BALLAD 名もなき恋のうたのレビュー・感想・評価
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名もなき者たちの、生(せい)の証
DVDで3回目の鑑賞。
原案アニメ映画(映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦)は鑑賞済み。
原案も好きだが、実写版のこちらもかなり好きな作品だ。身分違いの恋、名もなき人人の生(せい)に涙が止まらない。
たとえ歴史に名を残していなくとも、今を生きる私たちが彼らの生きていた証(=繋げられた命)ではないだろうか。
追い打ちで泣かせに来るalanの主題歌も大好き。
ふと思ったが、山崎監督は「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」の両方をつくった唯一の監督さんなのでは?
茶番なラスト
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ガキがタイムスリップして信長の時代へ。
そこで武士の草ナギと知り合い、仲良くなる。
で未来から来たって堂々と言う。物を持ってたので信じられる。
で何か意味わからんけど、現代と手紙やり取りしたり、
両親が何をどうやってその方法を知ったんか知らんけど、
自分らも車ごとタイムスリップして来る。
草ナギの国には姫がいて、実は草ナギと相思相愛だった。
が、隣国の殿様がその姫と結婚させろと言ってきた。
ところが、ガキの両親の話から、自分たちが歴史に名を残してない
ということを知り、それなら無理せず自由に、と思って結婚を断る。
怒った隣国が攻めて来て、最初は不利な戦いだが、
両親が車で突進して形勢逆転、草ナギと敵ボスの一騎打ちとなる。
当然草ナギ勝って首取ろうとするもガキが止めて、許す。
さあハッピーエンドで姫と草ナギが再会、結婚へ。
って思ったら突然銃で撃たれて草ナギ死亡。現代人3人は帰った。
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まあ全体にシュールな感じのする作品。ラストまでは。
ほとんど都合よく話が進み、コメディやからいいかって思ってたら、
最後の最後でアホみたいな結末になった。
草ナギを何で死なすんかがようわからん。
普通にコメディで普通にハッピーエンドでええんちゃうの?
どうせ内容のない映画なんやが、それに徹したらええのになあ。
しかも誰が草ナギを撃ったんかもわからず仕舞い。
そんなの、シナリオがしっかり練られてないだけやん。
とにかくどうでもええから最後は草ナギを殺して、
お涙頂戴しようという安易な目論見が見え隠れしてしょうがない。
クレヨンしんちゃんはいないけど
以前、クレヨンしんちゃんの映画は泣けるときいて
≪ うっそだ~~ ≫ って疑いながら見た映画で号泣した私です。
クレヨンしんちゃんの映画はそれしか見たことがなかったの。
それが [ アッパレ戦国大合戦 ] でしたしんちゃんしろ。
そして、そのストーリーをベースに作られた映画
“BALLAD~名もなき恋のうた~”
・・・を!見て来ました!
ちょうよかった!絶対いいと思ってたけど、やっぱりよかった!
ストーリーのベースがしんちゃんのあの話の上に
監督が三丁目の夕日の人!もう、ハズレなわけがないっ!!!!
中盤からほぼずっと泣いてました。。
話しってるから先も読めるし、あああああ・・・って感じ。
ネタばれにならないレベルでかけるなら、
大沢たかおの役はアニメより男らしかったです。
( アニメの役は嫌なイメージしかないけど )
あとガッキー可愛すぎ。
草なぎくん役ハマリすぎ。
そして子役の子(いま、会いにいきますの子)演技うますぎ。
なんか色々ぐっときました。
帰ってから買ったパンフ読みふけってたけど、
監督がラストサムライの現場を見学したときに、
日本人として悔しくなったって書いてました。すごくて。
日本人として撮りたくなったらしいです。
で、ストーリーを選ぶときに、
漫画、アニメ、小説なんでもよくて
その中から自分が一番好きな話…って思ったときに
しんちゃんの話が浮かんだんだってしんちゃん。
でもしんちゃんの映画はしんちゃんと又兵衛の友情が核だけど
今回の映画は又兵衛とれん姫の秘めた恋が核。
原作のここを削るって考えて
でも原作のファンでもあるからここ削るのはどうなんだ!?
みたいな葛藤があったって書いてた。
クレしんファンなので…
原作のファンなので、これは観にいかなければ!
と思い劇場に観にいきました。
正直、原作と全く別のモノと考えるのなら、
思っていたよりも観れたと言う感想です。
あまり先入観にとらわれて観るのもよくないかとは思うのですが
廉姫と又兵衛のキャスティングからしてかなり違うなと…。
逆にしんのすけ役は素直に観る事ができました。
純粋な小学生と言う感じで好感が持てました。
実写になるならうん、こんな感じだろうなーと。
原作の泣きどころありきで実写化された映画だと思うので
多少は仕方ないのかもしれませんが、泣かせ要素が多くて気になりました。
と言ってもそう言うシーンで盛大に泣いてしまってるんですがねw
「お前が生きて帰ってくれれば、自由に生きよう、お前と」
このシーンは泣き所ではあるのですが、要らなかったです。
それやっちゃ設定台無し。。。
ガッキーがはまり役でなかなか・・・
「映画クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」を知っているいる方が、今回の実写版を見ていて この映画の良さを感じられると思う。アニメの筋を大切にしながら、また アニメの中のポイントをおさえていながらも、所々に、オリジナルの場面を加え、上手く作られていて 良い映画になっている。そんな中でも、れん姫役を演じたガッキーが、勝気さ、けなげさなど、上手く演じ、一番のはまり役であり、際立っていたと感じた。スコアを少し落としたのは2点。又兵衛役を演じる、草彅の頑張りも認めるが、迫力、力強さが もう少し欲しいところ。特に 戦いのシーンでの存在感!。2つ目は現代からの家族のタイムスリップの設定は、同じであるが、その父母役を演じる、筒井道隆、夏川結衣の存在感を、随所でもう少し強めれば、よりメリハリがあったと感じた。
これらの物足りなさはあるが、それでも今一度 見たいと思える映画であったと思う。
お又のおじさん。。
クレしん映画で異大なる?感動編といえば
「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」と
この「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」があるが
私はこっちの話が大好きだった。
「お又のおじさぁ~ん♪」としんのすけに呼ばれていた
“鬼の井尻”こと井尻又兵衛の雄姿を今も思い出す。
オリジナルが描いたことを、あまりにも変えなければ
実写版にしろ、それなりの作品が出来るという好例。
クレしんアニメ版の話の素晴らしさを損なうことなく、
お下劣ギャグを封印し^^;歴史ファンタジーに仕上げた。
ほぼ同じ流れであるのと同時に、感動する拠点も同じ。
あとはキャストが上手くハマるかどうかだったが、
草なぎ・新垣・大沢をはじめ、皆良く頑張っていたと思う。
歴史ファンタジーとはいえ、戦国時代の武士の生き様、
姫ら女性達の描き方、リアルな合戦シーンなども、
こんなに豪華にしましたよ!感を感じないのが嬉しい。
戦いの派手な描かれ方(爆)に慣れている昨今では、
この戦争がまるでままごとに見えるシーンもあるだろう。
時間がくれば停戦し、合間にご飯を食べる余裕もある。
小国同士の争いを実写だからと大きくしないのがいい。
秩序に守られた攻め方と退き方の描き分けもリアルで、
いかに早く相手の首を獲るかが決め手となっているが、
最後は意外な展開が訪れる…。
最近アニメ版がTV放映されたが(また見てしまった^^;)
やはりオリジナルの力を抜いた描き方はさすがだった。
そして(これを言っちゃあ…だけどx)又兵衛と、特に
廉姫の凛とした佇まいは、実写版では到底かなわない。
でも。
これはこれで、いい話に仕上がっているうえ、原作を
まったく無視しない作り方が愛に溢れていて清々しい。
原作者の急死が悔やまれるが、
こんな風に実写化する監督は貴重な存在かもしれない。
(ひまわりとシロ役も観たかったなぁ~風間くん達も~)
悪くはないけど
悪くはないけど良くもない、普通の邦画…
たぶん原作が、「あのしんちゃんが」「基本的にギャグなのに」っていうギャップの上に成り立っている悲恋だから、そこだけ切り取ってもメリハリに欠け、何のヘンテツもないタイムスリップ時代劇モノになってしまっているのだと思う
直前にみた同じ子役が出てる映画では号泣したのに、やや感動はあったけどこっちではちっとも泣けませんでした。
大沢たかおはかっこよかったです。草薙剛は演技はともかく「強い武士」の異名があるほどの迫力がやや足りないかな、と思った。
あと、もうちょっと現代人ならではの活躍やエピソードが欲しかった。そこそこ長いのに内容に物足りなさを感じる。
純粋!
結末はBALLADなので予想できました。でも、ハンカチが手放せないくらい泣いてしまいました。
ワイルドな草なぎ剛や凛とした新垣結衣、相変わらず格好良い大沢たかお、など…キャストは申し分なく楽しめました。特にワイルドつよぽん、最高です☆
戦いのシーンは物足りなさを感じました。でも、きっと戦国時代の小国の戦は精鋭武士だけじゃ人手不足で様々な人が緊急召集されてがむしゃらに戦ってたのかな?とも思えました。
真一をはじめ現代のモノが戦国時代に干渉した時のリアクションがとても純粋で楽しめました。又兵衛の25年間生きてきた〜にも笑えました。
戦国時代の不自由な中の純粋な生き様に心打たれ、悲恋の結末なんですがすごく羨ましく思えました。
エンドロールもまた泣けます。
感動!
最初の真一の夢のシーンから、引き込まれました。
私が特に感動した場所は、「生きて帰ってきたなら、共に生きよう」のとこです!
たぶん、どちらも生きて帰ったとしても(その願いは無理だろう)と思っていたんだと察します。
それでも、希望を捨てずに二人とも打ち明けれて良かったと思いました。
ただ、クレヨンしんちゃんでも見ていたので、若干ネタばれを感じましたが仕方ないことですね。。。
やっぱり、又兵衛は死ぬんですね。。。
あそこは悔しいです・・・。
廉姫がかわいそうでなりません。
うーん。。
原作を知らないのですが、この映画だけ見た感想では「想像より良い」という
感じでした。
ターゲットがどこなのかイマイチですが、「誰もが泣ける映画」というなら
泣けるシーンにもう少し時間かけてほしかったなぁという感じ。
お父さんが「春日という名前は(現代では)残っていない」と言っていたけど
車のナンバープレートが「春日」になっていてアレ??でした。
地名では知らないという意味だったのかな?
やっぱ…ツヨポンらしいエンドなのね。
ツヨポンってどの映画でも女優さんとハッピーエンド迎えることが
今まで無かったので…この作品はどうかな?って思ってたんだけど…
やっぱ、そう来ましたか(^_^;)
タイムスリップする少年が勇気が無いって悩んでて…
あの戦争を経験したことで勇気が持てる子に成長したのだろうか?
この作品はクレヨンしんちゃんのリメイクって皆が知ってることだから
ストーリーも何となく見る前から分かってるってことで
良いのかしらね?
確かに普通の家族が戦国時代に行っても(自衛隊じゃないんだから…)
実際、具体的には何も出来ないよね。
戦国時代に生きてる方々の現代の品々に驚愕する演技には
笑っちゃいました。
あと…大沢さんがカッコ良かった(^^♪
寝不足で劇場に行ったのに途中寝なかったので
面白い作品なんだろうな…とは思いました。
奇跡の時間
新垣結衣プロモーションとしてはいい
表情もいいきいきして、はっちゃけた感じも初々しい。
大沢たかおもカッコいい、甲冑姿は凛々しいし所作も堂に入る感じ。
草なぎ剛は侍大将の衣装だから、映像栄えはしないものの
武骨清涼感(生き様も)があり殺陣も良かった。
合戦シーンの弓矢の描写や、接近戦の見せ方も緊迫感があり映像に引きつけられました。
(クルマが出てくる合戦シーンは緊張感ナシですが)
真一が、偶然助けたことにより生かされた草なぎと、新垣が想い合うことが可能となった時間を『奇跡の時間』と考える新垣の言葉で、最後に草なぎが倒れた意味が理解でき、居なくなってしまったことにも救いがありました。
ところで、B5版チラシ(劇場によく置いてあるもの)をもらったのですが、ここにあらすじが、映像で1時間分記載されています。
ポイントとなる部分を、興味をもたせる書き方ではなく、結果そのものが記載されていまして、『隣国暴君が姫をもらい受けたい、断れば戦になるがどうする?』普通、後は“見てのお楽しみ”ですが、続きが書いてあり『真一の両親からの情報で断り、戦になる』との記載、ここで、両親が戦国時代に来て、戦になることまで記載済み。
また、最後には『バラッド=殆どが悲劇的結末』との表記もあり(音楽家には常識なのでしょうけど)、観客には物語が、どっちに転ぶかを考える楽しみは残されておりません。
加えて、映画本編でも現代にいる両親が『史実によると、自分たち一族が戦で功績をあげるから、戦国時代に行けるんじゃないか』と語るシーンがありますが、この時点で両親、戦に関わり活躍することは決定で、ここでも先に結果を示唆しており、伏線じゃなくて暴露、家族が参戦するかどうか、葛藤があるのかないのか、観客に考える楽しみはありません。観客に戦いを期待させる効果狙いで語るにしてもそれなら、すばらしい戦いをしてほしかった。
いつも情報入れないで観に行くので、チラシ読まなきゃ良いのですが、チラシがここまでネタバレだとは思わないもので(予告編はたまにネタバレありますが)、自分の修行が足りません。それから、チラシ普通に2回折りたたむと、新垣さんの口元が“あひるくちびる”に見えるように作ってあって楽しめます。
カワイイ。
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