なくもんかのレビュー・感想・評価
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そりゃ、そうなんだけど・・
「笑える悲劇」「泣ける喜劇」と言えば、そりゃそうなんだけど。どうも作りがコテコテしすぎ。「阿部サダヲ」のための映画であるような気もしてくる。「人の良い愚か者」的キャラクター以外も見たくなってくる。全体としては可もなく不可もなくと言うところだけど、最後だけはあまりにも陳腐すぎてよろしくない。
尺も全く気になりません!食べず嫌いせずに是非お楽しみあれ!40年は忘れない秘伝の映画です!
阿部サダヲって臭いと知りつつも何故か好き!クサヤの干物みたいに癖になる面白さが!彼にはあるのかも?
「こう言う話ってありえね~!」と普通ならリアリズムの無い映画は大嫌いとボロクソにけなす私でも、はなっから有り得ない事をやってのけてしまうお話って何故かツボにハマりますわな。理屈抜き、面白ければ、これは立派な我が国自慢のエンタメですわ!
それに、あの大でデブ徹子と言う娘がどうして竹内結子の様に綺麗になっちゃうわけ?そりゃだれでも結婚したがりますわ!でもとっても、性格がハキハキ、ちゃきちゃきと辛辣な態度で攻めまくるのが、またええのよ!廻りのキャラもみんなおもろい人が揃って居て申し分ない!!キャストはオール喜劇役者のパレードですね。そして特別賞をあげたいのは、いしだあゆみ。彼女が何故か認知症のボケって役どころなのも、以外な使い方で、これもハズレなし!
最初ちょっと尺が長いので観るのを躊躇していましたが、とんでも有りません!観て正解!もっと早く観れば良かったと後悔している位です。
今やっぱりこう言う人情バカ話少なくなってきたよね!!!
山田洋次監督も寅さんいなけりゃ、他の俳優では喜劇は出来ないしね、時代劇行っちゃうし、『釣りバカ』もこう言う感じでは笑えないもんね、山ちゃんの「好きでやってますから!!!」って言うあのセリフしつこい繰り返しなんだけれど、不思議と観ていて飽きないのは何故か?
それどころか、「お前、無理、無理、無理って顔書いてあるからもう、ようやらんといいから!」って画面に向かって言ってやりたくて、あれってスゴーク解るなー。あの気持ち!!
しかし、この映画どんな終わり方するのかな?って気になっていたのだけれど、賛否の分かれるラストかも知れないけれど、あれで好し好し!って私は納得した派です。
只笑いを取るだけでは無くて、面白さの中にも、ちゃあ~んと言いたい事は、ぎっしりと詰め、エコ博での兄弟コントで〆を決めてくれるし、さすが官九郎のシナリオですわ!!!
今年は、あの311天災のお蔭で、日本中がてんやわんやの大騒ぎになってしまい、お笑い不足ですから、気が塞ぎそうな時があったなら、ほんの少しの間でも、この映画を思い出してみて観れば、効きますよ!笑いが蘇ってくると思う。
とにかく観て欲しいよって誰にでも宣伝したくなる映画でした!
ハムカツだけ売って本当に商売になるのなんてツッコミはせずに観て下さいね!
私は、段々と年齢が上がって来たせいかこの手の映画を観ると涙腺が緩みそうになっていけませんが、それでも、腹を久し振りに抱えて笑いました。
今でもこんなご近所付き合いが誰とでも出来る、商店街は実際に日本の何処かに本当に残っているのかは疑問ですが、何故かこう言う作品は、寅さん同様、ハマリますよね。
それはきっと、どこかで私達が人情味溢れる人との繋がりを求めているからなのかも?
今晩のおかずは、ハムカツを食べながらこの映画を観るのも良いかも!
私のように、食べず嫌いして、未だ観ていなかった人にはお薦めの映画ですよ!
ドツボです
この手の映画、大好きです。
もう、ツボにはまったって感じで笑いまくりです。
難しいこと無し。
悲しみも全部笑いにしましょう。
阿部さんはもちろん面白いのですが、竹内結子さんの冷たくて淡々とした突込みが最高でした。
難しいテーマの映画も素敵だけど、単純に笑えて
観た後で暖かい気持ちにさせてくれる映画って大好きです。
クドカンワールド最高です。(^-^)
阿部サダヲのための作品ですね!
阿部サダヲ主演、水田伸生監督による映画第2弾です!
第1弾の「舞妓Haaaan!!!」のような笑いばかりのハチャメチャではなく、悲し過ぎて笑うしかないといった感じの映画です.....舞妓Haaaan!!!」も相当笑えましたが、こちらは笑いと涙がテンコ盛り....ピッタリ嵌まった感じの阿部サダヲが主演だから面白さ倍増!.....竹内結子のマジ蹴りも必見です!
史上最悪の駄目駄目おやじに最悪の形で見捨てられ、預けられたハムカツ屋の山ちゃん.....その一家や商店街の人たちにも嫌われないように、いつも笑顔の八方美人で一生懸命生きている姿を涙無くして見られません!
そのかいあって、商店街で人気者となりハムカツ屋山ちゃんを継ぐことができたばかりか、美人になって帰ってきた娘の徹子(竹内結子)と結婚もできた.....でも、世間は冷たいものだったりで.....本当に幸せな結末になったのか????
生き別れた弟の祐介との偶然の出会い.....予測不可能な方向へ.....。
日曜日の夜、腑抜けになって外出し、始発で帰宅したときのテンションの上がりようはどういうこと???
毎日継ぎ足し熟成したソースが売りのハムカツの運命は???
是非、観る価値のある作品と思います.....暴走列車のようにストーリが展開するので、あっという間の134分となるでしょう!.....そして、無性にハムカツが食べたくなるかも!!!
笑えるしほろりとする場面も
休日にのんびり鑑賞でも仕事帰りに軽く鑑賞でもOKな感じ。
セットの細部にもクドカンの拘りが・・・
阿部サダヲさんの人柄がにじみ出ていて本当に楽しい映画でした。
何回見ても笑えそう。
しっとりする場面もありです。
気分を軽くしたい時に。。
アベサダオをはじめに充実した俳優陣。
そこのバックに宮藤ワールドが広がっているので、
木更津キャッツアイなんかと同じく、世界観にうまく入っていけると
とても楽しい作品です。
ストーリーがあっちいき、こっちいき、とっちらかった
内容になっている部分が3割くらいあるけど、娯楽映画なんだしね。
毎回真剣勝負で映画鑑賞するなら別だけど、
気楽に見て、明日の活力にする力はある作品だと思います。
クドカン、阿部ワールド
ベタな笑いもあり、楽しめました。
ただ、阿部の濃すぎる演技が、ちょっとだけw
竹内の強い徹子もよかったし、いしだの「ちょいボケ」も面白い。
ラストの兄弟漫才は、ウケながら、ジーンときます。
もう随所に、いろんな人が出てるのも要チェックです。
個人的には、「うめずかずお!?」のシーンがツボでした。
オススメ度としては、大きな見せ場があるわけでないので、
DVDやTV放映でもよいと思います。
なので、見逃してもOKも心配なしです!
気楽に笑える
ありきたりなホームコメディなんだけど、逆にそれが良かったりする。
数打ちゃ当たる的に、とにかく細かい笑いが全編通して散りばめられていて、こっちも根負けして笑ってしまう感じ。
それと、竹内結子はこういう役が意外とはまってるのかも。
シリーズ化しても面白いかも?
見所、安部サダヲ。
彼が動いたり喋ったりするだけでもうメチャクチャ笑える。
本を読みながらウグォゴォォォ!と地響きのような泣き声を上げるシーン、最高。ラスト近くの漫才シーンも、普通の芸人より堂に入っているのがスゴい。
“究極のお人好し”という役柄にもピタリとはまっていて、ただ笑わせるだけでなく、涙も誘う懐の深さ。
「この映画の8割は安部サダヲで出来ている」と言っても差し支えないほどの当たり役だ。
個性溢れる商店街の皆様や、やたらカッコいい竹内結子も笑わせてくれる。たいていの映画で邪魔になる(失礼)子役の演技も、なかなか達者で気にならない。特に娘役の子は巧かった。
とまぁ役者に救われてはいるけど、物語の展開はまとまりに欠ける。
何よりちょっと長すぎるかなぁ。最後の沖縄に行く展開は映画の締めとして用意したんだろうが、沖縄に行く前にだいたいの問題はカタがついてたし、最初のシーンとの収まりも悪い。
わざわざ話を広げず、あの商店街で決着させれば良かったのに。
とはいえ、今まで観た水田伸生監督作品の中では一番楽しめた。
やっぱりキャラクターが魅力的な映画はいいですね。
笑える人情モノとしてシリーズ化してもいいかも。
ハッピーに笑えてチョッピリ沁みました
幼い頃、親に捨てられ、弟とも離れ離れになったまま、他人の中で育った主人公の山ちゃん。
父に置き去りにされたハムカツ屋の人々が大切にしてくれるのを気遣い、家では泣かないと決め、辛いことが有ると神社の片隅で号泣。
いい人として生きようと(?)、商店街の人々のチョットしたお困り事を次々と引き受け、「山ちゃん悪いね?」と言われると「好きでやってますからぁ~」と引き受けが過ぎて、自分の事が出来なくなり、妻に呆れられる日々。
そんな彼が、どうやって心のバランスを保っているのかが判った時、爆笑しながらも、ちょっと悲しかったり、少し安心したり。
描き様によっては、暗くてつまらない話になりそうな物語を、ハッピーに笑えて、チョッピリ沁みる作品にしている、宮藤官九郎さんの脚本と、阿部サダヲさんの演技、そしてそこにテンポの良さを加えた水田監督、素晴らしいです。
山ちゃんには、前作『舞妓haaan!!!』のキミチャン程、破天荒はないけれど、こんな感じのクドカン作品もステキと思いました。
すき焼きのシーン、沁みました。
笑える楽しい映画でした。
テンポや展開が、はやくて面白く最後まで飽きさせない所が良かった。普通なら泣ける場面や深刻な場面も明るくスルーしてるところとか怒りや大変な状況の後すぐ笑いがくるのも面白い。温かくなる映画でした。
プチ整形、おそるべし。
面白かった。阿部サダヲが生理的にダメな人以外は楽しめるはず。
どこか悲しい登場人物たちが、悲壮感なくがんばっている姿が、涙を誘うでなく、愉快。これぞ、日本のコメディ。元気がもらえる。
なかなか、おもしろかったです。
まぁまぁ、面白かったですが、
ちょっと、泣かせよう、感激させようとしすぎですね。
舞妓Haaaan!!のほうが、素直に笑えましたね。
竹内ゆうこの、あのキツさ。
ダンナさんに対する、あのきつい態度が、リアルすぎでした。
板に付きすぎ。
中村しどうも、こんな風に、どつかれていたんだろうなぁーって。
背中とか、蹴ってたし。
ピッタリです。笑
アベサダ泣きすぎじゃ!
「期待大の作品に好評価なし」
もはや定石になってしまったのかな。
ものすごく期待していたのでちょっと退屈なストーリーに感じました。
兄弟、ともに、幼少期から不遇な人生。
それを違った方法ではありますが、「笑い」で跳ね返している。
秘伝のソース
あの製法は絶対に門外不出ですね。
その秘伝のソースが・・・・・
タイトルが「なくもんか」なのに、アベサダ泣きすぎじゃ!
地球へのやさしさも意識した人情喜劇
『舞妓Haaaan!!!』チームが再結集。
前回はイマイチ乗り切れなかったのですが、
今作、どういうわけだか乗れそうな気がして、
過度な期待はせず、はずれでもいいや、くらいのノリで行って来ました。
劇場は、ほぼ満席。
おじさん、おばさんから、
学生さんまで、幅広い年齢層で
なんだか、空気がモワっとしていました(苦笑)
☆彡 ☆彡
映画の全部が全部
これだと困るけど
たまにはこんな作品が
あってもいいんじゃないかな(笑顔)
『舞妓Haaaan!!!』
よりも楽しかったし、面白かったです。
瑛太くんと阿部さんの
漫才が普通に笑えたのが
一番のサプライズでした。
小ネタを含めた笑いと、
家族愛、親子愛といった人情が
40年秘伝のソースではありませんが、
上手い具合にミックスされ、笑いと涙とあったかさをもらうことができました。
と、実は
もうこれ以上
ストーリーに関して書くことがない(苦笑)
頭も心もからっぽにして
リラックスして観てみましょう
くらいかな、あと言えるのは。
竹内結子さんファンとしては
『サイドカーに犬』のヨーコさん
キャラを久々に拝めてうれしかったです。
『ジェネラルルージュの凱旋』
田口公子さんを、もう少し男っぽくした感じです。
☆彡 ☆彡
そういや、高校時代。
部活動の帰りに、こんなお店で
30円出して、出来立てホクホクの
ハムカツではありませんが、コロッケを食べていました。
今でもあるのかな、あのお店??
人情喜劇
まさにこれがピッタリの作品です。
なくもんか、と我慢せずに、感動したときは、
思い切って、なきましょう!我慢が一番体に毒ですよ!!
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