劇場公開日 2010年12月18日

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シュレック フォーエバー : インタビュー

2010年12月14日更新

ドリームワークス・アニメの大ヒットシリーズがついにフィナーレを迎える。過去10年にわたりフィオナ姫の声を担当してきたキャメロン・ディアスが、最終章「シュレック フォーエバー」(12月18日公開)の魅力を語った。(取材・文:小西未来)

キャメロン・ディアスがカッツェンバーグにおねだりしたいものとは?

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シュレックはフィオナ姫との間にたくさんの子どもをもうけ、友人にも恵まれ、まさに「めでたし、めでたし」の生活をおくっていた。しかし、幸せであるはずの当のシュレックは、いつしか自由気ままな独身生活を懐かしむようになり、悪者が付け入る隙を与えてしまう。「シュレック フォーエバー」は、自らの幸せを再認識する道のりが描かれている。

「真実の愛を再発見することになるというストーリーが素敵よね。今回、1作目で初めて出会ったときのように、シュレックとフィオナは再び恋に落ちる。シリーズ最終章として、美しすぎるフィナーレだと思うわ」

ペテン師の魔法使いにだまされたシュレックは、自分が生まれていない世界を体験することになる。このパラレルワールドでは、親友のドンキーはこき使われ、長靴を履いた猫はデブ猫となり、フィオナ姫はなんと戦士になっているのだ。

「以前から、フィオナ姫には戦士の気質があると思っていたの。愛する人や家族を守るためには、迷うことなく戦うタイプだから。フィオナ姫はシリーズを通じて、地に足がついていて、常に頼りになる存在だった。でも、今回は、本物の戦士として、レジスタンス活動のリーダーを務めている。初めてこの設定を聞かされたときは確かに驚いたけれど、フィオナ姫の資質と状況を考えれば、当然のなりゆきと言えるんじゃないかしら」

「シュレック」といえば、ジェフリー・カッツェンバーグ率いるドリームワークス・アニメーションの最大のヒットシリーズとして世界的な人気を誇る。

「このシリーズには大人も子どもも共感できる教訓があって、だからこそこれだけヒットしているんだと思う。たとえば、この作品でシュレックとフィオナが経験する過程は、誰でも身に覚えがあることだと思うし。

個人的に素敵だと思うのは、シュレックとフィオナ姫のパートナー関係がしっかり描かれている点ね。ほら、女の子っていつか白馬に乗った王子様がやってくるって教えられるものじゃない? 『男性に依存すれば人生は大丈夫』って教え込まれる。あるいは、『人生に男はいらない。女ひとりで出来ないことなんてない』という正反対の意見を押しつけられる。でも、私自身は平等のパートナー関係こそが、人生を幸せなものにすると信じているの。パートナーが男女である必要はなくて、どんな性別の組み合わせでも構わない。とにかく、誰かに頼り、頼られるという相互関係こそが最も美しい形だと思う。そうした素敵な関係をスクリーンに投影することができて、とてもうれしいわ」

大人も子どもも共感できる教訓がいっぱい
大人も子どもも共感できる教訓がいっぱい

第1作から最終章となる今作まで、声優陣は今シリーズに10年間携わってきたことになる。もし、いまから10年後に続編が作られることになったら、どうするだろうか?

「もちろんやるわ! 『チャーリーズ・エンジェル』の続編だったら考えちゃうけど。だって、今から10年後に同じパンツをはけるわけがないから(笑)。幸い、声優としての参加ならそんな心配はいらない。正直に言うと、『シュレック』の続編をやるまで、あと10年も待ちたくない。ジェフリー・カッツェンバーグにおねだりしておこうかしら(笑)」

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