「イーストウッドの遺書」グラン・トリノ 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
イーストウッドの遺書
ずっと観たつもりでいたけど観てなかった事に気づいて、今更ながらレンタルしてきた。
頑固なクソじじいとタオ族の若者の交流と伝承の物語で、ある意味とてもイーストウッドらしい作品だし、ウォルトとイーストウッドのシンクロっぷりを思えば遺書のような作品とも言えるかも。(その10年後に「運び屋」で更新されてる)
これまで彼が演じてきたキャラクターの“晩年”を思わせるウォルトのキャラ造形で、近年の作品と比べると饒舌かつストレートに心情を語ってるしね。
「許されざる者」で西部劇を終わらせたイーストウッドは、本作で地震の演じてきたキャラクターを総括してるように見えた。
コメントする