「カトリーヌ・ドヌーブが美しい」シェルブールの雨傘 ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
カトリーヌ・ドヌーブが美しい
クリックして本文を読む
台詞がすべて歌になっているので最初は違和感を覚えるが、次第に映画の中にぐいぐい引き込まれていく。特に感動のシーンが2つ。一つは、彼が戦地に行ってしまう前の別れの場面だ。あの有名な主題が流れ、思わず泣けてしまった。もう一つは最後のガソリンスタンドのシーン。二人どちらも生きていて、納得して結婚して一見幸せそうだ。でもなぜか涙が流れてくる。男性側から見て、元の彼女が幸せなそうな家庭を築いているは本当は辛いだろうな。登場人物みんないい人なのが、一層切なくなる。このラスト、映画の冒頭が雨なのに対して、雪になっていて、バックに流れるミシェル・ルグランの音楽と共に切なさにいっそう拍車がかかり、止めどなく涙が流れてしまったのを覚えている。
この頃のカトリーヌ・ドヌーヴは、まだ綺麗というよりも、かわいいといった表現の方が良いかもしれないが、この映画にはぴったりの役柄だ。ブリジット・バルドーだったらミスキャストになっていたでしょうね。
コメントする
LaLaさんのコメント
2022年4月17日
コメントありがとうございます(^^)/
とにかく、カトリーヌさんが美しくて
可憐で 最高でしたね(≧▽≦)
音楽好きなので、最初に観た時
全編 セリフが歌だった事に驚いたものでした。
物語は、切さな溢れる感じですね。
ラスト・・娘の事を伝えたい気持ちを
押さえて 家庭ある相手の幸せを願う女心・・・
そう思いたいけど 再会した時
意外と冷静だったから
少ない会話(安否確認)だけで
終わらせたのかなと・・・
私は、男が気が付かない事に
少し 腹がたったのですが
美しく 切ないエンディングで
号泣でした。(^^ゞ
素晴らしい名曲にも感動です。