「ホンワカした優しい映画」ホノカアボーイ hormone29さんの映画レビュー(感想・評価)
ホンワカした優しい映画
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大学を休学してハワイのホノカアで過ごすレオ。映画館の映像技師として働いていたが,そこで売っているマラサダの材料を,料理を作ったビーさんの家に届ける。最初は警戒していたビーさんも,レオの不養生な生活を心配し,毎日晩御飯を作ってくれるようになる。最初は偏屈な人だと思っていたレオも次第にビーさんと打ち解けていくようになる。
まず第一に出てくる料理がとてもおいしそう。
この映画は言葉で語る部分は少なく,それぞれの心情を所作の中で伝えていくのがとても評価できる点だった。
そのためところどころにちりばめられた名言が光ってくる。
また倍賞千恵子さん演じるビーさんがレオにさりげないアピールをしたり,マライヤに嫉妬したりするシーンはビーさんの切ない気持ちに「レオ気づけよ!」という気持ちになった。ビーさんピーナッツアレルギーだなんてわかんなかったんだよね。
ビーさんの気持ちに気づいたレオはビーさんの眼が見えなくなったことから居れるだけビーさんの目となろうとする。
ホノカアのゆったりした街並みに心癒される映画。おすすめです。
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