「アクションは凄いけど、推理系は・・・」名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー) よしさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションは凄いけど、推理系は・・・
コナンが、麻雀牌を残した連続殺人事件の解決と、黒の組織との対決に挑む物語。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
コナンの映画で一番気になっているのは、その犯人の動機です。アクションは多少無茶があっても、そこはアニメですから許容出来ます。
でも、犯人の動機だけは「犯行結果に相応しいもの」を用意して欲しい、と考えています。
この作品では、殺人とその後のアクションが明確に分けられていますが、それでも少し無理やり感があります。
流石に黒の組織が絡むアクションは迫力があります。最後のアイデアも秀逸で、緊迫感、驚き、カタルシス満点です。
また、蘭の格闘技シーンの迫力も刮目です。
ただ、上述の動機もそうですが、推理系については無理やりな印象が強く今一つに感じました。星座の話も無理を感じますし、ビートルズのヘルプの話は「目が点」です。
最後に、ゲスト声優のDAIGOさん。彼の起用にも無理を感じます。大事なキャラなのにあの演技を聴かされては興ざめです。
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