私もあの予告の釣り針につい釣られてしまった一人(わかっちゃいたけどまさかOP前に済ませる夢オチだとはw)で、コナンの中で唯一、そして大人になってから初めて劇場で観たアニメ映画です。
ただコナン自体、子供の頃から家にいる時にチャンネルがコナンの局にセットされてたら観る、くらいの感じで飛び飛びに観ていたので、本編の進み具合をよく知らずに鑑賞してしまったもんだから「ベルモット?キャンティ??コルン???」状態でしたw
だからこの映画はパラレルといってもおおまかな原作の流れを把握してないとライトファンには少し退屈かもしれません。
退屈というか着いていけないというか。
事件の解決だけでなく組織のアクションや推理とやることが多い上に警察パート、組織パート、蘭パート、少年団パート、大阪パート、オリジナルキャラパートと色々シーンが多い分、分かってることが前提な少し雑な構成で、それが全部本筋に絡んでくるストーリーなのでなかなか初見じゃ消化できないのです。
でもこの映画を観てからコナンを復習してみたら組織編の面白いのなんの。
そして改めて観てみると組織だけじゃなく各県警の名物刑事が集まる豪華さも、博士クイズだって無駄にしてないのも嬉しいサービス。
本当にファンサービス旺盛な作品だと思います。
組織が出てくる話だと『天国へのカウントダウン』の方が好きですが、とにかく今作は“嬉しい”映画です。
でもメインの事件の方の影の薄さはやっぱり問題だと思いますw
劇場版らしくばんばん人が亡くなってるし結構凝ったエピソードでありながら、その良さは3回目くらいにならないと気付かない。
実際私は映画館ではウトウトしてしまって真犯人が判明した時も「…誰だっけ?」となってしまいましたw
初見の時の私の関心事はこの中の誰に組織の人間が変装してるの?ってことだったし、人を7人もあやめてる殺人鬼は一発で伸びて完全な脇役だし、コナンや蘭や組織のありえなさに笑わされ(これは楽しみの一つだから私的には全然OKw)て更に空気になるし、そしてなんといっても戦犯はDAIGOさんw
組織というメインディッシュ前に難しいとは思うんですが、メモリーカードの持ち主をフィーチャーするとかして別物にしない方がもっと楽しめたかなと思います。
いろいろと詰め込みすぎ
黒ずくめがでるので見に行きました。
漫画やテレビアニメが続いているのでこの映画で決着がついたり進展があるとは思わなかったですけどやっぱり‥というような終わり方。
アニメや漫画でよくあるような、黒の組織がちょこっと出てきて話が三歩進んで二歩下がったような状態で「俺たちの戦いはまだまだこれからだ」エンドです。
そして、蘭は相変わらず高校生らしからぬ動きをしています。
今回ばかりは蘭の立ち位置を灰原にしても良かったのではないかな‥と思いました。黒ずくめの話だし、蘭を無理やりピンチにしてコナンに助けられる場面を作るよりは、黒ずくめに関わっている灰原がピンチになる方が話の内容的にもしっくり来ます。
そして一番の問題はゲスト声優。
最近いろんなアニメの映画でゲスト声優が出てきますが、これを見て改めてゲスト声優いらないと思いました。
大人の事情があるかとはおもいますが、せめてピッタリの役をさせてあげようよ。DAIGOのあの喋り方に誠実そうなキャラは似合わないよ。
ただ、マイナス面ばかり言ってますが、一緒に見に行った小学生の弟は凄い楽しんでました。
ごちゃごちゃと考えなければ楽しめる映画だと思います。
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