劇場公開日 2009年4月25日

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グラン・トリノのレビュー・感想・評価

全261件中、221~240件目を表示

4.5昔の日本人はこうだった。死生観と美徳観が深い

2009年5月20日
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

テンポも良く、飽きずに観れました。

あっさりと、しかし、深い余韻がたちこめる。

最近の映画にはない感動があります。

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老いぼれ犬

5.0すごい・・・

2009年5月19日
鑑賞方法:試写会

泣ける

「ミリオンダラー・ベイビー」もすごかったけど、これもまたたいへんな衝撃を受けた作品。コワルスキー爺さんは今までの自分の人生や、新たにできた大切な友人のこともすべて考えた上で最善の選択をしたのだと思います。同時に、俳優イーストウッドもまた自らの俳優人生に落とし前をつけています。こんな役を演じてしまったら、もう俳優として満足なのかもしれませんね。

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ちあき

5.0イーストウッドの映画をリアルタイムで観られる喜び

2009年5月18日
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

とても78歳の老人が撮ったとは思えない映画だ。いや、こんな映画を撮った人を、とても老人扱いはできない。

何よりよく練られた脚本と観客の心を揺さぶるストーリーテリングの巧みさは筆舌に尽くし難いものがある。そう、これは言葉で色々と語る映画ではなくて、心で受け止める映画だから。

ともかくイーストウッドと同時代に生きて、彼の映画をリアルタイムで観られ喜びを今はただ噛み締めたい。

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ダース平太

4.5円熟

2009年5月17日
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

一言で表現するとしたら、男の背中の一生分を表現したような作品。
そう感じました。

正直、絶対観ようと思ってた映画ではなかったものの、他の方のレビュー通り観て良かった映画でした。
近年のクリント・イーストウッドはウチのジイさんをいつも思い出してしまうほど見事な頑固ジジイぶりで、真剣に粋がって生きて、歳をとって丸くなった部分と(作中のジイさんは丸くなった部分はほぼ皆無だったけど)さらに頑固になった部分と、衰える体力を気力と経験値で補いさらに孤高の存在に…、そんな大きな温かい背中を感じさせてくれるかっこいいジイさんが見事にハマっていた。

ベトナムの移民の人の話など全く予備知識もゼロだし、悲惨な犯罪やアメリカの治安のおっかなさが描かれながらも、見終わってみるととても清々しい涙を流した感じで帰途に着けた。

派手なアクションやどんでん返しはないものの、なかなかの良作でした。
いろんな人に観てもらって、感じ考えて欲しい内容でした。

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鳳雛

5.0よかった!!

2009年5月16日
鑑賞方法:映画館

泣ける

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悲しい

実は、お目当ての作品ではありませんでした。
というか私自身洋画はあまり見ないので・・
友達と暇つぶしに入って偶然観た映画がこの「グラン・トリノ」

そのため最初はあまり期待しておらず
寝てしまうのではないかと思っていましたが、
いやいや、そんなことはない!
友達共々頑固ジジイの虜になってしまいました!笑

高校生のわたしには少し理解しがたい部分もあったのですが
人間ならば誰もが感じる孤独や空虚感、心の闇を語りかけてくれます。
この作品はとても素晴らしいです。
一言では表せないぐらい、最後は切なくも清涼的、かつ複雑な気分でした。

劇場に足を運ぶ価値はあると思います!

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rieeee

5.0ひたすら感動しました

2009年5月14日
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

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おたま

4.0なかなかでした

2009年5月12日
鑑賞方法:映画館

泣ける

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悲しい

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ゆすけ

4.5温故知新

2009年5月12日

人生はいろいろな人との関わりで出来ていると教えられた映画でした。
誰かに支えられていない人間は弱く、たとえ自分の家にいてもどこか所在ない。
しかし誰かに支えられ守るものを得れば人は豊かに強く生きられる。

一番近いはずの人が遠く、関係ない他人が近くに感じることもある。
実の息子夫婦家族に疎まれているウォルトがモン族のタオとスーに受け入れられたのも、彼らが一族の伝統を大切にし核家族ではなく家に祖母が同居しており、老人と接するのになんの抵抗も無いからだろう。
先進国に共通の問題ともなっている核家族化や介護の問題にも繫がっている。

この映画を観ていて何故かエリートの息子夫婦の家族よりもモン族のタオやスーの家の方が豊かに感じられたのは何故だろう・・・

「温故知新」昔のことを良く知り、そこから新しい知識や道理を得ること。
素敵なだけの未来もダサいだけの過去もない、グラントリノのように魅力ある過去もある。

不器用なウォルトは大切にするあまり使いこなせなかった自慢の車を、若いタオに自分の人生と一緒に託して今使いこなして欲しかったんじゃないかなぁ。
人と人の絆が鎖をつないぐように続いていくような気がしました。

普通の一人の人間の人生って本当に深くて広いんだなぁ。

人生も映画のよう、でもたった一作しか作れない・・・
そう感じた映画でした。

一言で語れない、本物の人生が映画になっている凄さにただただ頭が下がりました。

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にゃらん

5.0+αな作品

2009年5月11日
鑑賞方法:映画館

泣ける

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悲しい

イーストウッド監督の映画というと観た後の余韻が悲しさで
いっぱいになる印象があったのだが、
今作はその余韻に+αで救いの手を感じられる作品でした。
お勧めです!

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しゅう

4.5頼れる爺♪

2009年5月10日
鑑賞方法:映画館

泣ける

自分にこういう舅がいたら…
やっぱりあの長男の奥さんみたいに接するんだろうか?
などと考えながら見てました。
とっても素敵な爺さんなのに
身内になるとやっぱり本心をさらけ出すのは恥ずかしいのかな?

奥さんは彼に懺悔をするようにって思ってたみたいですが…
きっと私も…ああいう場所ではあのくらいの
(奥さん以外の人にキスしたとか)内容しか言えない気がします。
言ったところで本当には心は晴れないよね。
彼の苦悩は教会で懺悔したくらいでは…

あの姉弟の復讐って彼のやり方で終わらせるのが
一番傷つかないと思ったのでしょうが…

あの汚らしいヤツラを自分の手で抹殺させなかったのは…
アイツラの為に心を汚させないっていう配慮が有ったとは
思いますが…
弟君にとっては頼れる爺さんを失い、更に自分では何も出来なかったという
不完全燃焼みたいにやり切れない気持ちになったのではないかしら?

グラン・トリノを貰って…それを大切に乗ることで
いつまでも彼を忘れないのでしょうけど…
逆に言うと…いつまでも彼を忘れることは許されないようにも思えて…

実際に手を下した方がスッキリしたのか?
手は下さなかったけどそれをいつまでも忘れられないっていう方が良かったのか…
確かに後者の方が彼の人生にはキズはつかないし
このまま大学に進んでチンピラとは無縁の世界で生きていけるんだろうけど…

もっと他に良い方法は無かったのかな?

爺さんが殺されて本当に悲しかった。
彼のお葬式では身内の方がただの参列者のようでしたね。

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レナカナママ

4.5イーストウッドならではの味付け

2009年5月10日
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

ダーティーハリーシリーズの諧謔が通奏低音のように利いていて、自分の老い、社会の変化、友情などのテーマを上手く収めた感じ。エンディングでは主人公の抱える老後、健康、家族との間柄、タオ一家の将来、とか諸問題を一気に解決し、悲しさ寂しさを孕みながらも爽快な後味を覚えたが、銃社会アメリカではまだまだ期待に反する筋書きなのかもしれないと感じた。それから私には準主役タオの従兄弟らチンピラの演技が(結末とは裏腹に)それほど悪そうには見えなかった。胸元に漢字の刺青のある男、”家庭”と描いてあったような?(これもなんとなく笑えた。)まあこれも彼らの育つアメリカ社会の豊かさの証と理解すれば伏線の範囲なのだろうか。時間を忘れ一気に見させてくれる久々の秀作だった。

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porgymann

4.0モン族の家で、文句はなしよ

2009年5月9日
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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shimo

4.5男の生き様

2009年5月6日
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

難しい

感動作品ときいてハンカチ持って劇場に行きましたが、
最後まで涙を流すことはなかった。

映画として、派手さも爽快感もない。

ただ、観終わったあとの余韻はなんともいえない感覚でした。

人は死ぬまでに何をしてきたか、何を得たか、

ということより何を残せるか、ということなのでは?と感じた。

それはもちろん物や金ではない。

この映画にはイーストウッドが伝えたいことがよく盛り込まれている。

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トリノ

5.0じじいの勲章。

2009年5月6日
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

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ハチコ

5.0「老兵は静かに去るのみ」。ライフワークとも言うべき「生と死」のテーマを、俺ならこんな潔い死に花を咲かせたいと強烈に主張した作品でした。

2009年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ラストの痛い展開はイーストウッド監督作ならでは。そのワンシーンひとつでいつまでも心に残る名作が誕生しました。

 監督のライフワークとも言うべき「生と死」の問題を、俺ならこんな潔い死に花を咲かせたいと強烈に主張した作品です。また横軸には、人種の壁というテーマを盛り込み、肌の色を乗り越えて交わっていく、お隣のアジア系移民一家との暖かい交情を描き出しています。
 主人公のウォルト自身は人生の終わり方を常に問い続けさせるのに対比して、お隣の少年タオには、逆に男としてどう人生を始めていくのかコーチする関係となっていきます。ふたりの人生の描写の中に、人生の始まりと終わりが比喩されているようにも見えました。
 ラストの痛い展開はイーストウッド監督作ならでは。そのワンシーンひとつでいつまでも心に残る名作が誕生しました。
 監督のライフワークとも言うべき「生と死」の問題を、俺ならこんな潔い死に花を咲かせたいと強烈に主張した作品です。また横軸には、人種の壁というテーマを盛り込み、肌の色を乗り越えて交わっていく、お隣のアジア系移民一家との暖かい交情を描き出しています。

 主人公のウォルト自身は人生の終わり方を常に問い続けさせるのに対比して、お隣の少年タオには、逆に男としてどう人生を始めていくのかコーチする関係となっていきます。ふたりの人生の描写の中に、人生の始まりと終わりが比喩されているようにも見えました。
 オール無名のキャストながら、自然なセリフの応酬が見事です。それが全部、監督の細かな演出のたまものというから驚きです。

 さて、そんな物語の主人公ウォルトは、独善的な正義感の持ち主。それに外れる者は、身内でも許せない頑固で偏狭な男でした。

 玄関に星条旗を掲げる愛国者で、白人絶対主義者であったウォルトにとって、息子がイエローモンキーの作ったトヨタ車のセールスマンをやっていること自体が腹立たしいことだったのです。何せ退役後はフォードの組み立て工を勤めて、それを誇りとして人物ですから、なおさらです。
 そして、自分が組み立てに関わった72年式のヴィテージカー、「グラン・トリノ」を自慢の車としてガレージに保管。毎日ぴかびかに磨いて眺めるのが彼の楽しみだったのです。

 息子以上に腹立たしいのは、近隣のアジア系移民達の存在。ただでさえ蔑視しているのに、連中の大人達は家屋の手入れをせず、芝は荒れ放題。 若者達は、ギャング気取りで日中堂々と小競り合いを繰り返していたのです。

 ある日同族の不良グループに脅されて、こともあろうにウォルトのお宝の車を盗みにきたのが、お隣のモン族一家の少年タオ。彼と不良グループの少年達に、朝鮮戦争時代に使い込んだライフルを向ける時のイーストウッドは往年のヒーロー役を偲ばせて、格好良かったです。
 この時不法侵入したタオを即座に殺さなかったのは、やはり朝鮮戦争の時、降伏しかけた少年兵を惨殺したトラウマがあったからでしょう。
 結果的にウォルトは、タオを不良グループから救ってしまったこととなり、タオの親戚やモン族一同から感謝され、贈り物が続々届けられたのですが、彼にとっては迷惑なだけでした。

 このあとタオの姉スーが黒人グループに絡まれているところをウォルトが救ったことから、お隣同志のおつきあいが始まります。それでも実はお隣の一家の老婆は、白人が嫌いでウォルトを罵っていたのでした。お互い様様(^^ゞ

 そんな両家の敷居の壁を越えて、朗らかで機転効くスーとの会話は、ウォルトの心を和ましていくのでした。そして、モン族の料理にも舌鼓を打つようになり、ウォルトもモン族のパーティに招かれるようになっていったのです。
 パーティでのやりとりはなかなかコミカル。たとえば、モン族の掟として人をじろじろ見てはいけないとスーから効いているのに、肝心のモン族客達は白人のウォルトが珍しくてじろじろ見つめらたりするところ。はたまた、同席したモン族のシャーマンに、心の中をピタリと見透かされて、だんだんウォルトの気分が悪くなっていくところは、思わず笑ってしまいました。
 シャーマンに身近な人に誰にも尊敬されない孤独な境遇を当てられたウォルトは、苦笑します。身近な白人とのつきあいよりも、蔑視していたモン族の方が親しみ深いと。そんなセリフにも少数民族に対する、イーストウッドの暖かい眼差しを感じました。

 そんな中で、タオの母親から盗むのお詫びとして、タオに何か家事の手伝いをさせてほしいと依頼を受けたことで二人の不思議な交流が始まったのでした。
 最初無口なタオが、ウォルトの指導でだんだんはっきりものを言うようになるところが印象的。父親がいない彼にとって、ウォルトが人生の師であったのでしょう。恋の指南までアドバイスするのです。逆に、病魔に冒されたウォルトにとってタオを一人前の男にするというのが、人生の最後にふさわしい役割であり、朝鮮戦争の悪夢からの贖罪にふさわしいことであると思ったに違いありません。
 やがて順調に思えたふたりの関係に暗雲となる事件が起きます。以前痛めつけた不良少年達からのタオへの嫌がらせが再び始まったのです。タオと一家の命の危険を感じたウォルトは、一家の未来を守るため、不良少年達との対決を決意します。
 アジトに向かったウォルトの決着の仕方。それは彼ならではのものだったのです。

 ウォルトの頑固さは、おそらくイーストウッドの投影した分身なのでしょう。彼の妻はウォルトに懺悔することを遺言として勧めます。イーストウッドの心の中にも深い原罪を意識しているところがあって、彼の分身が表面意識に向けて、死ぬまでに徹底して懺悔することを勧めているような気がします。
 しかしイーストウッドの表面意識は徹底した現実主義者で、次々に神ですら救いがたい現実を自らの作品に投影して、神よこんな悲惨な現実でもお救いになられるのでしょうかと激しく問いかけているのだと思います。若い牧師に「復讐の対象を殺してしまえ」という、、聖職者にあるまじきセリフを語らせているのもその問題意識の現れだろうと思います。

 そんなイーストウッドにとって、懺悔するとは、一切の妥協のない生と死を研ぎ澄ました真実を償う行為だったのです。だから教会での懺悔は、形だけのものとなりました。本作の痛い結末は、ウォルトが妻に誓った彼自身の懺悔そのものだったのでしょう。

 ウォルトには何度も牧師に悪態をつかせていますが、だからといってイーストウッドが無神論者とは思えません。むしろ逆に救いを求める気持ちが強すぎて、聖書に出てくるヨブのように神を試すような心境になっているのでしょう。
 『ミリオンダラー・ベイビー』でも、牧師を貶めつつも、教会で祈りを捧げる姿が印象的でした。

 ところで、タイトルのグラン・トリノもまた彼の自信の象徴なのでしょう。そしてラストに疾走するグラン・トリノにかぶせてイーストウッド自身が歌うテーマには哀愁が滲んでおりました。
 クリント・イーストウッド最後の主演作と噂されている本作。その言わんとするラストメッセージは、「老兵は静かに去るのみ」ということだったのでしょうか?

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流山の小地蔵

4.5渋い

2009年5月5日
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

内容は結構読めてしまうのだけど、イーストウッドの演技はもちろん、映画全体の細やかな部分まで丁寧に描かれていて、ゆっくりと感情の波が動いていくのが自分でも分かる。

イーストウッドは渋いなぁ…

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ぉゃっ

3.5ヒーローのラストシーン

2009年5月3日
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

俳優としては最後と言われるこの作品

この映画としては、想定内のラストですが・・・・

クリント・イーストウッドがヒーローとしての

ラストシーンを演じたとすれば、非常に感慨深い

ものがあります。

不死身のヒーローの最期とは、これだ!!

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ひげドラム

5.0欲するなら,まず与えよ.

2009年5月3日
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牛込太郎

4.5男の生き方ってこんなかんじなんだろうって思った。

2009年5月3日
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

クリント・イーストウッドは昔から渋かった。
未だ健在で、渋さも含めこれが男の生き方だって教えてくれている気がした。
自信も年をとり昔を懐かしんでいたのかもしれない・・・。

それと、大事なのは血のつながりでも人種でもなく、相手を大切に思う気持ちが重要なんだということもこの映画で言っているような気がした。

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てつ3号

4.5イーストウッドがかっこよすぎる!

2009年5月1日
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

そう来ちゃうとは思いもよらなかった。だまされた。参ったよ!「ミリオンダラー・ベイビー」の時と同じような偏屈な頑固爺さんがはまりすぎていて、笑えた。利発なスーとの会話がおもしろかったし、奥手のタオとのかかわり方が微笑ましかった。牧師との関係の変化もよかったし、理髪店のおやじとのやりとりもおかしい。独り身の老人の孤独がひしひしと伝わってきた。でも、妥協しようとしないところがイーストウッドらしい。ラストは涙が出続けて、拭く気もしなかった。すごいね。これって、アメリカ自体が感じてることなのかな? そうだとうれしいな。オバマ大統領じゃないけど、CHANGEしたの? 世界の警察としてではなく、世界の一員としてのアメリカの姿だといいね。

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瑞
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