「いぶし銀、イーストウッド」グラン・トリノ funakoさんの映画レビュー(感想・評価)
いぶし銀、イーストウッド
イーストウッドのはまり役ですね。
冒頭ではこんなに年をとったんだ・・と軽くショックを覚えましたが、「偏屈じいさん」という新境地を開いたんじゃないでしょうか(笑)
移民大国アメリカの現実が痛々しく描かれています。先入観の塊のような老人がモン族の少年と心を通わせて行く上で、「男気」スイッチがはいります。若い頃に犯した自らの後悔を晴らすべく体をはって行動していく姿が感動的です。老いた体に鞭打って・・・と思ったいたらいやはや、とても凛々しくかっこいいイーストウッドじいさん。
アメリカが失いかけている「何か」のような気がします。
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