劇場公開日 2009年4月25日

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グラン・トリノのレビュー・感想・評価

全251件中、1~20件目を表示

4.0ヴィンテージな最期、そしてラストカットが素晴らしい。

2023年2月24日
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すっかん

4.0俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。 少年は知らなかった、人生の...

2024年11月10日
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泣ける

悲しい

難しい

俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
少年は知らなかった、人生の始め方を。
“男の人生は、最後で決まる。”

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木手コロ助

2.0大衆ウケドラマ

2024年11月3日
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笑える

単純

レビュー評価高いしさ、面白いって聞いたから、期待して観たけど…

感動を狙いすぎて無理だった。
最後までみたけど、途中で集中力は切れた…。

ドラマを描くって難しいのはわかるよ。けど、理想のドラマを詰め込みすぎ。
人物の心情・言動に違和感しか無くて、感情移入できなかった。

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ひつじ

4.0不器用な男の生き様

2024年7月20日
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クリント•イーストウッド監督の作品はとても繊細かつリアル。そして強烈なメッセージを放つ!
男は牧師の呼びかけに答えた、俺は冷静だと。そうか、そういうことか。すみません、あなたの生き様に涙が溢れて止まりません

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おのもん

5.0ウォルト・コワルスキー

Mさん
2024年6月6日
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M

3.5死にかけのおじいさんが最後に気のいいニートの若者を一人前の男にして...

2024年5月16日
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悲しい

単純

幸せ

死にかけのおじいさんが最後に気のいいニートの若者を一人前の男にして、ごろつきにならないようにする話。
説教臭くなりそうなところをじいさんものダメなところをたくさん見せることで回避。
映像は作りすぎないけど構図できれいに仕上げてきている。
説明描写は少ないものの、しっかり見ればストーリーは誰でも理解できる簡単な内容。
しかし、それぞれキャラクターの作りがしっかりしているので退屈しないし、見ごたえもある。
文句なしの良作。

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kame

5.0不治の病を自覚する中、

2024年5月10日
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泣ける

幸せ

命の使い方を隣人の将来に託し、自らの過去の懺悔を果たす。晩年のイーストウッドの作品の中でも抜群の最高傑作。

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ブロディー署長

4.0凄惨な戦争時代の話も言葉のみでマイルドテイスト

2024年3月3日
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興奮

目で見える美男美女は登場しない。
視覚的に一番魅力的なのはグラン・トリノかな。

クリント・イーストウッド演じるウォルトが、身の回りで起こることに一喜一憂しながらもマイペースを維持し自分のスタンスを崩さないのだが、徐々に態度がアップデートされていく様子が見どころ。

最後まで目が離せない。
ラストは大満足。

凄惨なシチュエーションも映像的に抑え気味にしているマイルドな演出のおかげで、万人にお勧め出来て良い。

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Don-chan

4.5 クリント・イーストウッドが主演・監督するヒューマンドラマ映画。元...

2024年2月29日
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 クリント・イーストウッドが主演・監督するヒューマンドラマ映画。元軍人で心を閉ざした頑固な老人が、アジア系移民・モン族と接触することで最後の行動を選択する。

 喀血シーンが繰り返されていることから、主人公は進行肺癌に罹患し余命が短いことが示唆される。どうせ散る命なら意味のあるものに、また生きてるうちに朝鮮戦争の贖罪も・・・なのだろう。この死期間近という設定があることで「最後の行動」がより意味深いものになっているように思う。

 魅力的なストーリーを優先するのではなく、主人公のこまやかな心情を丁寧に描き出す事に注力されている。またその心情描出はセリフではなく映像で表現されていて、小説ではないが文学臭を感じる。

 単なる娯楽映画と一線を画した余韻を残す「文学的映画」と言える。

 なお「グラン・トリノ」とは1968年~1976年にかけて販売されたフォード・トリノのうち、第3世代(1972~1976年)を指す。この映画を契機に1972年製グラン・トリノは注目を集めるようになったとのこと。

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疲れたおじさん

5.0ウォルトのギャップが魅力的

2024年2月18日
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主人公ウォルトは偏屈で昔気質なじいさん。息子はおろか孫にまで煙たがられている。そんな彼が、モン族を初めとした周囲の人々との関わりを通じて、男気、正義感の強いところ、面倒見の良いところ、意外とユーモアもあるところなど、良いところをたくさん見せてくれる。取っつきにくいが深く知ると実は面白い人、というギャップがあるのが魅力的。人物の意外性というのは、その人の魅力を増幅させることが分かる。

映画ではウォルトとモン族の少年タオとの交流を中心に描かれているが、時々出てくるヤノビッチ神父も魅力的だ。ヤノビッチ神父はウォルトに、神父のマニュアル通りのことをしているだけの若造と罵られる。しかしウォルトと付き合い、その男気や人生経験の深さに触れると、彼も変わってくる。神父のマニュアル通りではない、芯の強さを見せるようになる。そのため、元々の真面目で誠実な彼の気質に加えて男気も備わり、人間的な魅力が増した。彼は、ウォルトと付き合うことで一皮剥けたのだ。

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根岸 圭一

5.0そりゃあ選択肢としてはアリだろうが、選ぶなよぉ..... 好き嫌い...

2024年1月31日
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そりゃあ選択肢としてはアリだろうが、選ぶなよぉ.....
好き嫌いで分けられない、凄まじい映画。得難い体験なので☆5つ。

【怠慢かましてよかですか?】
ごめんなさい。
あまりに悲しくて、彼の生き方を手放しで応援できない。

追い返そうとした東洋系隣人がビール持ってきたら「あぁもう、入れ入れ!」みたいに家に上げたり、
言葉の通じないおばちゃんたちに囲まれて「・・・はは、美味しいねぇ」って愛想笑いしながらぎくしゃく食事してるコワルスキーさんが、とても愛おしかったから。
そういう面も持ってるコワルスキーさんが好きになったから。
完璧な生き方を貫けないとだめですか?
スローダウンして、ゆるゆる終わりを迎えるのはだめですか?

悲劇の引き金を引いたのは自分だし、
背負ったものに落とし前つけて去る潔さとか、
一度は必ず迎える死のカタチを自分で決定したい気持ちとか、
ンなこたァ分かッてンだよぉ!!!←誰に怒ってるんだろう

やり場のない憤懣や拭い去れない後悔を、一挙に精算できる機会に恵まれた彼は、幸福かもしれない。
でもさ・・・割り切れない残滓を抱えながら、
周りの人たちと些細な一喜一憂をともにしていく生き方も、
幸福と呼んではいけないのでしょうか。
そういうだらしのない生き方は、ダメですか?

選んじゃったか、それ。うーん・・・
悲しいですよ。私は悲しいですよ。

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雨丘もびり

5.0懐古 今こそ観るべき

2024年1月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

当時はアメリカの製造業って、と思って観ていたが今は日本がまんま当てはまる

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カササギ

4.0ウォルトは他人がやることが気に食わない頑固親父 みんなから敬遠され...

2024年1月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

ウォルトは他人がやることが気に食わない頑固親父
みんなから敬遠されている
朝鮮の戦争で何人も殺した
隣のモン族にはすぐ心を開いたけどなんでだろ

子どものとの付き合いがわからなかったことも懺悔の一つだろうけど、やっぱり一番は戦争なんだな

頑固親父が心を開いていく様は良かったな
最後も予想外だった

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O

5.0悪態ジイさん‼️

2023年12月16日
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泣ける

悲しい

興奮

かつてのアメリカ黄金期の栄光を引きずる孤独で偏屈、しかも人種差別主義者の老人が、隣人であるアジア系移民のモン族の少年をはじめとする、その家族と交流していくうち、絆を深めていく。そしてある事件が・・・。クリント・イーストウッド監督扮する骨太親父による説教&鉄拳制裁&自己犠牲映画‼️もっとよく言えば、人生の究極の選択映画‼️モン族の少年を一人前のアメリカ男に鍛え直したり、非道の限りを尽くすギャングたちに「キサマらぁ!!」と怒りの銃弾をぶち込む?ぶち込まれる?教育的指導したり、まるでイーストウッドの映画人生が集大成されたような物語‼️泣けます‼️クライマックスでポケットから "マッチ" を取り出すときのイーストウッドの表情‼️忘れられません‼️ラストで聞かせてくれる歌声‼️絶品‼️上手すぎ‼️この作品を象徴する72年型グラン・トリノもカッコ良すぎ‼️欲しーい‼️

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活動写真愛好家

5.0イーストウッドの贖罪的な映画かと

2023年10月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

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parsifal3745

4.0泣いたー

2023年9月19日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

知的

あらすじは珍しくもないよくある話。だけど見入ってしまうのは俳優のちからなのか監督のちからなのか。偏屈なジジイ役を見るのは2度目だけれど、やっぱり憎めない。ところどころに胸にグッとくるのは本当に伝えたい部分かなと思ったりもする。で、ラストに号泣。
そして、本編のあとに予告を見る。予告は大げさに称賛してるけど、それに影響を受けて鑑賞しても後悔はない映画だと思った。

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きなこ

5.0この後味は才能がもたらすもの

2023年7月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

イーストウッド演じるウォリスの悲しくも誇らしい決断。
その考えがじわじわ感じるところからすでに
感涙の波がやってきたのですが、
意外にも観ていて涙があふれ出るという感じではなく。
観終わったときには暖かな未来への展望を感じる。

凡庸な作品だったら「ああ、かわいそうだね、えらいね、でもわすれないよ(涙)」
的なところで終わったのかもしれないけれど
そこからさらに一歩があるのがすごいところ。
それは考える余地を観客にゆだねてる部分のせいもあるのかもしれない。
そういう意味ではイーストウッドは
観客というものに夢と希望を抱いてるように思う。

新人の脚本というのも驚く。
ある意味うまくまとまってるな、というものだったのかもしれないが
いい題材でうまい料理人がやるとこうなる。

それにしても男の魂は受け継ぐのに資格がいるのだな。
こいつになら、と見込んだ相手にしか継承されないのだ。

この映画は男の子の映画だなあと思った。
いい車、偏屈だけどクールなジジイ、かわいい女の子、マイ工房。
最近ちまたで言われてる草食男子はツボが違うのかな?
女子にもぐっときますけどね!

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こまめぞう

5.0人生の10本に入りそうなくらい、胸にズシンと染み入る映画

2023年7月19日
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鑑賞方法:VOD

前半、主人公の意地っ張り加減や人種差別的な悪口をボソッと言うのがブラックコメディな感じがしておもろい。笑
派手な演出やBGMはないけど、テンポ感が良くて全く飽きずに見られる。
スーとボーイフレンドが黒人チンピラに絡まれるシーンで、「兄弟なんて言うな。どう見ても違うだろ。」とツっこむシーンが好き。笑 後半の主人公との良い対比になってると思う。
あと、タオが一生懸命仕事をしてる画と、主人公がタバコを吸ってる画を何度も交互にうつしてるシーンがシュールすぎてお気に入り!
すぐに銃を持ち出すのも、「お決まりのやつ」って感じで見てておもろい。
「なんて言ってるか分かんないけど絶対こちらを嫌っているおばあちゃん」とのやり取りもとても好き。笑
グラン・トリノとタバコとビールが最高に似合う渋さに痺れる!
パン族との文化の違いに顔をしかめつつも少しずつ心を開いていく心情の変化が面白かった。

と、前半だけでも、純粋に面白く観れるのに、後半はそれを上回って一気に引き込まれる!
家を襲撃され、スーがボロボロで帰ってきたシーンから緊張感が流れはじめる。あまりに理不尽な暴力に、「どうか皆が幸せになれるように…」と願わずにいられない。
27歳の牧師との懺悔室での会話、地下室に閉じ込めたタオとの最後の会話、少しずつ、自分の罪について語り始める主人公。特にタオとの会話での「勲章なんてそんないいものじゃない。俺が殺したなかにはお前くらいの子どももいた。それが忘れられない」みたいなセリフから(細かいセリフうろ覚え)、タオの面倒をみることも助けたことも、自分自身への罪滅ぼしというか、贖罪だったのかなぁなんて。
そして、衝撃のラスト…。彼が考えぬいた末の1番の正しい道だったに違いない。
お互いに、「友達」と言い合った2人の関係は、とても尊かった。
「グラン・トリノ」のタイトルの回収もとても渋くて良い…!

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とも

4.5男のとても寂しくて、すごく悲しい物語。そして例えようの無い何かをもらう物語。

2023年7月9日
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愛する妻を亡くした男は
隣に住むアジア人を軽蔑する。
しかしその家族と仲良くなった男は
血を分けた家族にない温もりを感じる。
平和な日々は長く続かず、
その家族の悲劇を切っ掛けに
男は人生最後の復讐に燃える。

戦争を経験してきた男。
途切れた肉親との絆。
男の新しい希望は
愛車と共にある。

人の心の中に何かを留める
クリント・イーストウッドらしい
とても静かで力強い物語。

必ず例えようの無い何かが残る。

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星組

4.0クリント・イーストウッドってとても魅力的

2023年5月28日
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思わず見入ってしまった。
クリント・イーストウッドが好きになった。

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紅の豚こま