「沁みる…」グラン・トリノ UNEmiさんの映画レビュー(感想・評価)
沁みる…
人間関係をスムーズにするために表面をコーティングすることを嫌悪しているかのようなウォルトは、一見生きづらそう。
でも、彼を理解している人はいるし、理解してくれる人、理解しようとしてくれる人に対して、彼はとても正直で誠実。
実は人種差別とはいちばん遠いところにいるタイプなんだと思う。
最初のうちはほとんどタオの顔を写さず(うつむいてばっかりいるし)、だんだんとしっかりと表情をとらえるようにしていく撮り方もとても効果的。
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